1月30日(火)の給食「鯖(さば)」について 鯖は、背が青く、お腹が銀色をしています。上から見たら海の色、下から見ると海面の色と同じに見えるので、敵に見つかりにくい色で身を守っているのです。鯖は、いわしと同じ青魚の代表です。青魚には体に良い脂がたくさん入っています。魚の脂は血液をサラサラにしてくれたり、脳の働きを良くしてくれたりします。茶色のところは血合いといって、この部分には体の調子を整えてくれる栄養がたくさん入っています。 1月29日(月)の給食「グラタン」について グラタンという名前はフランス語で「こげ目」という意味です。給食のグラタンの上にも茶色くこげ目がついたものが、かかっていますね。何か分かりますか?これは、パン粉をマーガリンでカリカリに煎ったものです。調理員さんが大きなお釜で丁寧に、時間をかけて、きれいなきつね色に煎ってくれました。カリカリしているうちに食べましょう。 1月26日(金)の給食ご飯 鶏肉の梅照り焼き じゃがいもとこんにゃくの炒り煮 牛乳 「梅干し」について 梅干しのすっぱさの元になっているのがクエン酸です。クエン酸のすごいところは、強力な殺菌力です。食べ物をくさりにくくする働きがあります。また、クエン酸の入った食べ物を食べていると、自分で病気をやっつけようとする力が体の中にできて、病気に対する抵抗力も強くなります。 今日の照り焼きには、小田原の曽我の梅を使っています。すっぱいけど、食べてみてくださいね。 1月25日(木)の給食「たまご」について たまごに含まれるタンパク質は、大変優れていて、たまごは「タンパク質の王様」ともいわれます。今は、いろいろな料理に使われるほど日本人に好まれているたまごですが、昔は、神様の鳥が産んだものとしてあがめられていたため、食べることはしませんでした。安土桃山時代になり、織田信長に差し上げるためのカステラに使われたそうです。徳川時代には、まだ将軍様しか食べることができませんでした。誰でも食べられるようになったのは、明治時代になってからのことです。今日は、たまごをかきたま汁にたっぷり使いました。織田信長より、ぜいたくですよ。 1月24日(水)の給食「味噌」について 味噌は、大豆から作られているので、みんなの体の筋肉や血をつくったりするたんぱく質がいっぱいです。今から2200年前の中国で作られ、日本には、奈良時代にやってきました。味噌の入っている汁物は、冷めにくいので冬にはうれしい料理です。 1月23日(火)の給食ご飯 あじのカリカリ揚げ おだわらっ子おでん みかん 牛乳 「みかん」について みかんには、かぜをひきにくくしたり、肌をスベスベにしてくれるビタミンCや疲れをとってくれるクエン酸があります。昔から、長生きできる食べ物といわれています。みかんの皮をむくととてもいい香りがしますね。落ち込んだ気分を明るくしてくれる不思議な働きがあります。そのためアロマテラピーにもみかんの香りが使われています。 1月22日(月)の給食「ぶどうパン」について ぶどうパンはパンの生地の中に干しぶどうを加え、こねて発酵させて焼き上げたものです。干しぶどうには、鉄が多く含まれていています。鉄は血の赤色の成分ヘモグロビンで、脳や体に酸素を運ぶ働きをしています。また、鉄が不足すると、貧血になりやすくなります。ぶどうパンが苦手な人は、少しでも多く食べられるように挑戦してみましょう。 1月19日(金)の給食「カレー」について インドでは、カレーを使った料理が毎日食べられます。カレー粉には、黄色いターメリックや赤いチリパウダーなど30種類以上のスパイスが入っています。インドでは、それぞれの家庭によってスパイスの混ぜる割合が違うそうです。 1月18日(木)の給食「かます」について 細長い体にとがった口が特徴。赤と青があり、赤の旬は初冬から、青は夏が旬です。脂ののった赤は塩焼きに、水分含有量の多い青は干物に加工して食べるとおいしいそうです。カロリーはかつおと同じくらいですが、カルシウムはかつおの約5倍。骨粗しょう症予防に役立ちます。今日のかます棒は、小田原のかますを使っています。このかます棒は背骨だけをとってあるので、細かい骨がついていると思いますが、よーくかんで食べると、骨ごと全部食べられます。 1月17日(水)の給食「さつまいも」について さつまいもは、土の中の根っこが大きくなってできます。さつまいもを食べると、体がポカポカ温まり、力がわいてきます。さつまいもは、甘くて、ホクホクして、味が栗ににているので「栗(九里)よりうまい十三里」などと呼ばれています。かぜをひきにくくする働きもあり、おなかのお掃除をしてくれる食物繊維もたくさんあります。 1月16日(火)の給食「ヨーグルト」について ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を入れて固めたものです。