校長室だよりさて、2月3日は冬と春の季節の分かれ目である節分でした。本校でも子どもたちの無病息災を願い、給食で「福豆」を食べました。(写真右) 我が家でも福豆を食べましたが、さすがに年の数の豆を食べるには胃腸に負担がかかりますので、1粒を10歳分に見立てて食べました。他にも「恵方巻き」といわれる太巻き寿司や「節分そば」も食べました。私が子どもの頃の節分では、食卓に巻き寿司やそばが載ることはなかったのですが、チラシやCMで目にすることもあり、いつの間にか食べるようになりました。 考えてみると、年末の年越しそばに始まり、正月のおせちや三日とろろ、七草がゆ、鏡開きの汁粉など、私たちは「節目」に特定の食べ物を食べることが多いようです。 私たちは、「食べる」ことを通して健康でいられることを願い、平穏に過ごせることを願っているのかなと思います。 ところで、毎日特に考えることもなく当たり前のように食べていましたが、先日行われた市の学校給食会の講演でいただいた塩分チェック表をつけてみると、塩分の取り過ぎであることがわかりました。家族からの注意を受け入れ、麺類のスープは少しだけ飲む、醤油やソースは少なめにするなど実践することにしました。 食べる上で「願う」だけでなく「考える」ことも大切にしていかなくてはいけないと自省するとともに、学校でも給食を中心に家庭科や生活科、総合などで「食」についての学習をこれからも大切にしていかなくてはいけないと改めて考えさせられました。 |
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