時々暑い日がありますね。熱中症に気をつけながらがんばっています。

小田原の名産品

画像1 画像1
画像2 画像2
今日(12/14)の給食は「小田原献立」でした。まずご飯は小田原産の「キヌヒカリ」、「小田原っ子おでん」には小田原名産の練り物を使用しています。個人的なことですが、私は竹輪が好きで、焼きそばの具にしたり、パン屋さんに竹輪パンがあれば必ずと言っていいほど買ってしまいます。今日の給食に出た竹輪は、いわゆる一般的にスーパーなどで売られている竹輪と一味も二味も違っていたように思ったのは私だけでしょうか。もちろんどちらも美味しいのですが、給食に出た竹輪は、うまく言えないのですが「材料は魚なんだな」と感じるもので「小田原の竹輪はおいしいなぁ」と思ったのでした。先日テレビのニュース番組で、給食に一人一杯の蟹がつく学校が紹介されていて、「わぁ」と思ったのですが、この小田原産の竹輪も負けていないと思いました。子ども達には、小田原の竹輪(などの練り物)はおいしい!と誇りに思ってほしいです。蟹に比べるとやや地味な印象ではありますが・・・。
上の写真はおでんのおかわりに並ぶ子ども達。次は今日の給食について解説する担任です。(解説文は給食室から届きます)教室をまわると、「今朝もおでんだった。多分夜も・・」「おでんが残るとね、次の日のおかずにするけど、家族みんなの分にはちょっと足りなくて、また具を継ぎ足すと、また残って・・・」という「おでんあるある話」をいろいろな子がしてくれました。

カタウラサウルス来る!

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
学校日記でお知らせしていますが、11月30日に人形劇団ひとみ座の「9月0日大冒険」を全校で鑑賞しました。その際、3・4年生が事前のワークショップに参加したのですが、劇中で様々な恐竜を操作する役割を任されていました。事前に一人ひとり新種の恐竜も考えていて、そして、新種の恐竜「カタウラサウルス」も発見!(創作)していました。
公演の後、劇団の皆さんはお帰りになりましたが、カタウラサウルスはひとり(一頭)片浦小に残ることになりました。折角ですので校長室前に飾り(「飾る」以外の適切な表現はありますでしょうか?)ましたところ、1年生はもちろんのこと、上の学年の子まで、楽しそうにカタウラサウルスと触れ合って(遊んで)いて、なかなか面白かったです。カタウラサウルスの紹介文に鳴き声について書きそびれてしまったのですが、遊んでいる子ども達から「カター!カター!」という鳴き声が聞こえてきて、あぁ子ども達は劇の中の細かいところまでよく覚えているのだなぁと感心しました。この鳴き声も3・4年生が相談したようです。
原作は1989年に出版された本ですので、登場人物のつくりや表現などに古さを感じさせるところもありましたが、大きな大きな恐竜の人形や、子ども達を巻き込む演出など本当に工夫されていて、子ども達もすっかり夢中になっていました。とにかく恐竜が大好き!という人も多いので、大喜びだったと思います。
大きな劇場での鑑賞もよいのですが、こうして演者さんとの距離が近く、その迫力を直に感じられる舞台の鑑賞もいいものだなぁと思うのでした。

意欲の原動力は・・・

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
学校日記でもお知らせしていますが、今日11月27日に「金管委譲式」を実施しました。10月の運動会、11月のしおん交流会、PTAバザーでのオープニング演奏からの「金管委譲式」ということで、6年生にとっては、このひと月は金管バンド活動に明け暮れたといっても過言ではない毎日だったのではないでしょうか。さらには委員会活動もあるので、休み時間もあまりとれなかったのではないかと思います。切れ目なく練習に取り組んできたためか、今日の6年生演奏はとても立派で、聴きごたえがありました。最上級生としての自覚と自信を感じることができました。練習が嫌だという人もいましたが、それでも最後はきっちり仕上げてくるところが6年生です。
下級生たちは、まさに“固唾を飲んで”先輩たちの演奏を鑑賞していました。リズムをとりながらきいている子、曲にあわせて楽器の指使いをしている子、それぞれのスタイルで、先輩たちの最後の演奏をしっかりときいていました。子ども達の意欲につながるのは「自分もそうなりたい。あんなふうにやってみたい。」という思いや願い、そして憧れの気持ちであると思います。今日の6年生の姿から、そんな思いをもってくれたのなら嬉しいです。
さぁ、いよいよ今週から新しい金管バンドづくりが始まります。私たち職員も新たな気持ちで、子ども達の思いや願いの実現にむけ、活動を支えていきたいと考えています。

「片浦小学校区6つの心がけの店」が開店!

