学校での子どもたちの様子をお伝えします。

「はやぶさ2」その後

「はやぶさ2」その後

 週初めの20日(月)に、11月30日に予定されている小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げで使用するH2Aロケット26号機の機体主要部分を飛島工場(愛知県飛島村)で公開したとの報道がありました。

 僕は前回の「はやぶさ」に非常に興味がありまして、「どっかいっちゃった」とか
「エンジン停止」とかこれまで新聞に載っていた小さい記事も読んでいたんです。
「イトカワ」で砂を取ったこともすごいことだけど、「帰還」したことがとてもうれしかったのです。「はやぶさ」にはもちろん魂はないんだけれど、人間がそれを使って「人智」というものの凄さを見せ付けてくれたと思うんです。

 「はやぶさ」は2003年に打ち上げられ、7年ぶりに還ってきました。その間、故障等多くの困難にみまわれ、一時は行方不明になったのですが、人間の知恵と工夫で奇跡の復活、携わる人々の考えられる全ての機転と技術を工夫と知恵に変え、粘り強い運用と管理で乗り切ったことは、ただただ、すごいの一言です。

 「はやぶさ2」は来月30日に種子島から打ち上げられるのですが、予定通りにいけばC型小惑星に到着するのは2018年半ばで、1年半ほど小惑星に滞在して2019年末頃に小惑星から出発、そして2020年末頃に地球に帰還する予定だそうです。

 様々なアクシデントも起こりうるのでしょうが、絶対何とかするという一念は「あきらめない大切さ」、そして一人ではできないことをチームワークで解決する力は「執念」をも生み出すんじゃないのかな。是非、今回もそうであって欲しいです。

 これらを僕たちに置き換えれば、子どもの変化に気づかなければ始まりません。予見しなければダメですね。

 「心配していたことが起こってしまうのは三流、心配していたことは起きないのだけれど、予想もしていなかったことが起こるのは二流、一流の人は何も起こらない」とは、小惑星探査プロジェクト「はやぶさ」を完遂したマネージャーの川口淳一郎さんの言葉。
 一流にはなり得ないとしても、そこに近づく努力はしないとね。心配もしてないというのは論外です!

 「はやぶさプロジェクト」に比べて足柄小がやっていることはまだまだちっぽけなことですが、「最後まであきらめない」「死に物狂いの執念」は共通していてほしい。足柄小の児童・職員はこの「はやぶさ」から多くを学んでほしいんです。そして、今回のプロジェクトについてもその動向をしっかり見守っていて欲しいと思います。

 ところで、三菱重工飛島工場って名前がいいですね。いかにも飛んでいくぞとという感じで・・・飛島村、素敵な名前です。

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