春の生き物 コアジサシの飛来(ひらい)春になって、北へ旅立つ(たびたつ)鳥たちがいる一方で、ツバメのように、南の国から日本へ渡(わた)ってくる鳥たちもいます。小田原市の鳥「コアジサシ」もその仲間(なかま)。今年もそのコアジサシが南半球(みなみはんきゅう)のニュージーランドなどから帰ってきました。このあと、酒匂川(さかわがわ)などの中州(なかす)に巣(す)を作り、子育て(こそだて)を始めます。御幸の浜(みゆきのはま)にむかう海岸線(かいがんせん)をとぶ姿(すがた)も見かけましたよ。 春の生き物 変身(へんしん)するユリカモメ冬の間、小田原城のお堀(ほり)で白いカモメ(ユリカモメ)を見かけた人は多いと思います。4月のはじめまでは見られましたが、今はいなくなってしまいました。ところが、酒匂川(さかわがわ)の河口(かこう)には、まだまだユリカモメたちは残(のこ)っています。これから北の国へ向けて出発するところですが、学校のまわりにいたころとは、まったくの別人のようです。 頭が黒くなるのは、夏羽にはえかわるためで、この短い期間(きかん)での大変身(へんしん)ですね。このあと旅立(たびだ)ってしまうので、頭の黒いユリカモメを小田原で見るチャンスはいまだけです。 春の生き物 モンシロチョウの観察(かんさつ)あたたかくなって、家の近くでモンシロチョウを見かけるようになってきました。冬の間さなぎですごしたモンシロチョウを、菜(な)の花の近くでよく見ます。1ぴきのチョウが、おしりを葉っぱにくっつけていました。いったい何をしているのでしょう? 理科のかんさつでは、いつ(4月○にち)、どこで(○○に咲いていた菜の花)、だれが(モンシロチョウ)、何をしていた(自分が見たこと、気がついたこと)、などを書いておくとよいです。チョウがいなくなったあと、葉っぱを見てみるとおもしろい発見があるかもしれません。はっきりしたことが分からなくても、自分なりに予想(よそう)してみることも大切ですよ。 春の生き物 たくましい植物たち
〔3・4年理科〕
土のないアスファルトの場所でも、ほんのちょっとのすき間を見つけて植物は成長し、花をさかせようとします。広い場所だと強(つよ)い植物(しょくぶつ)においやられてしまいますが、せまい場所では先に根(ね)を張(は)った方が有利(ゆうり)です。 ここでは白いスミレががんばっていました。みなさんの家の近くでは、だれががんばっていますか。 春の生き物 ツバメのようす
〔3・4年理科〕
学区の生き物たちの様子を、しばらくお知らせしていきます。 同じものが見られなくてもかまいません。家のまわりの生き物たちに目を向けてみましょう。だれが、どんなことをしていますか。 まちの中でもたくさんのツバメがとび回るようになりました。巣(す)が完成(かんせい)したところでは、もう卵(たまご)をあたため始めています。せわしなくとび回るツバメたちは何をしていますか?巣の材料(ざいりょう)をはこんだり、えさをとったりと、休んでいる時間はなさそうです。 |
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