学校日記(ブログ)

1年理科2タンポポについて(その2)

公開日
2020/05/21
更新日
2020/05/21

できごと

1年 理科 2 タンポポについて(その2)
まずは前回の答えを確認してみましょう。

問1…D タンポポにも種類があります。そのうち、カントウタンポポとシロバナタンポ
ポは在来種で日本にもともとあった種類ですがセイヨウタンポポとアカミタン     ポポは外国から日本に入ってきた外来種です。外来種が増えると、在来種が場     所をうばわれ、絶滅してしまう危険性があります。

問2…D カントウタンポポとセイヨウタンポポを見分ける最大のポイントは総ほうとよばれる花の付け根の部分にそり返った片がある(セイヨウ)かない(カントウ)で区別します。問1はそり返りがないのでカントウタンポポということになります。ところが最近、両者の間に交雑が起こっていることがわかってきました。写真のタンポポも外見はカントウタンポポですが、カントウタンポポとセイヨウタンポポとの雑種の可能性もあります。

問3…B タンポポは日当たりの良いところを好みます。地面にへばりついた輪形のロゼット状の葉をつくるので乾燥や踏み付けにも強い特徴があります。他の植物が生えなければ半日蔭くらいまで生えますが、暗いところでは、ギザギザした切れ込みのない幅広い葉になります。

問4… 正解は、説明を参考に自分で確かめてください。花の咲く時期は、カントウタンポポやシロバナタンポポは3〜4月なのに対し、セイヨウタンポポは3〜10と長いうえに花が閉じるとき自花受粉ができるので確実に種子をつくり強い繁殖力でどんどんなかまを増やしていきます。






さて、今回の問題です。
問1 タンポポは、花が咲き終わると、茎は一度倒れますが、種子ができるころには花のときよりも茎が長くなり、その先にがくが変化した綿毛ができます。このような茎の変化は、どのようなことに都合がよいでしょうか?
1  茎が一度倒れることで…
2  茎が長く伸びることで…

問2ウイルス対策による休校が続いていることで、千代中の自然にも異変が起きています!
1  体育館の周りではシロツメクサが大発生
2  グラウンドの真ん中やピッチャーマウンドにまで雑草が…
3  ツバメの巣が激減

               
なぜ、このようなことが起こるのでしょう?理由を考えてみてください。
説明は、また来週!                  1年理科 木村薫・谷