画像1 画像1
18日のPTAバザーでは、学校運営協議会委員の方も出店してくださいました。その名も「片浦小学校区6つの心がけの店」です!写真はその様子です。
今年度、学校経営の重点に「6つの心がけ」「おだわらっ子の約束」の実践を掲げており、学校運営協議会で、それぞれのお立場で実践を進めてほしいとお願いをしていましたところ、バザーでお店を出してくださったというわけです。

委員の方から子ども達に6つの心がけについて出題され、正解するとお菓子がもらえるという、なんとも魅力的なお店です。ステージを用意してくださり、さらには挑戦する時に出囃子をかけてくれるなど、場を盛り上げる工夫がたくさんされていて、こういう方法で広げていくこともできるのかと、大変勉強になりました。

事前に子ども達への挑戦状が配付されていましたので、前日には「6つの心がけ」を口に出して覚えている5年生の姿もありました。

当日は未就学のお子さんも挑戦をしていました。その場で覚えてくれたようです。今日面談をさせていただいたお子さんはバザーにも来てくれていたようで、面談の最後におうちの人から「感謝の心は?」と聞かれ、しっかり「ありがとう!」と答えていました。立派でした。

作品への”愛”があふれています

画像1 画像1
画像2 画像2
先日、1年生の教室の前におりましたところ、あるお子さんが、図工で作った自分の作品を見てほしいと言ってきました。ティラノザウルスでした。シチューの箱を顔に見立てて、目は何か王冠のようなものをつけて、頭でっかちな感じがまさにティラノサウルスでした。さらに、ティラノサウルスが食べるお肉まで段ボールを使って作っていました。実際に口を開けて肉を食べている様子まで再現してくれていました。お肉は「はじめ人間ギャートルズ」という昔のテレビアニメに出てくるようなものでした。(ご存じの方いらっしゃいますかね・・)ちなみに2枚目の写真ですが、黄色の矢印をつけたところは、ティラノサウルスの舌です。「においを嗅いでみて」と言われたので、そうしてみましたところ、ほんのり甘い匂いがしました。某メーカーのアーモンドチョコレートに入っているもののようでした。細部にまでこだわっています。
そうこうしているうちに、次々と自分の作品を解説してくれる人たちが現れました。みんな本当に自分の作品が大好きなんだなぁと思いました。作品への“愛”を感じました。全員の作品を紹介できずにごめんなさい。学校にお越しの際はじっくりとご覧いただき、ぜひ子供たちに語ってもらってほしいです。

「ありがとう」をいっぱいに。

画像1 画像1
学校日記でもお知らせしていますが、児童代表委員会を火曜日の長昼休みに開催しました。今回は「ありがとうを増やそう」がテーマでした。片浦小学校6つの約束のその3は「ありがとう(感謝の心)」です。
提案の内容とは少し離れてしまうのですが、こんなことを思いながら、話し合いを聞いていました。
例えば、友達が「いっしょにやろう!」(6つの心がけその5、助け合いの心)と声をかけて来たけれども、今、宿題をしなくてはならない、とか、委員会の仕事がある、とか、どうしても断らざるを得ない状況で、どう答えるか。「ダメ。無理」と答えるのか、それとも「(誘ってくれて)ありがとう。でも、委員会の仕事があるからできないんだ。また誘ってね。」と答えるのか。できれば後者であってほしいですよね。しかしながら、子ども達の表現力はまだ十分ではなく、上手に言うことはまだまだ難しい子が多いでしょう。日々の生活の中で、学んでいるところです。そんな子ども達に向けて、「ありがとう」を意識して声に出してみようと、話し合いの後に伝えました。まず「ありがとう」と言うことから始めたらどうだろうか、と思います。「ありがとう」から続く言葉はきっと優しい言葉になると思うのです。一方で「無理」という言葉は寂しさを感じます。たった2文字ですがとても強く響きます。ネガティブな言葉ほど強く相手に届くということを意識したいです。個人的に気になる言葉です。
さて、今日の話し合いでは、楽しい学校委員会の提案に対して「こうすれば、もっと楽しくなるかと思うので・・」という言い方で、意見を言っている学年があり、嬉しくなりました。そして、それを聞いた提案者の6年生が、「それはとってもいい意見なので、取り入れたいです」と答えていました。この対応も嬉しかったです。このように受け止めてくれれば、意見を言った“かい”があるというものです。
 私からはもう一つ、子ども達に「楽しい学校は自分たちでつくる」ということを伝えました(何度も繰り返し伝えています)。誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分でできることを考え、行動する。それが「楽しい」につながっていくと思っています。

ようこそ先輩!

