構想からほぼ1年。イノシシ防御柵の設置を完了しました。イノシシが農園に入らないようにするための柵を設置すべきという、学校運営協議会委員からのご意見もあり、PTAや同窓会の皆様のご協力を得ながら設置を進めてまいりました。 実際にイノシシの侵入をふせげるかどうかはこれからですが、状況を見ながら改善していく考えです。 結果はいかに当日は6年生が円の中に入って球をキャッチする鬼を務めました。小さい子が入れやすいように籠を低くするなど、さりげなく気を配る6年生の姿が印象的でした。そしてみんながルールを守って、楽しく遊んでいました。それが片浦小学校の子ども達の良さだなと、この日も思いました。これはなかなか難しいことです。 そうできたのも4年生の念入りな準備のおかげでしょう。遊び方をわかりやすく伝えるために最初にデモンストレーションをするなど工夫していました。よく「仕事は段取り8分」と言われますが、まさにその通りであった集会だったと思います。これは4年生だけでなくこれまでのふれあい集会活動に取り組んだ全ての学年にも言えることで、こうした活動は大切にしたいと改めて思うのでした。 片付けも頑張っていました。自分たちは遊べなくても、みんなが喜んでくれることが嬉しい、という経験も大切だとも思いながら、片付ける姿を眺めていました。 雑草とりの中にも発見があります子ども達は既に大根やかぶを収穫していましたので、抜いた草の中に根が大根やかぶと似ているものを見つけて「かぶだ!」と声にしていました。もしかしたら同じ種類の植物なのかもしれませんね。 比較することは観察の大切な視点です。今日気づいたことを自分の中に貯めておいて、いつか何かを学ぶときに引き出せるといいなと思います。何でもない体験の中にも実はたくさんの気づきや学びがあるということを、大人が意識して見守ることが大切ではないかと思っています。 ポートボールの始まり?しばらく様子を見ていますと、自然に守備役の子たちが現れてきました。教員からは特段の指示があったわけではなかったと思いますが、頭と体が自然と動いたように見えました。そうしているとそのうちに「早くせめよう」「すぐボールを投げよう」という声が出始めました。子どもってすごいですね。なんとなくポートボールのようなバスケットボールのような形ができてきました。隣のコートではボールの取り合いのような場面もあり、まさにポートボール(バスケットボール)のような様相を呈してきて、見ていて楽しくなってきました。 |
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