山王小学校授業参観
- 公開日
- 2014/05/22
- 更新日
- 2014/05/22
お知らせ
5月22日(木)山王小学校授業参観
昨日の21日(水)の5校時、白鴎中学校区の山王小学校の授業参観に行ってきました。6年生の教室を見てきました。保護者の方は10人以上がすでに教室に入っていて、授業が始まって5分以上経ってしまっていたので、板書事項から「聖徳太子」についての勉強ということがすぐにわかりました。「冠位十二階」や「十七条憲法」、「遣隋使」などの黒板に書かれている文字を見て、自分の社会(歴史)を学んできた頃を思い出しました。私は「歴史に出てくる漢字は難しい」という思いがあり、「何でこんな言い方をするんだ?」と本当に思ったものでした。6年生のS先生は、その思いをずばり授業で言ってくれました。「歴史を勉強していると難しい漢字がたくさん出てくるけど、たとえば、“冠位十二階”は1文字ずつ考えていくとわかりやすくなるよ。最初の“冠”って“かんむり”だろ?次の“位”は“くらい”だから冠(かんむり)の位(くらい)を12個に分けたって言う意味なんだよ。わかりやすいだろ?」…これを聞いて私は思わず「そのとおり」と言いたい気持ちになりました。写真(左)を見てわかるとおり、担任のS先生は一見とても怖い(スキンヘッドで眼光鋭い)感じがしますが、実はとても優しく(もちろん怒るときはだれでも怖くなるはず)、6年生の児童の顔つきや目つきは、S先生のことを本当に信頼しているというのを体から醸し出していました。「人は見かけによらない」という言葉もこのS先生に当てはまります。写真(左)のS先生も怖い感じですが、しゃべるとS先生の優しさがにじみ出てくるので、児童がS先生を単に“見た目で怖そう…”と思うのはほんのちょっとだけだったと思われます。
授業が終わり、私は何人もの児童に「来年白鴎中学校で待っているからね。ほかの中学校に行かないでね」とお願いしてきてしまいました。写真(中央)は6年生の学級目標の「本気」「友情」「挑戦」です。これらの言葉の中で育ってきた6年生が来年白鴎中学生として入ってくるのを楽しみにしています。
写真(右)は、れんげ幼稚園児が3年生に書いてきてくれたお礼状(「一緒に踊ってくれてありがとう」)です。3年生の各クラスの廊下掲示板に張ってあるもののうちのひとつです。この園児達も白鴎中学校に来てくれることを楽しみにしていますが、何年先になるのでしょうか?だいぶ先になります。