潮風ニュース187号より「夏休みは成長の機会。非認知能力を高める経験を!」子どもに家の仕事を任せるのは、時に覚悟がいるものだと思います。事前の準備や事後のフォローが必要で、お家の方にとっては「私がやってしまったほうが早い!」「任せる余裕がない!」と思われることも度々かもしれません。それでも子ども達に家の仕事をさせてほしいと思うのは、家での仕事をとおして、家族から認められたり、やり遂げる達成感を味わったりできるからです。それは、子ども達の自己効力感や自己有用感を育むことにつながるからです。 自己効力感は、人が行動や成果を求められる状況において「自分は必要な行動をとって、結果を出せる」と考えられる力を言います。自己効力感が高い人の特徴には、 ・新しいことに積極的に挑戦する ・実行に移すまでが早い ・ミスをしても過度に落ち込まない ・できない理由より、どうすればできるかを考える ・周りから学ぶ姿勢を常に持っている などが挙げられています。 また、夏休みは自分の興味・関心にじっくり向き合う時間があります。「なぜだろう?」「不思議だなぁ」という気づきや「やってみたい」という願いは、知的好奇心や発想力・想像力、学習意欲につながっていきます。特別な体験は難しくても、日頃から周囲の大人が「なぜだと思う?」と働きかけていくことで、そうした気づきを促すことができます。この夏休み、興味・関心が生まれたら「やってみたら?」「調べてみたら?」「話を聞かせて!」と、子ども達の背中を押してほしいと思います。 潮風ニュース187号より「安心で安全な夏休みに!」学校では他にも、水を浅く張ったプールを歩き、水の中がいかに歩きにいかを体験する学習もしました。子ども達に常日頃伝えているのは、繰り返しになりますが「自分の安全や命は自分で守る」ということです。夏には自然災害や交通事故、水の事故、連れ去り等の犯罪などの様々な危険があります。自分や周りの人の安全を守る行動について、ご家庭でも再確認していただき、元気に9月を迎えられるよう、よろしくお願いします。 潮風ニュース187号より「盛大にサマーコンサートを開催しました」今回のコンサートは下学年や保護者の皆様だけでなく、広く地域の皆様に開催のご案内をさせていただきました。学校からの案内だけでなく、6年生が自主的に地域の方に声をかけさせていただいたこともあって、こちらの予想を上回る大勢の方にご来校いただきました。本当にありがとうございました。演奏はまだまだ発展途上ですが、コンサートをよりよくしたいという思いや、たくさんの人に聞いてほしいという願いをもち、自分から行動する子がいるということは嬉しいことです。 今年度もヒルトンホテルさんが下校バスを運行してくれています今年度からホテルのスタッフさんがバスに同乗し、子ども達が無事に下車したか見守ってくださることになりました。どんな方が乗ってくださるのかと思っておりましたが、ある日はキッチンのスタッフの方、またある日はレジャー部門のスタッフの方がご一緒してくださいました。お仕事の合間をぬって子ども達の安全のためにお力添えをいただいています。今後ともよろしくお願いいたします。 夏休み前の教室1年生はこれまでに学習したプリントなどを整理していました。初めて習ったひらがなも上手に書けるようになりました。ワークシートやプリントの量を見ていますと、たくさん学習したことがわかりました。がんばりましたね。 2年生は図書室で、夏休みに読みたい本を借りていました。2冊ずつ好きな本を選んだあと、それぞれに読みたい本を図書室で読んでいました。夏休みはもちろんですが、9月からもたくさん図書室の本を読んでほしいです。片浦小の図書室には素敵な本がたくさんありますから。 4年生は教室や靴箱の掃除をしていました。すっきりきれいにして、気持ちよく夏休みを迎えられるよう、よく働いていました。 しばらくの間、学校は静かにになります。寂しい気持ちもありますが、学校ではできない経験をして一回り大きくなった姿を見せてくれると思っています。9月にまた会いましょう! 保護者、地域の皆様にはこの3か月の温かいご支援に感謝申し上げます。夏休み明けも引き続き、子ども達の活躍を応援していただければ幸いです。 