時々暑い日がありますね。熱中症に気をつけながらがんばっています。

今年最後の朝会

 2学期制なので終了式ではなく、年の納めという意味で24日に朝会をしています。今年の顔ということで、ノーベル平和賞を取ったマララさんの話をしました。パキスタンの学校での事件もあり、彼女の行動は本当に勇気あるものですが、小学生には遠いお話です。悲しいとか、かわいそうとか、怖いとかというものだろうと思います。でも、せめてどうしてこんなことが起きるのか、なぜなくならないのか、調べたり考えたり、遠い未来ではないいつか、そうして欲しいと考えました。
 そして、英語を勉強しているので彼女の演説の一文も紹介しました。
One child , one teacher , one pen , one book can change the world .
child は知りませんでしたが、teacherも penも bookも、もちろんoneも、知っていました。世界を変えることができる。子どもたちの未来に期待しながら、今年の締めくくりとしました。

特認校抽選会

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 小規模特認校制度を利用して入学を希望する児童が、定員を超えたので12月5日に市役所で抽選が行われました。地元の方3人と在籍児童の兄弟1人を除いた11名が定員でしたが、26人の方が抽選に臨まれました。
 わざわざ電車に乗って遠方から通学する選択をしてまで、片浦小を選んでくださることは、ありがたいことです。本校の教育活動と教育環境を評価してくださってのことと、申請前の面談をしていて感じます。特に環境面では、自然環境はもちろんですが、人と人との繋がりといった人的な環境が重視されているようです。地元の方の温かさだったり、上級生をはじめとする子どもたちの優しさだったり、といったものです。これは全校が家族のような関係の、小規模校だからこそ実現できるものだと思います。人間のコミュニティーとして、繋がりやすい規模なのでしょう。
 市内でも少子化が進んで、片浦小と同規模の学校が現れるのも時間の問題です。そうなれば、先生にも子どもたち一人一人を見るゆとりが生まれ、学習や生活の様々な課題にもしっかり取り組めるようになることは、片浦小から容易に予想できます。教育予算が削られて先生が減らされなければ、ですが、・・・・
 小規模校が増えたとしても、やはり片浦だと評価していただけるように、縁あって入学する子どもたちと保護者の方も含め、伝統を受け継ぎながら、今まで以上に素敵な学校をめざせと、背中を押された抽選会でした。

道徳の授業

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 12月2日(火)5年生の道徳の授業は、小田原市教育研究所のプロジェクト研究員の先生方が参観にみえました。「まかせてみよう」という読み物資料を使って、仲間として支え合うことの大切さを考える授業でした。
 オリエンテーリングの大会に参加した子どもたちのグループ、分かれ道で地図係の石井さんの意見をめぐって対立します。班長のたかしさんだけが石井さんの事前準備の努力を知っていたので、信じてまかせてみることを提案します。しぶしぶ石井さんの言うとおりの道を進みますが、・・・・。
 友だちの努力や良さを知ることが「友だちを認めようとする心」につながることに気づかせたい。担任の指導に子どもたちが素直に反応しつつも、「1位になれなかったら、何だよー、ってなるかも」と本音が垣間見えて、子ども同士・担任と子どもの関係が良いことを感じさせる、温かな良い授業でした。
 道徳が特別教科になるわけですが、やはり評価するのは難しそうです。たった6人の授業でしたが、子どもの考えはそれぞれ少しずつ違っていました。ねらいとする道徳的な価値は、発言を聞く限りでは子どもたちに良く伝わっていたと思いますが、実践力となると行動をみなければなりません。悩ましい限りです。
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学校行事
4/6 着任式・始業式 入学式 集団登校(〜17日) 登校指導 B日課