学校日記

技術科の授業

公開日
2016/06/10
更新日
2016/06/10

できごと

 現在、2年生の技術科では、生物の育成領域でトマトの栽培を行っています。休み時間などには、多くの生徒が圃場に来てトマトを観察するだけでなく、かん水当番を忘れずに行い、㊙で自然農薬を家で作り霧吹きの容器に入れて持ってくるなど、トマトの生長と共に栽培への関心が高まっているところです。
 本時は、「作物の養分はイオンという形で存在していて、イオンは自然の中で循環していることを知る」をねらいとし、イオンが存在する水溶液に電気がつくというイオンテスターを村越先生が自作し、まず水、ポカリスエット、食塩水で電気が通るかの実験を導入で行いました。そして、展開ではキュウリ・ジャガイモ・キャベツは電気を流すか?野菜の中のイオンはどこから来たのかをまず考えました。そして、卵・牛乳・肉は電気を流すか?流れるとするならば動物のイオンはどこから来たのかを考える中で、土の中のイオンが枯渇してしまわないかを考え、全て実物を通しての実験から、植物→動物→土というサイクルでイオンが循環し、その要に微生物がいるということに気付かせる授業でした。本校では、聴いて、伝えて、考える場面を取り入れた授業研究を校内研究のテーマにしており、今後も様々な教科で話し合いを主とした授業が展開されます。