鹿島踊りでの子ども達さて、鹿島踊りには踊り手として参加する児童もおり、先週は放課後に学校の体育館で練習している姿がありました。今日はとても暑かったのですが、初めて参加する1年生も立派に役目をはたしていました。地域の文化が、このように子ども達のに引き継がれています。いつもの学校で見る子ども達の顔とは少し違って見えました。なんだかきりっとしていました。 今年は子ども神輿もあり、出ていく神輿を見送りました。 鹿島踊りは、寺山神社の祭礼に奉納される舞踊で、毎年7月の第三日曜日に行われるそうです。この踊りは、航海安全・疫病退散・五穀豊穣を祈願する神事舞踊とされ、平坦な農地に恵まれない地方の人々に信仰の糧を与えた芸能であるそうです。昭和46年に神奈川県無形民俗文化財の指定を受けています。 ツバメが旅立ちました7月10日の朝、学校に来てみますと、いつもの鳴き声が聞こえません。どうやら子ツバメ達は巣から飛び立っていったようでした。 写真を撮ろうと思い、カメラを巣に向けていましたら、敵と思われたのか、すごい勢いで親鳥が向かってきたことがあります。大きな相手(私)に向かってきてすごいなぁと単純に思ったのでした。 来年もまた巣を作ってくれるかしら、と思っています。校務用員さんは、ひな達のフンを掃除するのが大変だとは思うのですが。 潮風ニュース186号より「自分の成長に気づけるように」5年生の学年便りの一部を紹介します。 この学習をとおして自分にどんな力がついたのかと聞いたところ「友達に自分から話しかける力」「誰にでも元気よくあいさつする力」「自分たちで計画を立て、実行する力」「困っている友達に声をかける力」など、たくさんの子が自分の変化に気づくことができました。 宿泊学習については、総合的な学習の時間で取り組んできましたが、このように自分の成長に自分で気づけるように、教員は働きかけをしています。事前の準備だけでなく、こうした振り返りも大切にしながら学習を進めています。 潮風ニュース186号より「自由な表現で自分を開放する」とは言うものの、実際は、私の想像以上に「自由に」表現していた子ども達でして、私などは「この辺でやめておいてくれたらいいのに、絵を飾りたい・・・」とか「もう少し他の子の様子を見てもらいたい・・」などと、邪念をもって活動の様子を見てしまっておりましたが、講師の皆さんは、決して子ども達を否定せず(こうしてみたらどう?という声かけはありましたが)、徹底して子ども達の活動の中からその良さについて言葉にして、認めてくださっていたことが印象に残りました。アールドヴィーヴルの萩原理事長は「これが子どもの本来の姿。満足してくれたらうれしい」と、中津川先生は「本当に自由なのは体の内からパワーを吐き出すこと」と仰っていました。そうした言葉から、「こうすべき」「こうしてほしい」という私の中にある、いわば大人のエゴのような部分を改めて認識したのでした。 子ども達からは「自由に描けてなんだか不思議だった」という感想がありました。「不思議体験」だったのですね。その感想もなんだか新鮮でした。 最後になりますが、この日はたくさんの保護者の方にもご協力をいただきました。ありがとうございました。 子ども達が制作したものはすべて飾ることは難しかったのですが、いくつかの作品を組みあわせて、2つの作品としました。しおかぜ級児童の作品とあわせて体育館に掲示していますので、学校にお越しの際はぜひご覧ください。 たくさんの力をあわせて教職員だけでなく、保護者のボランティアの皆様、同窓会や地域の皆様、星瑳小田原キャンパスの学生さんや職員の方、30名弱の力をあわせて、子ども達が掃除できるような状態にまでプールをきれいにしました。プール周りの草も刈っていただきました。 例年、職員と保護者ボランティアの方だけで取り組んでいましたが、今年度、スクールボランティアコーディネーターの皆さんの提案もあり、地域の方にも回覧で協力を呼びかけました。その成果があり、こうして様々な立場の方が集まってくださいました。とてもありがたかったです。明日は5・6年生が中心になりますので、頑張って仕上げてほしいです。ご参加いただいた皆様方に心より感謝申し上げます。 |
|