ある日の授業風景 国語
- 公開日
- 2015/12/08
- 更新日
- 2015/12/08
できごと
3年生の古典の授業。4人グループで「万葉集」の和歌に詠まれている情景や心情を話し合い、歌物語を作成し発表しました。例えば、『憶良らは今は罷らむ子泣くらむ それその母も我を待つらむそ』(山上憶良)の歌物語は、テーマ「父の家族愛」、場面「忘年会」、季節「冬」、心情「家に早く帰って子供や妻に会いたい気持ち」となります。お話は『憶良は村の役場で働いている公務員。ある日、同僚や上司たちと忘年会に行った。仲間の盛り上がりは尋常でなく憶良も盛り上がった。しかし、憶良の脳裏に子供や妻の顔が浮かんできた。「こんなに遅くなってはいけない」と思い、恥ずかしながら皆に「これ以上遅くなると子供は泣きながら妻と待っていると思うので、私はここで失礼します。」と言って帰った。』と発表していました。