2年生へ「おいで・・・」文:有田奈央 絵:軽部武宏(新日本出版社) 怖いけど見たい、見たくないけど見たい、やっぱり怖い、と皆真剣に聞いてくれました。 途中、廊下をH先生が通りましたので「今、何か通ったよ」と言うと、全員が廊下を見つめ、H先生が通り過ぎると「なーんだ!」とほっとした姿が印象的でした。 怖くてトイレに行けない、という子もいて、少しかわいそうなことをしてしまったと思いました。 3年生へ「サンタクロースがうまれた日」作:アラン・スノウ 訳:石井 睦美(小学館) 少し長いので、子ども達が飽きてしまうかと心配でしたが、最後まで真剣に聞いてくれました。 男の子(主人公)が、だんだんサンタクロースっぽくなっていくところや、なんで一晩でプレゼントを配れるのかが無理なくお話に組み込まれているのですが、イメージを膨らませる必要もあります。 5年生へ「ポリぶくろ、いちまい、すてた」文:ミランダ・ポール 絵:エリザベス・ズーノン 訳:藤田千絵(さ・え・ら書房) 道に捨てられて山積みになっていくポリ袋をアフリカに住む女性が知恵と行動がかぎ針で編んで”おさいふ”として生まれ変わらせていくお話です。 主人公の一歩の勇気と行動が伝わったらいいな・・と読ませていただきました。子ども達にはどんな風に伝わったのか正直わかりませんが・・。皆がどう感じたか機会があったら聞いてみたいです。 6年生へ「はたくうまのハンバートとロンドン市長さんのはなし」「時計づくりのジョニー」作:ジョン・バーニンガム 訳:神宮輝夫(童話館出版) 「時計づくりのジョニー」 作:エドワード・アーディゾーニ 訳:阿部公子(こぐま社) 「はたらくうまのハンバートとロンドン市長さんのはなし」は、お話をよみすすめていくうちに、子ども達がシーンと聞き入っている空気を感じて、本の魅力を実感しました。結末がだんだんと見えてくると、子ども達も安心したような顔になり、お話に集中しているのだと思いました。 「時計づくりのジョニー」は、時間の関係で途中まで読み、残りは自分で読んでみて、と教室に本を置いてきました。数名の子が興味深そうに本の表紙を覗いていました。楽しんでくれたらいいなと思います。 図書室の12月の飾り
図書室はすっかりクリスマスの雰囲気です。図書ボランティアさんたちが季節の掲示を工夫してくださっています。
中でも「アドベントカレンダー」というものが子どもたちに人気です。アドベントカレンダーとは、クリスマスまでのカウントダウンのように1日1袋開けることができるカレンダーです。あと少しでクリスマスですね。 図書ボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。 |
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