【校長のつぶやき】ICTの活用(令和4年6月13日・月)ヒアリング後、校内の授業の様子を参観したいというご希望があったので、5校時目の授業をご案内しました。急なご希望だったので、「ICTを使っている授業とは限りませんよ。」とお話をしましたが、「それでもかまいません。教員の研修を企画することはあっても、子供たちの授業の様子・雰囲気を直接見る機会が少ないので、どのような授業でもよいのでぜひ見させてほしい。」とのことでした。 すると、まず5年生の家庭科の授業で、子供たちがクロームブックを開いて、調べ学習をしている場面に遭遇。温サラダを作るにあたり、どのような野菜が材料として適しているか、材料として取り上げたい野菜を検索していました。「クロームブックを使っても使わなくても、どちらでもいいよ。」という指示でしたが、多くの子が使っています。私が、校内の授業を見て回っているときも、この学年はクロームブックを使用している場面に遭遇する確率が最も高いです。 続いて、4年生。社会科の学習で活用し始める場面に出会いました。検索機能を使ってネットで調べる児童もいましたが、撮影機能を使って教科書や資料集のページを画像として取り入れている児童もいました。発表の時に活用するのでしょうか? 授業者には何の予告もなしに、業者の方をご案内しましたが、2クラスもICTを活用している授業に出会えて、内心ホッとしました。先生方、いろいろな場面で活用されているのですね。 そして、今日。県外出張から帰って4日ぶりの学校です。たまっていた文書やメールもたくさんあったので、文書処理をしたり、メール対応をしたりで、半分の学年・学級しか回ることができませんでした。そのような中、6年生の外国語の授業で、クロームブックを活用している場面に出会いました。外国のことを調べて、スライドにし、英文も入力して、英語で紹介しあうという高度な授業です。調べたい国ごとにグループを作り、紹介したい内容に合う写真をネット上で見つけ、スライドにし、さらに紹介する内容を英語で表現していました。それを大型テレビに映し出し、みんなの前で英語で紹介していました。ちょっとしたプレゼンテーションです。 このような感じで、子供たちは、単にネット検索だけでなく、いろいろな活用の仕方を学んでいくのでしょう。「ICTの活用」という視点であらためて授業を見直してみると、授業者の努力・工夫、そして、子供たちの習得のすごさを感じさせられました。 |
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