「相談室だより」を配付しました
- 公開日
- 2020/11/05
- 更新日
- 2020/11/05
できごと
今月の「相談室だより」は次のような内容です。
○保護者向け…『あなたのためなのよ』はあなたのためにならない!?
○生徒向け …自律神経は自分で調節できる
保護者向けのたよりでは、双方向の会話で有効な方法として「私(I(アイ))メッセージ」が挙げられています。
「私メッセージ」は「私は」を主語にして気持ちを伝える方法です。例えば
・(私は)そう言われると悲しい
・(私は)その場所に行くのは心配だ
「私メッセージ」のコツは、自分の感情を相手に伝え、○○して欲しいと相手の行動を制限せず、あくまで判断を委ねている点で、相手を尊重したコミュニケーションになりやすくなります。
「私メッセージ」とは対照的に、主語を「あなたは」とする「YOUメッセージ」は例えば
・(あなたは)遅刻しないでよ!
・(あなたは)もっとできるでしょ!
相手を支配する表現になり、言い方が強くなりますが、緊急性が高いときは有効なので、使い分けも大切かもしれません。