今年度2回目の授業研究は、全体研究ではなく、学年ブロック研究です。前回の全体研究同様、6年生の国語「やまなし」。前回の1組の授業実践の反省をもとに、今回の3組の実践では、「賢治の伝えたかった幻灯は、5月と12月のどちらだろうか。」を学習課題としました。多くの児童は12月を選び、5月を選んだ児童は3名でした。理由付きで、意見交流をしていく中で、「そういう考え方もあるか。」と迷い始める子も出てきます。最初にノートに自分の考え(選んだ理由)を書いたうえで意見交流をしますが、友達の意見を受けて、新たに考えた言葉で述べる子もいました。中には、「どっちも伝えたいことなんじゃないかな。」という子も…。
「イーハトーヴの夢」とつなげながら、「やまなし」からこれまで読み取ったことをもとに考える児童たち。研究テーマでもある「学び合いを通して思考を深める児童」の姿を見ることができました。