5年生 総合「森林学習」 校外学習&箸づくり
- 公開日
- 2025/06/11
- 更新日
- 2025/06/09
できごと
5月26日(月)に、いこいの森に校外学習へ行きました。
山の中では、きどころさんによる自生する植物の説明や、山の区画の決まりなど現地ならではの説明を聞くことができました。
実際に自生した植物を口にした子どもたちは、大はしゃぎでした。山椒を口にした子どもたちからは、悲鳴が上がっていました…。
また、ひろかわさんによる間伐の実演を見学しました。安全に配慮した間近での見学に、子どもたちは大興奮でした。
木が切られる音、木が倒れる音、木が倒れて伝わってくる地面からの振動…肌で感じることができたのは貴重な経験となりました。
普段知ることのできない、山の木々を管理する仕事について知ることのできる良い機会となりました。
6月4日(水)に、新玉小学校にて箸づくりを行いました。
間伐のために切られたヒノキを使って、箸づくりを行いました。
なかのさんによるかんなの使い方、箸をつくる際に気をつける削る順番の説明をしっかり聞いて挑戦しました。
かんなを上手に使えると箸と同じ長さの削りカスが出ることを知った子どもたちは、上手に削れるとお互いに見せあい楽しそうに取り組んでいました。
作成した箸は、薗部産業 で4回ほど加工していただきます。長いと10年以上を使用できるということで、子ども達は箸が加工を終えて手元に届くことを、今か今かと楽しみにしています。
木を使った食器を扱うことへ、興味関心が湧いた時間になりました。給食の木椀を使用する日の楽しみ方が、これからはさらに膨らむことと思います。
5月12日(月)の講義も含め、3日間にわたる森林学習を終えました。
普段目にしている山の木々の管理、それに携わる人々の思いを知ることができました。また、その木を使って身近なものを作る楽しさや良さを知ることができました。
5年生の子どもたちにとって、とても実りのある学習となりました。携わった多くの方々、ありがとうございました。
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