画像1 画像1
画像2 画像2
今週の木曜日の朝の時間に、読み聞かせの特別企画として、いつも算数ボランティアで6年生の学習のサポートをしてくださっている力石さん(片浦小のご出身です)が、片浦小の校歌の歌詞のことや、小学生の時のことを5年生にお話ししてくださいました。(6年生に続いて2回目になります)
力石さんは昭和30年代に小学生だったとのことですが、当時は1学年2クラスで、1クラス40〜45人ぐらいの子ども達が学んでいたようです。授業参観の時などは、参観の方が教室に入りきらず、教室と廊下を隔てている窓を取り外して、ほとんどの方は廊下から学習の様子を参観していたとのことでした。
写真の校舎は昭和10年ごろのものですが、力石さんもこの校舎で学ばれていたとのことでした。力石さんのお話とは離れますが、学校の資料によれば、108年前の学校創立時は、根府川に本校舎があり、石橋と江之浦にも「分教場」として別の校舎があったそうです。分教場では1〜4年生が学んでいて、5年生以上の小学生や高等科の生徒は根府川の本校舎で学んでいたそうです。
力石さんに当時の給食の様子もお話ししていただきましたが、当時は今のような給食という仕組みはなく、保護者の方が輪番で、子ども達の食事を作ってくれていたとのことでした。ぶり、あじ、いわしなどの魚が出ることが多く、11月頃からは毎日のようにミカンが出されたそうです。しかしながら片浦地区では、どこのご家庭でもだいたいミカンを育てていたので、あまり有難くなかったとお話しされていました。片浦地区の漁業とミカン栽培の歴史を垣間見たように思いました。鯨の肉も多かったというお話に子ども達は驚いていました。私が小学生の頃も、鯨肉を使った料理が給食で提供されていましたので、世代間ギャップを実感しました・・。
最後に後輩たちに向けて「6年間は短い。楽しんでほしい。」「嫌なことがあるかもしれないけれど、ゆっくり寝て気持ちを切り替るといいのでは。そして、窓から相模湾を眺めれば、気持ちもすっきりすると思うよ」とメッセージがありました。何も考えずに、頭の中を空っぽにして、ぼーっと海を眺める時間があっていいですよね・・・学校ではなかなか難しいことでしょうか。現代社会は、音や文字や映像、頭の中を刺激する情報が多すぎるかもしれません。
「学校の7不思議はありましたか」と質問した子がいました。力石さんの答えは「なかったなぁ」でした。その子はちょっと残念そうに見えました。

