運動会
- 公開日
- 2014/05/17
- 更新日
- 2014/05/22
お知らせ
5月17日(土)運動会
運動会が無事に終わりました。天候に恵まれ(写真を見ていただくとわかりますが青い空の色がとてもきれいでした)、来賓の方々、地域の方々、そして多くの保護者の方々にお越しいただきました。開会式前に、生徒会の3年生から「校長先生、緊張してる?」と聞かれました。私は8年ぶりの運動会だったので確かに緊張していました。生徒会の子からそう言われたので、「えっ?そういう顔してる?」と逆質問すると、「はい」とはっきり言われてしましました。私は「すぐに顔つきに表れる」という小さいときからの癖が、いまだにあるということが証明されてしまいました。私は開会式で話す内容を印刷し、頭に入れておいたはずなのに、朝礼台にあがろうとした時、つまづいたせいですっかり忘れてしまい、何をしゃべったのかよく覚えていません。せっかく作った私の原稿が次の文章でした。
生徒会の年間テーマ「輝く汗 〜青春ROAD ど真ん中〜」という言葉とおり、皆さんの汗は輝いています。練習ではうまくいかなかったこともあったはずです。しかし今日はもう本番です。練習の姿を見ていて本当に本気で取り組んでいた皆さんの姿をみてきました。今日の運動会も、「本気で、一生懸命に、そして全力で」取り組んでください。3年生にとっては中学校生活最後の運動会となります。同じブロックの1、2年生を引っ張り、ブロック優勝に向けがんばってください。1、2年生は今日の3年生の姿をよく見ていてください、来年、再来年はその役を自分がやることとなります。
最後になりましたが、早朝よりお越しいただいております来賓の方々、保護者の皆様、本日はありがとうございます。時間の許す限り、生徒達のがんばる姿をご覧になっていただきたいです。
…このように言いたかったのですが、言えませんでした。私は「赤、黄、青のTシャツを着込んできました。はじめに青のシャツを着ていますが、黄色、赤と順番に着替えながらそれぞれのブロックの応援をしていきます」、というような話をしてしまったようです。おかげで私がTシャツを着替えるたびに生徒達は喜んでくれました。
生徒総会で決定したテーマの「青春ROAD」という言葉の響きは、白鴎中の生徒にはぴったりです。「ROAD」とは「道」であり、また「目的に進む進路」でもあります。「青春」を謳歌し、いろいろなことにチャレンジしながらも、うまくいかなかったり、失敗したりしながら、自分の進路に向かって突き進んでいく…何があってもくじけず負けずに、紆余曲折しながらも、前に、前に…、と進んでいくイメージがあります。今年の運動会は青ブロック(3年1組、2年1組、1年3組)が優勝しました。黄、赤それぞれのブロックも3年生のリーダーシップもがとてもすばらしかったです。
また、吹奏楽部の演奏もすばらしかったです。毎日の練習の積み重ねの成果であり、学校によっては「楽器の音がうるさい」と近隣の家からのお叱りがあるところもあるようですが、白鴎中では南側は相模湾、東側は酒匂川、北側は小田原ビジネス高校、そして西側は高校のテニスコートと、中学校と民家が接していないこともそういったことがまったくない要因だと思います。そして地域の方々の理解があることも大きな要因だと思っています。そういえば小田原ビジネス高校の吹奏楽部の朝練習も毎日聞こえてきます。ひたむきに練習する姿は、高校生も輝いています。でも白鴎中の吹奏楽部も負けていません。
さて、私が印象に残ったのは、れんげ幼稚園児が3年生と一緒に踊ったダンス、3年生の組立体操、3年女子によるダンス、ムカデ競争、1年学年種目の「酒匂川の渡し」、2年学年種目の「レインボーブリッジ」、3年学年種目の「ミラクルタイフーン」、色別ブロックリレー、綱引き、全員リレーです。全員リレーでは手を抜いて走る生徒は誰一人なく、全力で走りきっていた姿に感動しました。当たり前のことを当たり前にできる白鷗中学校の生徒の姿をまた見ることができました。
閉会式後にブロックごとに記念写真を撮りました。私もちゃっかり入ってしまいました、しかもすべての色(ブロック)に。日に焼けた真っ赤な顔で写ってしまっていると思われます。