乳酸菌の働きでカルシウムが体に吸収されやすくなります。乳酸菌は、腸の中の悪い菌が増えないようにするので、おなかの働きがよくなり、便秘しにくくなります。ヨーグルトといえば、ブルガリアが有名です。ブルガリアの人はヨーグルトを昔からよく食べているので、長生きするのだそうです。最近は様々なヨーグルトが売られています。乳酸菌の違いによって味や風味が変わるので、いろいろなヨーグルトを食べて好みのものを探してみましょう。 1月15日(月)の給食「冬野菜シチューに入っている『かぶ』」について 「春の七草」の中の「すずな」とは、「かぶ」のことです。日本では、古くから食べられている野菜です。かぶのように土の中で育つ野菜は、体を温めるといわれています。かぶは、葉っぱも食べます。葉っぱには、風邪をひきにくくするビタミンAやビタミンCがたくさんあります。 1月12日(金)の給食「プルコギ」について プルコギは、肉とたっぷり野菜を甘辛味で炒め煮にした、おとなり韓国の料理です。韓国ではプルは「火」、コギは「肉」という意味なんだそうです。栄養バランスもばっちりです。 1月11日(木)の給食ご飯 ハンバーグ照り焼きソース 白玉雑煮 ゆでキャベツ 牛乳 「鏡開き」について お正月に神様に供えるもちを「鏡もち」といいます。昔の鏡は丸い形をしていて、鏡は人の魂をうつす神様と思われていました。1月11日に神様に供えた鏡もちをおろし、お雑煮やお汁粉に入れて食べます。このことを「鏡開き」といいます。鏡もちは切らずに手や木づちで割って食べるのがしきたりだそうです。 1月10日(水)の給食今日から給食が始まります。 皆さん、冬休みは楽しく過ごせましたか?風邪などひいていませんか?長いお休みは、生活のリズムが崩れがちです。早寝、早起きをし、毎日の食事をしっかりとって、寒い冬を元気に過ごせるようにしましょう。調理場の職員も、皆さんにおいしい給食を食べてもらえるよう、心をこめて作ります。今年もどうぞよろしくお願いします。 12月21日(木)の給食ご飯 もみの木ハンバーグ お星様スープ プリンタルト ジョアストロベリー 今日で今年の給食は最後です もうすぐクリスマスや、大みそか・お正月など、イベントが満載の冬休みです。冬休みでも、3食をしっかり食べ、昼間は体を動かして遊び、夜も早めに寝るようにしましょう。食事は、ごはん・パンなどの主食、肉・魚などの主菜、野菜・果物などの副菜をそろえることが大切です。寒さに負けず、みんな元気で新年に会いましょう! 12月20日(水)の給食「ギョーザ」について ギョーザのふるさとは、中国の北の地方です。そして、ギョーザは、日本でもラーメンに負けないくらい人気のある食べ物になりました。日本では、ギョーザといえば、香ばしい焼きギョーザがほとんどです。ところが、中国では、ギョーザといえば、茹でて食べる 水ギョーザのことをさします。食事が終わって、残った水ギョーザを召使たちが、焼いて温めなおして食べたのが、焼きギョーザの始まりだそうです。また、中国ではギョーザはおかずではなく、ごはん(主食)として食べるそうです。 12月19日(火)の給食ご飯 鮭の塩焼き かぼちゃ入り豚汁 牛乳 「冬至」について 北半球では、昼間がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日のことを冬至といいます。太陽暦では12月22日ごろです。冬至の日には、かぼちゃを食べ、ゆず湯に入る風習があり、そうすると風邪を引かないと言われています。今日の給食には、かぼちゃの入った豚汁にしました。 12月18日(月)の給食「ホットドック」について ホットドッグとはもともとソーセージのことをいいます。ソーセージの本場はドイツですが、アメリカでもよく食べられます。アメリカで初めてソ-セージが売られたのは、今から110年位前の1893年、シカゴで行われた万国博覧会のドイツ展だといわれています。その時、ソーセージがとても熱かったので、パンにはさんで売ることを思いついたのだそうです。 12月15日(金)の給食「高野豆腐」について 高野豆腐は別名「凍り豆腐」「しみ豆腐」とも呼ばれています。 普通の豆腐を切って凍らせてから乾燥させて作ります。昔、高野山のお寺のお坊さんが作り出した食べ物だといいます。お寺では、お肉を食べる事を禁止されていて、大豆や海藻を工夫して食べていました。高野豆腐は、この時の失敗から生まれた食べ物だと言われています。寒い冬にお豆腐を作っておいたら、あまりの寒さで凍ってしまいました。捨てるのはもったいないので、食べたらおいしかったそうです。その時の失敗がなかったら、今日のお料理もなかったのですね。 |
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