潮風ニュース189号より「海とみかんの里鑑賞会を開催しました」

画像1 画像1
10月25日(水)の学校公開日に「海とみかんの里鑑賞会」を開催しました。この鑑賞会は片浦地区の自治会から支援をしていただいて開催しているものですが、コロナ禍で地域や保護者の方に参観してもらうことができていませんでした。今年度は運動会同様、児童だけでなく地域・保護者の皆さんにもご参観いただきました。
2022年の東京パラリンピックの閉会式にも出演されたポップバイオリニストの式町水晶(しきまち・みずき)さんをお招きして、バイオリンの演奏と講話をいただきました。
 はじめに「脳性まひ」という病気のことについてもお話くださいました。3歳で脳性まひと診断され、そのリハビリのために4歳でバイオリンを始めたこと、障がいがあるということで小学生の時につらいいじめにあったこと、様々な難しいことも「バイオリニストになる」という夢があったから乗り越えられたこと、そのお話一つ一つが、とても重いものでしたが、式町さんは終始笑顔でお話してくださいました。しかしお話の後半で「皆さんには大切な人はいますか?」と語られた後、ぐっと涙をこらえる姿がありました。実は、式町さんを小さいころから支えてこられた祖父の清美さんが、2日前に亡くなったと明かされました。子ども達には「私たちの命には限りがある。どんなに大切な人とも別れなくてはならない日は必ずやってくる。みんなにも大切な人がいると思う。その人との一日一日はかけがえのないもの。精一杯楽しんでほしい。大切にしてほしい。」とお話しくださいました。そして「人に優しくすることは大切なこと。でも何より自分のことを大切にしてほしい。そうすれば夢もかなうし、周りの人も笑顔にできる」ということもお話くださいました。
 この日、マネージャーでもある式町啓子さん(水晶さんのお母様)から、啓子さんの著書をいただきました。水晶さんの病気、障がい者への差別や偏見など、ご苦労が多かったからこそ、周囲への気遣いや人を思いやる優しさ、コミュニケーション力の高さ、豊かな感性などが水晶さんには備わったのだろうということがわかりました。こうした水晶さんの力を育てたのは、何よりも啓子さんが息子さんの力を信じ、何が彼にとって大切なのか必要なのかを考え、ともに行動されてきたからだと思いました。いただいた本は学校図書室に置きますので、ご興味がある方は学校図書室へどうぞお越しください。
 最後に、啓子さんのご著書「脳性まひのヴァイオリニストを育てて〜母子で奏でた希望の音色〜」(主婦と生活社)の一部を紹介します。
 そんな明るくて人なつこい水晶を見ていて、彼が生きていくうえでいちばん大切なのは、その「コミュニケーション力じゃないかな」と思いました。持って生まれた彼の優れた能力を、もっともっと伸ばしてあげたい。人と人との心が通じ合ったときに、お互いの心の優しさや慈しみが生まれて、人とのつながりが、これからの水晶を救ってくれるのかもしれない。そして、水晶もまた、たとえ障がいがあっても、誰かのために心をくだいて、人を助ける喜びを味わうことができるかもしれない。それは、強い希望の光のように思えました。
 多かれ少なかれ人と人との関わりの中で私たちは生きています。コロナ禍やSNSの普及により、他者との関係のつくり方が難しくなっている現代において、人とつながるということの意味、周りを笑顔にすることが自分の幸せにもつながっていく、ということを思いました。

「ちょっとの工夫」と「想像力」

画像1 画像1
画像2 画像2
学校日記でもお伝えしていますが、本校では初めての取組として、日本財団パラスポーツサポートセンター主催の「あすチャレ!スクール」に申し込み、車いす陸上のレジェンドである永尾先生をお迎えして出前授業を行っていただきました。
デモンストレーションで、永尾先生が車いす陸上で使用される「レーサー」を漕いでくださったのですが、間近出見るその迫力に、子ども達は圧倒されていました。
永尾先生からは「障がいとは何か」というお話がありました。その中で、「足が動かなくても『ちょっとの工夫』をすれば、スポーツもできるし、買い物もできる。足が動かないことが『障がい』なのではない。移動できないことが『障がい』なのだ」というお話がありました。障がいはその人の心身の機能によるものだけではなく、その人を取り巻く社会環境にあるということ(障がいの社会モデル)を、子ども達にわかりやすく伝えていただいたと思います。「インクルーシブ」な社会の構築に向けては、一人一人が不便さや不自由さを感じることがないよう、一人一人が、そして社会全体で、それぞれ少しずつ工夫をしていくというシンプルなことが大切なのだと改めて思いました。5・6年生がどのように先生のお話を受け止めたかはわかりませんが、こうして様々な方と触れ合い、お話をきくことは、子ども達の心の育ちにとって、とても大切なことだと考えます。
そしてこうもおっしゃっていました。「私はスポーツをしていることもあり、腕の力が強い。でも車いすを使う人の中には腕の力が弱い人もいる。その人の横にスロープがあったとしても『スロープがあるから大丈夫』と考えるのではなく『もしかしたらスロープが急で困っているかもしれない』『助けを必要としているかもしれない』と、想像力を働かせてほしい。『もしよかったら、車いすを押しましょうか』と声を掛けられる人になってほしい。困っている人がいたら助けようと思いあえる社会にしていこう」
永尾先生のお話は、片浦学区の「6つのこころがけ」のその5「だいじょうぶ?(思いやりの心)」につながっていると思います。少しの工夫ができること、他者への想像力、そして思いやりの気持ちを具体的に行動にうつしていくことが、みんなが安心して過ごせる社会をつくっていくのだと思います。

