【校長のつぶやき】田んぼで貴重な体験(令和4年6月8日・水)

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 本日、5年生が田植え体験をさせてもらいました。私も3クラス分(3回)、田植え体験をさせてもらいました。5年生の社会科では、「稲作」について必ず学習することになっています。私はこれまで、担任で4校、管理職で4校の計8校に赴任しましたが、私にとって田植えの体験ができる学校は、本校が3校目です。学校のすぐそばに田んぼがあること、そして、その田んぼを小学生のために提供していただけることが、体験できる条件です。10月には稲刈り体験もさせていただく予定です。
 田植え体験や稲刈り体験を通して、農家の方の苦労や工夫に共感することができるかもしれません。以前は手で田植えや稲刈りをしていたけれど、こんなに腰をかがめて苗を植えたり稲を刈ったりということを続けていたら体がきつい。だから、今は機械を取り入れている。でも、田植えをする機械や稲刈りをする機械を購入するだけでもすごくお金がかかりそう。自然の環境によって、豊作の時もあれば不作の時もある。パンや麺類を食べる人が増えて、お米を食べる人も減ってきているのでは?お米を作ることで、元は取れるのかな。品種改良をして、よりいいお米が作れるよう工夫しているのだと思う。他にも、いろいろな工夫をしているのでは…?
 このような日本の農業の現状や農家の方の工夫や努力を5年生の社会科で学習しますが、机上の学習だけで進むより、体験を取り入れた学習を展開することで、農家の方への共感、農家の方の立場になって考えるといったことがしやすくなるのではないかと思います。調べていく過程で、お世話になった農家の方に聞いてみるという学習も可能になるかもしれません。直接、そのお仕事に携わっている方の声は、教科書や資料集に掲載されている方の話より、身近に感じるとともに重みをもった言葉として子供たちに響くこともあるでしょう。
 そのように考えると、このような体験の場を提供していただけることは本当にありがたいことです。地域のありがたさとも言えます。
 このような学習の場が、他の教科、他の学習でも充実していけると、子供たちの学びも豊かになるのではないかと思っています。今後ともご協力、よろしくお願いいたします。
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