学校日記

「平和の樹」記念植樹

公開日
2015/10/28
更新日
2015/10/28

できごと

 過日、2年生の石井琢さんと渡邉敦仁さんが中学生広島派遣事業報告会を前期終業式の中で行いましたが、昨日、広島市より「被爆アオギリ2世」が学校に送られてきましたので、本日28日の放課後に正門右側(道路に向かって)のギンモクセイの隣に植えました。このアオギリは、昭和20年8月6日、爆心地から北東へ約1.3km、広島市の中区東白島町の旧広島逓信局の中庭で被爆し、幹の半分が熱線と爆風により焼けてえぐられました。しかし、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。その後、被爆アオギリは昭和48年に平和記念公園に平和記念公園に移植されましたが、「平和を愛する心」、「命あるものを大切にする心」を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木を「被爆アオギリ2世」と名付けて配布されたものです。皆の手で大きく育て、平和の尊さを伝えていきたいと思います。
 なお、この内容を樹木プレートに記し、「被爆アオギリ二世」の脇にセットする予定でいます。