小田原市いっせい防災訓練に参加して

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
10月22日(日)は小田原市いっせい防災訓練でした。例年片浦地区では、4自治会がそれぞれの地域で開催されていて、今年度も本校では根府川自治会の訓練が開催されました。
根府川地区に住んでいる児童はもちろんですが、1名だけでしたが特認校制度で通学している6年生と保護者の方も「防災訓練は大切なので」と参加していました。
三角巾の使い方や簡易的な担架の作り方を教わったあとに、子ども達は消防団の車に乗せてもらったり、消防服を着させてもらったり、なかなかできない体験をすることができたようでした。この中から次世代の消防団が生まれていくのでしょう。期待したいです。
炊き出しのご飯は、昨年度は少しうまくいかなかったところもあったようですが、方法が改善され、おいしいご飯を炊くことができたようでした。子ども達だけでなく、私達職員も炊き立てのご飯をいただきました。ちなみにある子は持ち帰って「家でドリアにして食べた」ということでした。
最後の写真は市の配備職員の方の作業の様子です。大規模な地震があった際、校舎の安全が確保できない場合は、このようにして中には入れなくなります。大雨だったり、厚さや寒さが厳しかったりする日に地震が起こることもあると思います。自然は人間の都合などは考えてくれません。特に暑さが厳しい日に電気が止まったら本当に大変なことになると思います。

運動会のことばかりですが・・・

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
5時間目に2年生の教室を覗きましたら、運動会で自分が出る種目の走る順番だったり、踊りを踊る位置だったりを、担任が用意したプリントに書き込み、さらに、お家の人に向けての一言を書いているところでした。みな楽しそうに書いていました。
運動会の話ばかりで恐縮なのですが(学校は運動会の練習をしてるだけでは決してありませんが・・)、運動会まであと2日となり、子ども達が運動場で練習をしている様子を見ると、ついつい「手はもっと上に」とか「動くときはきびきびと」とか、口を出してしまいたくなる自分とたたかっている今日この頃です。(それでも口にしてしまうこともあり、子ども達は「急に何?」と思っているようですが・・)
6時間目の金管の練習で、担当が子ども達に「この運動会はゴールではなく、みんなにとっては道の途中。この運動会を通して成長してほしい。一生懸命取り組んでいる姿を来てくださる方に見せてほしい」という趣旨の話をしており、その通りだと思ってきいていました。
演奏のうまい下手よりも、精一杯取り組む姿、一生懸命頑張っている姿が見たいと思うのは、自分のエゴなのかと思うこともあるのですが、やはり期待したいのです。
練習の休憩の時に「明日の昼休みに『新時代』の練習をしよう!」と声を掛け合っている5・6年生がいました。(前日ですが!頑張って!!)「(今日の様子から)自分の練習が足りないな・・、練習しなきゃ!」という気持ちを、一人でも多くの子にもってほしいなぁと願っています。それは自分の状況を客観的に評価する「メタ認知」ができているというだと思っています。

成長もあれば、まだまだなこともきっとあります

画像1 画像1
画像2 画像2
学校日記でもお伝えしていますが、今週末に控えた運動会に向けて全体練習を行いました。かつて私も担任をしていた時代があるのですが、その頃は、1カ月近く前から、かなり時間をかけて練習していました。私自身は子どもの頃も含めて運動会の練習が割と好きなほうで、運動会前の時期は楽しかったと思い起こします。(楽しくなかった子もいると思いますが・・・ごめんなさい)。
しかし最近では、教育内容の増加もあり、児童や教職員の負担を軽減するために、学校行事の在り方も見直しを図らざるを得ない状況です。それは本校だけでなく全国的な動きで、運動会も例外ではありません。これまで1日かけて運動会を実施していた学校も、半日日程にしているところが多くなっています。また、熱中症対策もあり、練習する時間を限定し効率的にできるよう取り組んでいます。
令和5年8月に出された、中央教育審議会初等中等教育分科会・質の高い教師の確保特別部会における「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)」の中で、学校行事の在り方について触れられています。「(学校行事に関しては)学校としての体裁を保つためのものや前例のみにとらわれて慣例的に行っている部分をやめ、教育上真に必要とされるものに精選することや、より充実した学校行事にするため行事間の関連や統合を図ることなど、学校行事の精選・重点化を図ること」とされています。
運動会についての職員会議の際には、「それは本当に必要か」という視点で内容を精査してほしい、とお願いをしました。結果として、例年と大きな違いはないのですが、「熱中症の心配もあるので児童には無理をさせない」「児童も職員も楽しくできるようにしてほしい」ということを職員には伝えました。

