江戸仕草 〜2月の全校朝会〜
- 公開日
- 2017/02/06
- 更新日
- 2017/02/06
できごと
2月6日(月)全校朝会。校長の話は『江戸仕草』でした。
はじめに、3年生へ「大切な時期です。体調管理をしっかりと。」、1・2年生へ「定期テストが近づいてきました。計画を立てて準備をしてください。」と各学年に向けて話をしました。
そして、『江戸仕草』の話となりました。
「数年後、社会に出て行く皆さんに、『江戸仕草』についてお話しします。」「これは、相手を思いやる心を形にしたものです。」
「1つめ、“うかつあやまり”。これは、恐縮している相手に、その失敗を責めず、相手の気持ちを少しでも和らげる言動のことです。」
「2つめ、“肩ひき仕草”。すれ違うときに、道の中央側の肩を軽く引き、お互いに会釈することです。相手への思いやりから出る行為です。みんなが同じような気持ちでいれば、トラブルは起こらないと思います。」
「3つめは、“蟹歩き仕草”。狭い道でお互いが蟹歩きをして相手を思いやること。」
「4つめは、“傘かしげ仕草”。すれ違う人に傘のしずくが垂れないように、相手と反対側に傘を傾ける、ちょっとした心遣いのことです。」
「5つめは、“七三歩き仕草”。道路を歩くときは、道幅の端から三割を歩き、7割は急いでいる人のために空けておくこと。これも、ちょっとした心遣いです。」
「このように『江戸仕草』は、誰でもできる、思いやり、譲り合い、気配りです。」「これは、みんなが共に生きる世の中にするための、人として最も根底になる部分です。」と話がありました。