学校日記(ブログ)

芸術を考える その2

公開日
2014/09/22
更新日
2014/09/22

お知らせ

9月22日(月)芸術を考えるその2 イタリア
 写真は、イタリアの“聖ヴィターレ教会のモザイク画”です。まさに“芸術”です。18日(木)のつぶやきに書いたとおり、芸術の幅はとても広く、今回のモザイク画をみて「あっ、ここ行ったことがある」と言えれば、かっこいいのですが、今回も個人的に「絵はがき」でいただいたものです。歴史の教科書や地図帳に同じような写真が載っているのかもしれません。
 この「絵はがき」を送っていただいた方は、突然の白鴎中学校への訪問に対して、私が嫌な顔せず丁寧に対応をしたことに対するその方の私に対するお礼状でした。メールや電話のお礼ではなく、郵送による、しかもとてもきれいな写真の「絵はがき」をいただくと、とてもうれしい気持ちになりました。このような感謝の気持ちを伝える手段は色々あるのですが、今の時代、逆に「絵はがき」をいただく方が貴重に思えてしまいます。
 「花文字」をいただいた時もそうでした。きっと「何がいいのか?あれもいいし、これもいい…」などといろいろと考えを馳せて買ってきていただいたお土産だと思うと、とても大事にしていきたい気持ちが芽生えます。「気は心」と言いますが、高価な物をもらうよりも、気持ちの入った絵はがきや花言葉をもらう方がうれしく感じるのは人間ならではなんだと思います(でも私は高価な物をもらっても、とてもうれしく感じると思います)。そういえば、映画「猿の惑星」を初めて見た私が中学生の頃、ラストシーンで出てきた海岸の砂浜に半分埋もれていた“自由の女神像”や、人間を支配していた猿たちが“賞状の重みを全く理解できないシーン”がなぜか思い出されました。やはり人間の脳は何かをきっかけにシナプスがつながり、ひょんなことを思い出すところが本当におもしろいです。今さら…と思われるかもしれませんが、私自身、芸術のすばらしさを感じる脳を鍛えていきたいと感じた「絵はがき」でした。