さて、本番まであと3日。素晴らしい成長も見られると思いますし、上手くいかないこともあると思います。成長したことは認め、どうすればもっと良くできたのかを考え次に生かせるように指導していきたいと考えています。そうしたことを含めて、子どもたちの活躍に温かい声援を送っていただきますようお願いしたいと思います。

教室は(    )ところだ

画像1 画像1
昨年度、今年度と、始業式に「教室はまちがうところだ」の詩を抜粋して子ども達に話しました。そして、
1 新しい教室で、失敗や間違いをおそれずに、いろんなことに挑戦してください。失敗は怖くない。本当に怖いのは、失敗することを怖がって、何もしないでじっとしていること。
2、友達の失敗や間違いを笑わずに、ああでもない、こうでもないと考えて、そして、ああしたらいい、こうしたらいいと工夫して、友達や先生と一緒に、よいクラスを作っていってほしい。
と話しました。

今日の終業式では、「教室は(   )ところだ」の(   )は何という言葉だったか、子ども達に問いました。何人か手をあげてくれて「まちがう」と答えてくれました。

そしてそのあと、次のように続けました。
「友達や先生と一緒によいクラスを作る」。皆さんは、よいクラスを作るために、自分から何かできましたか?人がやってくれることを待っているだけはなかったですか?誰かに助けてもらったら、「ありがとう」と言えましたか?

できたよ、という人もたくさんいると思います。でも、できなかったよ、できない時もあったよという人もいるでしょう。人が嫌がることをいっちゃった、うまくいかないことを人のせいにしちゃった、困っている人がいても見て見ぬふりしちゃった、 なんてこともあったのではないでしょうか。 嫌がることを言う、見て見ぬふり、人のせいにする、自分がよければそれでいい、そんな学校では誰も幸せになりません。 それは「自分だけが主人公」の学校です。

もし、4月から、クラスのみんなのために、学校のみんなのために、自分は何もしなかったな、できなかったなと思う人は、今日から、少しだけでいいので、自分の行動を変えてみる努力をしてください。

自分から挨拶をする、人の話をしっかり聞く、誰かがうれしそうにしていたら「よかったね」と一緒に喜ぶ、困っている人がいたら「手伝うよ」と言う。良くないことをしている人には「やめよう」と言う。どんなことでもいいです。少し自分の行動を変えて、自分ができそうだ、と思うことをやってみることです。「やめよう」と言うのは勇気がいることです。この学校にも、そうした勇気を持っている人がいることを、私は知っています。でも、まだまだ少ないと思います。その人に言えなかったら、先生に言ってください。ほんの少しの勇気をもってください。何度もお話しますが、楽しいクラス、楽しい学校は周りの人がつくるのではなくて、自分が作るんです。それが「一人ひとりが主人公」ということです。
前期は今日で終りですが、まだ1年の半分です。半分も残っています。大切なのはこれから。 後期、失敗やうまくいかないことがあったら、助け合って一緒に解決しましょう。 よくできていることは、ぜひ続けて、もっといいクラス・学校をつくりましょう。まだまだこれからです。

保護者、地域の皆様にはこの半年の教育活動へのご理解とご協力ありがとうございました。後期からも引き続きよろしくお願いいたします。

しおかぜ級の教室から

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
しおかぜ級のお友達は粘土で何かをつくることが大好きで、そして得意です。
写真はその作品の一部です。
1枚目のタイトルは「ヤミルンルン」2枚目は「青鬼アイス」3枚目は「粘土」4枚目は「ロボット」です。「ロボット」にはリモコンもついています。「ヤミルンルン」というのはアンパンマン(バイキンマン)に登場するキャラクターのようですね。初めて知りました。

制作の過程をみていて思うのは、その子が純粋に、自分の作りたいものを作っているということです。上手につくろうとか、誰かに見せて褒められたいとか、そうしたことを考えていないように思います。そして、自分が納得できれば、ためらいなく壊してしまうこともあります。とても潔いです。時々職員が手伝うこともあるのですが、その子の納得が得られないと、あっさり「却下」されます。厳しい基準があります。小さな芸術家だと思います。
この写真は廊下にもはっているのですが、いろいろな学年の子が写真を見て感心しています。

