研究に役立ったのは英語、世界史、日本史

 「ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム〜次世代へのメッセージ」が8日、京都市で開かれ、本庶佑さんと山中伸弥さんがパネル討論を行った。
 
 パネル討論のコーディネーターが「周りの人に流されず、研究を貫けた理由を教えてほしい」と質問すると二人は次のように答えました。

本庶さん:まず何かに熱中すること。何でもいい。誰の目も気にせず、声をかけられても返事もしないほど熱中できるものを見つけることが第一だ。

山中さん:夢中になれることが今すぐ見つかる場合もあるし、10〜20年後になるかもしれない。僕が研究を始めたのは30歳近い時、見つけるためには色んなことに挑戦し、いっぱい失敗することが必要だと思う。

 また、「中高生時代に身に付けた力の中で研究に役立ったものは?」という質問に対して、本庶さんは次のように答えています。
 
 英語はやはり大切。勉強して良かったし、皆さんにも勧めたいのは、世界史と日本史を俯瞰(ふかん)的、一体的に頭に刻み込むこと。世界中の出来事には、必ず歴史的な背景がある。それ抜きには外国人との会話はうまくいかない。ぜひ、両方をきちんと勉強してほしい。

 
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