【校長のつぶやき】社会を身近に…(令和4年5月18日・水)

画像1 画像1 画像2 画像2
 2校時目、初任者・実習生とともに、6年生の社会科の授業を見ました。
 今日は、税金の学習です。「みんなは税金を払っていますか?」の問いに、「払っている。」「払ったことない。」「消費税を払っているじゃん。」「消費税って何?」「修学旅行のお土産を買った時に払ったよ。」「えっ、払っていないよ。」「そもそも税金って何?」6年生の子供たちは次々と発言をしていきます。「税金」という言葉、何となく聞いたことはあるけど、実はよく知らない。これが6年生の実態だといえます。社会科の学習は、社会の出来事をいかに身近なものとしてとらえ、その出来事が抱えている問題に気付き、よりよい社会の在り方を考えていけるような流れが大事になってきます。消費税を話題として取り上げることで、買い物経験がある子供たちは一気に身近なものとして税金のことを考えようとします。
 「消費税って何%か知っていますか?」…知っている子もいれば、知らない子もいます。「10%、物によっては8%」「出た、割合だ。」「去年、算数で勉強したね。」「100円のものを買うと消費税は10円。1,000円だと…?」「100円の消費税で、全部で1,100円。」「税金が高いと思う子?」…多数の子が挙手。「ちょうどいいと思う子?」…数名。「安いと思う子?」…0人。
 「税金の集め方や使い方を調べます。その前に予想をしてごらん。」子供たちはノートに予想を書きます。その後、周囲の子と意見交換。自分の考えを積極的に述べていました。そして、教科書と資料集をもとに調べます。みんなに身近な教育に使われていること、健康や安全に関することやお年寄りや障がい者に関すること、道路の整備などに使われていることなどがわかりました。そして、集め方も…。
 ここで、再度、税金が高いと思うかどうかを尋ねると、「高い」と思う子が減っていました。こういうことに使われているならば、もう少し税金を高くしてもいいということでしょうか?この次の時間、もう少し、税金のことを学習することになりました。
 初任者や実習生は、板書の仕方(黒板に教師がどのように書くかということです)、ノートの書かせ方、相互指名など発言を子供同士でつなぐ仕方など、いろいろなことを学んだことと思います。このような授業技術に加え、社会事象をいかに身近なものとしてとらえさせるかということの大切さも感じ取ってもらえたらなと思いながら、授業を見ていました。
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
5/19 眼科検診(全学年)
5/23 スポーツテスト(4〜6年)
5/24 スポーツテスト(4〜6年)
5/25 児童代表委員会(長昼休み・清掃なし)

お知らせ

学校だより

給食だより(食育だより)

給食献立予定表

HP掲載資料

国府津小学校グランドデザイン

学校ボランティアだより