笑顔に安心

画像1 画像1
先日、1年生の教室を覗きましたら、音読の発表会をしていました。「おむすびころりん」の発表でした。以前、皆で声をそろえて音読している様子を覗いて見る機会があったのですが、その時から、軽く節をつけたり、体を動かしたりしながら、楽しそうに音読していましたので、音読が好きな1年生だなと思っていました。今日の発表でも、動作をつけたり、声色を変えたり強弱をつけたり、それぞれに工夫があって楽しく、担任と一緒に大笑いしてしまいました。
7月からずっと暑い日が続いており、特に坂を登ってくる登校時には、挨拶するのもやっとで、少々機嫌が悪そうな子もいるのですが、それでもこうして笑顔で学習に取り組んでくれているので、ほっと安心する今日この頃です。
しかしながら上の学年になるにつれ、いつも笑顔で、というのもだんだん難しくなるかと思います。今年度の児童会テーマは「笑顔と思いやり」ですが、少しでも子どもたちの笑顔が見られるように、子ども達と一緒に取り組んでいきたいと思います。

Help me!

画像1 画像1
3年生の「表とグラフ」の学習を参観しました。図書館で貸し出した本の冊数をまとめた表について考えていました。
まず、月ごとに何冊かりたのか、4月、5月、6月の表をもとにそれぞれの月の合計を出しました。
次に、月ごとの表と、本の種類(物語、図鑑など)ごとの表をあわせた、いわゆる「二次元表」という新しい形の表について考えていきました。(説明が拙く恐縮です)
この二次元表というのがなかなか難しく、3か月の合計で何冊貸し出したのか、答えが2つ出ました。どうしてそういう答えになったのか、同じ答えが出た人が合同で説明しようとしましたが、なかなか説明も難しく、皆がすっきり「わかった!」というところまでいきませんでした。続きは次の算数に持ち越しです。
それでも子どもたちは、途中で自分の説明が詰まってしまうと「Help me!」と友達の助けを求めるなど、何とか考えようとする姿がありました。そして、わからないことや、悩んだことは「わからない」「悩んでいる」と言える姿もありました。そうした「わからない」「悩む」「困った」という思いから学習はより深く確かになります。そうした言葉を素直に言えて、周りもしっかり受け止めて共に解決しようとする学級であってほしいと思います。
この二次元表のように、大人にとっては簡単に思えることも、子ども達には難しいものだということを頭において、私たちは子ども達とともに学習に取り組んでいきたいと思います。

「マーチングバンド箱根21」の皆さんと一緒に

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
昨年度から保護者のボランティアの皆様に、金管バンド活動の練習にご協力いただいています。さらに今年度は、片浦小学校の元職員である橘田先生に、金管タイム等の指導を継続的に手伝っていただいています。橘田先生だけでなく、保護者の方のつながりで、ゲストティーチャーをお呼びして、子ども達の技術の向上を図っています。たくさんの方と出会って、アドバイスいただいたり励ましていただいたりすることは、子ども達にとって、とても貴重な機会だと思っています。感謝申し上げます。

そのような中、橘田先生がご指導されている「マーチングバンド箱根21」という箱根町を中心に活動するマーチングバンドが、9月9日(土)に本校の体育館で練習することとなり、本校の子ども達も一緒に練習に参加しないかと声をかけていただきました。
台風の影響も心配されましたが、本校からも3名の児童が参加し、歩き方の練習をしたり音出しの練習をしたりした後、一緒に「千本桜」の練習をしました。橘田先生に本校の金管バンドで練習している曲をお伝えしたところ、「千本桜」と「新時代」の練習を始めてくれたとのことでした。一緒にできる曲があると楽しいですね。初めて会った人とも言葉がなくてもつながることができる。それがまさに音楽のすばらしさだなと思います。今回は3名と少ない人数ではありましたが、参加した片浦小の子にとっては、いわば「武者修行」のようなものになったのではないかと思います。

なお、「マーチングバンド箱根21」は箱根町、小田原市の小学3年生から中学3年生で構成されていて、地域の夏祭りのステージで演奏したり箱根の大名行列に参加したりなど幅広く活動をされているとのことです。

関東大震災から100年

画像1 画像1
画像2 画像2
学校日記でもお伝えしましたが、今年は関東大震災から100年となります。テレビや新聞などの報道でも大きく扱われているので、話題にされているご家庭も多いことかと思います。

