連休明けの子ども達そう思いながら、朝の登校の様子を見ていましたが、予想以上に元気に「おはようございます」と挨拶してくれる子が多くて、安心しました。強い雨の中、重たいランドセルを背負いながら坂道をのぼってくる姿を思い浮かべると、本当に「よく来てくれたね」と思います。 写真の上2枚は1年生の算数の様子です。発言をしたい子がたくさんいるのが1年生らしいですね。ブロックを使って数の大きさをとらえていました。一番下は2年生の外国語の時間の様子です。"head shoulders knees and toes"の歌を、だんだんスピードアップさせながら何度も歌っていました。楽しそうでした。 実際の場面をイメージしながら先日校外学習でヒルトンホテルまで出かけたので、その時のことをイメージしながら問題を問いてみるようにと、担任からアドバイスがありました。算数では具体的な実際の場面をイメージすることは大切です。できるだけ具体的にイメージできれば、答えが見当違いなものではないか、判断する材料になります。 授業の中では、隣同士で式の立て方を相談する場面もありました。仲良く相談しているようでした。 できても、できなくても。池の中の島に遊びに行こうとしていた亀、あひる、白鳥に「一緒に連れて行ってほしい」とりすが声をかけますが、3人(1匹と2羽)は、りすは泳げないから駄目と断ってしまいます。りすがいないまま遊んでも楽しくなかった3人は、次の日、りすに昨日のことを謝り、今度はりすを亀の背中に乗せて、みんなで島に向かうというお話です。 低学年という発達段階では、同じことができるかできないかで、ともすると友達を仲間はずれにしてしまうこともあります。相手を傷つけようという気持ちはなくても、期せずして友達を傷つけてしまいます。 仲間に入れてもらえなかったらどんな気持ちがするのか想像したり、同じことができない場合でも、みんなで楽しく遊ぶためにどんな工夫ができるのかを考えて行動できるようになってほしいです。できること、できないことは一人ひとりそれぞれなのですから。得意を生かし、苦手を補い合う仲間であってほしいです。 「落ちてこない」「倒れてこない」
5年生は学活の時間に、地震が起きた時にどうやって身を守るか確認をしていました。
頭を守るために、教室にいる場合は机の下にもぐり、机がずれないように足をしっかり持つことなどを確認していました。 上から物が「落ちてこない」棚や家具などが「倒れてこない」ところに避難することが、地震の時に自らの身を守る「合言葉」です。いざという日が来ないことが何よりですが、自分の命と安全を守るための知識を身につけ、考えなくても行動できるようにしたいものです。 片浦地区は土砂災害の危険がある場所が多いため、今年度は、地震や火災などの他に、土砂災害から身を守るための訓練も実施したいと考えています。 潮風ニュース184号
新1年生11名を迎え全児童82名で令和5年度がスタートしました。保護者、地域の皆様には、これからも家庭、地域、学校が、子ども達のより良い成長という同じ目標を共有するパートナーとしてお力添えをいただければ幸いです。今年度もどうぞよろしくお願いします。
始業式では「新しい教室で、失敗や間違いを怖れず、いろいろなことに挑戦してほしい。人の失敗や間違いを笑わず、ああでもない、こうでもないと考えて、そして、ああしたらいい、こうしたらいいと工夫して、友達や先生と一緒に良いクラスを作ってほしい。いいクラスをつくるのには、自分達で、もっと楽しくしよう、もっと良くしようと思って考えて動いてみること。私たちはそのお手伝いをします。」と話しました。そして「まず「『あなたらしさ』を大切にしてほしい。『あなたらしさ』を大切にするとはどういうことか。自分が好きなことや得意なことを周りの人に伝えられることかもしれない。『こうなりたい』『やってみたい』と思うことに挑戦することかもしれない。『難しい』『苦手だ』と思うことも周りの人に伝えられることかもしれない」と話しました。「自分らしく」ってどう考えたらいいのか、大人でも難しいです。少なくとも学校では、自分が好きなこと、夢中になれること、得意なことを見つけられるといいと願っています。さらに「友達が大切にしている『その人らしさ』を大切にしてほしい。好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なことは一人ひとり違う。友達と自分の違うところを大切にしてほしい。違いがたくさんあるから世の中は楽しくなる。一人ひとりの違うところを集めて、『やってみたい』『こうしたい』を集めて、楽しい学校を一緒につくろう」とも話しました。自分たちの生活をよりよくするその主体は自分たち自身であると、子ども達が少しでも感じられるよう取り組んでいきたいと考えています。 「入れて」「いいよ」思いっきり遊んでください!遅れてきた1年生が、先に来てゲームをしていた子達に「入れてー!」と声をかけると、すぐに「いいよ!」という返事が返ってきました。聞いているほうが嬉しくなります。 昔(私が子どもの頃)は、地域の中で子ども達のこうした言葉が行きかっていたのだと思うのですが、昨今では子ども達が自由に遊べる場は少なくなっていると思います。学校では思いっきり遊んでほしいです。 さて、休み時間が終わりに近づくと、大人が声をかける必要なく、2年生が「1年生、もう入るよ!」と声をかけ、あっという間に校庭がしーんと静かになりました。(ちなみに、本校ではチャイムはならさず、今日は放送委員会の中休み終わりの放送もありませんでした。) 美しい季節になりました嫌なことがある日や気がふさぐ日もあるかもしれませんが、そんな時こそ少し手を止めて、いろいろ考えるのを一旦ストップして、窓の外を眺めてみてほしいです。どれだけ気が晴れることかと思います。 「一人ひとりが主人公」と思うとき先輩からの質問「片浦小の誕生日は?」というなかなかの難問もあったり、「ろうかは走っても良いか、悪いか」という、おそらく日本のほとんどの小学生にも通用する問題もありました。でも、ろうかを走っても良い小学校が、世界の(あるいは日本の)どこかに1つくらいはあるかもしれませんね。どうなのでしょう? いっしょにやろう(助け合いの心)写真は当番の仕事が終わった後の様子です。白衣をたたむというのは大人が思う以上に難しいのですが(学校ですとたたむ場所の確保が難しいのです)、当番ではない子が当番の子とペアになり、協力しながらたたんでいました。見ていてほのぼのしました。 片浦小学区6つの約束のその6は「いっしょにやろう(助け合いの心)」です。1年生も互いに助け合って生活しています。お友達の力を借りられることも大切な力です。 |
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