【校長のつぶやき】県外出張…群馬へ(令和4年6月9日・木)

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 今日から一泊二日で群馬県の高崎市に来ています。「関東甲信越地区小学校長研究協議会」という研究協議会に小田原市から二人の校長が出席することになり、私がそのうちの一人となりました。学校に行かないということに、個人的には寂しさがありますが(職員はのびのびとしているかもしれませんが)、先ほど、学校に電話を入れたところ、大きな事故もなくということでホッとしています。
 先日、1年生から「校長先生は勉強しなくていいからいいね。」と言われてしまったので、「校長先生も勉強しているよ。」アピールで、今日の「校長のつぶやき」は県外出張に触れます。関東甲信越の一都九県から集まるので、1日目は午後から、2日目は午前中いっぱいという日程です。
 今日のメインは講演会でした。パラリンピックにも帯同された技師装具師の臼井二美男さんと現役パラ陸上選手の手塚圭太さんのお話が聞けました。演題は「障がいのある人ほどスポーツを〜パラリンピック東京大会を迎えて〜」です。技師装具師になられた過程やスポーツ義足の開発、義足を装着してのスポーツ指導を通しての障がい者との交流などのお話でした。足を切断することになってしまった方たちが義足を装着してスポーツを始めたことで、希望を見いだし生き生きとされていることを伺い、障がい者自身やその周囲にいる者の思い、感情、考えなどに対する自分の見方を今一度、見つめ直してみました。義足を利用している手塚さんが小学校に講演に行った時に、小学生から「かわいそうな人なんですね。」と言われたそうです。その時、手塚さんは、「かわいそうな人ではない。足が悪いから義足をつけているだけだよ。」と答えたそうです。手塚さんは、「きっとその子の親など、周りの大人がそういうふうに言っているから、その子がそう言ったのだと思う。もっと自分のような障がい者に直接会ったり話したり、義足を触ったり、…というような体験を通して、障がい者の思いを直に感じてほしい。」とおっしゃっていました。臼井さんも、「教科書も大事だけど、直接、体験するような場を大事にしてほしい。学校で子供たちと直接お話ができる場をつくっていただければ、なるべく出向くようにしたい。」ともおっしゃっていました。昨日の「校長のつぶやき」でも「体験」の大切さに触れましたが、今日もまた違った視点から「体験」の大切さを感じました。
 インクルーシブ教育といって、障がいの有無にかかわらず、みんながなるべく同じ場で教育を受けられる場を大事にすべきということが、近年、強調されています。もちろんすべて同じがいいというわけではありませんが、共に生きる共生社会をめざし、障がいへの偏見をなくすためにも、そのような場を大事にしていきたいものです。
 うまくまとまりませんが、今日の講演でいろいろなことを考えさせられました。
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