【校長のつぶやき】小田原市パワーアップ研修(令和4年6月23日・木)

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 小田原市では、「教育実践の工夫改善に積極的に取り組んでいる意欲ある若手教員に対し、学校訪問による個別的な研修を実施し、一層の指導力向上と教職に対する情熱を高める。」ことを目的として、パワーアップ研修という研修を実施しています。
 本校でも、該当しそうな教員に教頭を通して声をかけたところ、「受けます。」とやる気に満ちた回答だったので、私の方から受講者として推薦をしました。
 年間5回の研修を受けることになっており、本日がその1回目でした。市教委からは研修相談員さん(元校長先生)が来校され、授業を参観されたうえで、今後の研修の在り方も含めてご指導をいただきます。授業者自身が設定した個人テーマは「『主体的で対話的な深い学び』になるような授業づくり」です。
 私も一緒に授業を参観させてもらいました。4年生の国語で「一つの花」の学習です。子供たちが自分たちで解決したいという読みの課題をいくつか設定し、その課題(めあて)に向けて、毎時間、授業を展開しています。今日のめあては、「お父さんはなぜ忘れ去られたコスモスをゆみ子に渡したのか。」でした。子供たちは、意欲的に挙手をし、自分たちの考えを発表をしています。友達の発表にも、うなずいたり、「なるほど」「うーん」「いいと思います。」など、よく反応しています。友達の発言がわかりづらいときは、他の子が「こういうことを言いたいんじゃないかな。」とフォローする場面もありました。「教科書の○ページの何行目に、〜と書いてあるから、〜だと思います。」根拠を物語文の叙述に求める発言も聞かれました。友達の発言に対して、「それってめあてとずれていないかなぁ。」と指摘する子もいました。本当に多くの子が自分から挙手をして発言をしていました。鍛えられていることがよくわかります。
 個人テーマになっている「主体的で対話的な」というのは、ある程度できているように感じました。課題は「深い学び」となるためには、子供たちの対話をどのように関わらせ、より深い読みになるようにはどのように授業構成をすればよいかということでしょうか。ベテランの教員でも難しいことです。
 授業後、研修相談員さんからもたくさんの助言をいただいたようです。その後、私のところにも尋ねに来たので、私なりに思うことを話してみました。助言を受けて、「そういうこともできそうですね。やってみたいと思います。」という授業者の前向きな言葉が、とても印象的でした。本校には頼もしい若手教員がそろっていることを改めて感じました。
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
学校行事
7/1 プール清掃(6年)
7/4 あいさつ運動

お知らせ

学校だより

給食だより(食育だより)

給食献立予定表

下校時刻予定表

PTAだより

HP掲載資料

国府津小学校グランドデザイン

学校ボランティアだより