５月14日（水）

　５校時。　６年生の教室をのぞくと家庭科の授業をしていました。

　「上手な買い物のしかた」が今日のテーマで、「修学旅行先でのお土産の購入計画」を立てていました。

　お土産の写真と価格が書かれた一覧表が配られると、さっそく「誰に何を買って帰ろうか」「（決められた予算の中で）どれを優先しようかな」など、ワクワクしながら、電卓を何度も叩く姿が見られました。

　「おじいちゃん・おばあちゃんの分も買って帰ろう。」「おねえちゃんが前に買ってきてくれたから、自分もおねえちゃんに買って帰ろう。」「亡くなったおじいちゃん（のお墓参りするとき用）に、お線香を買って帰ろう」など、子供たちの話を聞いていて、子供たちの優しさに触れて、思わず涙腺がゆるんでしまいました。

　カードをかざせば支払いができて、金額を把握しなくても買い物ができてしまう現代において、こうして「相手のことを思いながら、限られた予算内でやりくりをする」という経験は、とても大切なことだと思いました。

　もうすぐ修学旅行。 すてきな買い物ができて、お土産をもらった人の喜ぶ顔が見られることを祈っています。