9月1日付の神奈川新聞に、当時の行政区域別の死者・行方不明者数が記載されていました。それによりますと、小田原町で280人、足柄村で173人、そして片浦村では406人が亡くなられたり行方不明になったりされたとのことでした。犠牲となった方の人数からもこの片浦地区の被害がいかに大きかったかがわかります。
当時の片浦小学校は、その年の7月に落成したばかりの新校舎が一瞬で崩れ落ち、理科室から出た火によりすべて焼けてしまったとのことでした。(旧校舎は前年に火災で焼失)そして児童93名、教員4名が犠牲になったそうです。
今日の朝会では学校に残っている「地震と戦争の記録(根府川公民館・根府川自治会発行)」の中から、当時根府川駅の近くに住んでらした方の証言を読みました。その時の様子を頭に思い浮かべながら聞いてほしいと伝えてから読みました。

校舎西側の階段そばには、関東大震災で亡くなられた児童や教員等を悼む石碑があります。今朝花を供えようとしたところ、先にどなたかが供えてくださっていました。地域の方でしょうか。
どうか安らかに、そしてこの学校で生活する児童や教職員の命と安全をお守りくださいと祈りました。

潮風ニュース187号より「夏休みは成長の機会。非認知能力を高める経験を!」

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
学級担任をしていたころから、長期休業前に必ず保護者の方にお願いしていたことがあります。それは子ども達に「家の仕事」をさせてほしいということで立場が変わった今でも変わりません。片浦小の子ども達にも、一人一人が家族の一員としての役割や責任を自覚しながら取り組んでほしいと思っています。 
子どもに家の仕事を任せるのは、時に覚悟がいるものだと思います。事前の準備や事後のフォローが必要で、お家の方にとっては「私がやってしまったほうが早い!」「任せる余裕がない!」と思われることも度々かもしれません。それでも子ども達に家の仕事をさせてほしいと思うのは、家での仕事をとおして、家族から認められたり、やり遂げる達成感を味わったりできるからです。それは、子ども達の自己効力感や自己有用感を育むことにつながるからです。
自己効力感は、人が行動や成果を求められる状況において「自分は必要な行動をとって、結果を出せる」と考えられる力を言います。自己効力感が高い人の特徴には、
・新しいことに積極的に挑戦する 
・実行に移すまでが早い
・ミスをしても過度に落ち込まない
・できない理由より、どうすればできるかを考える
・周りから学ぶ姿勢を常に持っている
などが挙げられています。

また、夏休みは自分の興味・関心にじっくり向き合う時間があります。「なぜだろう?」「不思議だなぁ」という気づきや「やってみたい」という願いは、知的好奇心や発想力・想像力、学習意欲につながっていきます。特別な体験は難しくても、日頃から周囲の大人が「なぜだと思う?」と働きかけていくことで、そうした気づきを促すことができます。この夏休み、興味・関心が生まれたら「やってみたら?」「調べてみたら?」「話を聞かせて!」と、子ども達の背中を押してほしいと思います。

潮風ニュース187号より「安心で安全な夏休みに!」

画像1 画像1
 夏休み前に、JR真鶴駅の皆さんを講師に招いて鉄道安全教室を実施しました。実はこの鉄道安全教室を開催するにあたっては、子ども達の登下校の様子を心配した保護者の方が、小田原駅のJRの職員さんに、学校で子ども達に電車の乗り方やマナーなどについて指導してもらえないか、と依頼してくださったことがきっかけになっています。いつも登下校の見守りをしてくださっている保護者や地域の方もいらっしゃいます。子ども達の安全を守るという共通の目的に向け、家庭・地域・学校が、それぞれに取り組んでいます。子ども達には、こうしたたくさんの人が自分たちの安全を願って取り組んでくれていることに気づいて、「ありがとう」という感謝の思いをもってほしいと願っています。そして、自分の安全を守る行動ができるようになってほしいです。
 学校では他にも、水を浅く張ったプールを歩き、水の中がいかに歩きにいかを体験する学習もしました。子ども達に常日頃伝えているのは、繰り返しになりますが「自分の安全や命は自分で守る」ということです。夏には自然災害や交通事故、水の事故、連れ去り等の犯罪などの様々な危険があります。自分や周りの人の安全を守る行動について、ご家庭でも再確認していただき、元気に9月を迎えられるよう、よろしくお願いします。
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

学校だより

HP掲載資料

臨時文書

学校運営協議会