今週は学校給食週間(その2)2日目は、お昼の放送の時間に、給食委員の進行のもと、国府津共同調理場の栄養士(本校の栄養士も兼務)からお話がありました。 お話の内容は次のとおりです。 今週は、国府津小の学校給食週間です。 明治22年、山形県の忠愛小学校で、おにぎり、焼き魚、漬物を出したのが、学校給食の始まりです。全国に広がった学校給食ですが、その後の戦争により食べ物がなくなり、出すことができなくなってしまいました。戦後、子供たちの栄養状態が悪かったことから、子供たちを救うために、学校給食を出すようになり、今の給食へとつながっています。 今の学校給食は、給食を食べて栄養をとるだけでなく、食べ物や日本の食生活に学んだり、みんなと一緒に食べるときのマナーを覚えたりする時間でもあります。 また、給食が皆さんのところに届くまでには、農家の人など食べ物を育てる人、それを運ぶ人、調理場で料理を作る人、教室で給食を配る給食当番など、多くの人が働いていることも知ってほしいと思います。 調理員さんたちは、みんなが残さず食べていると「よかった。」と喜んでいます。なんと、先週のカレーライスは、ご飯だけの残りがありませんでした。できるだけ残さないように食べること、ルールを守って片付けること、「いただきます。」「ごちそうさま。」の挨拶をするときにありがとうの気持ちをもつこと…自分でもできることは何か、考えてみましょう。 今週は給食週間です。給食ができるまでのことや食べ物について考え、感謝の気持ちをもって食べましょう。調理員さんに直接感謝の気持ちを伝えられるといいですね。 そして、今日は「小田原献立」です。小田原で有名なものがたくさん入っています。 「あじのカリカリ揚げ」は、あじを開いて干した干物を揚げたものです。小田原はあじもたくさんとれますが、干物も有名で、年間6000トンもの干物を全国に出荷しています。 また、小田原はかまぼこが有名ですが、同じく魚のすり身を使った練り物もあります。かまぼこは蒸して作られますが、焼いてある「ちくわ」、揚げてある「さつま揚げ」、たこが入っている「たこ天」が今日のおでんに入っています。 そして、小田原はみかんもたくさん作られていますが、小田原のみかんは神奈川県の中でも収穫量1位なんだそうです。 金曜日にも、曽我の梅を使った「鶏肉の梅照り焼き」を出します。 小田原で有名なもの、ぜひ覚えておいてください。 これで話を終わります。ありがとうございました。 |
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