【校長のつぶやき】「美しい心」を求めて(令和4年6月20日・月)子供の時、多かれ少なかれ落書き等のいたずらをして怒られた経験は、多くの大人にもあるのではないでしょうか?(「ほとんどない」という方もいるかとは思いますが…。)もちろん私はいろいろとあります。どんなことで怒られたかは、ここでは触れませんが…。 私から子供たちには、「そのようなことを繰り返しながら、大人になっていく。こういうことをするとなぜいいけないのか、相手がいる場合はその相手がどんな思いをするか、そういうことを考えられるようになって、やっていいこと、悪いことを学んでいく。問題は、怒られることを避けて、うそをついたり、ばれないようにごまかしたりすることで、モヤモヤした気持ちをもち続けること、ばれないかなとおびえながら毎日を過ごすこと。そんなモヤモヤした気持ちは、『美しい心』って言えるだろうか?」という話をしました。子供たちは、「『美しい心』とは言えない」と答えてくれました。さらに、「できれば、自分がやったことを素直に認め、これからどうしたらよいか、元に戻せるものであればどうしたら元に戻せるかということを考えられるようになってほしい。」とも話しました。 以前からあった落書きもあるようなので、もしかするとすでに卒業した子たちが書いたものかもしれません。ただ、内容的に、明らかに今年度、書かれたものもあります。できれば、自分から認められるのが理想ですが、犯人探しが目的ではないので、誰も名乗り出てこなければ、それも仕方がないかなとも思っています。でも、今回の件を通して、自分自身を見つめ直し、今後、どうあったらよいのかを考えられる子に育ってほしいと強く願っています。本校の学校教育目標の一つである「美しい心」をもった子に近づくことを信じて…。 |
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