１年生の教室では、自分たちのクラスをどんなクラスにしていきたいのか、クラスをよくするためにはどうしたらいいかといった内容について話し合っていました。年度の始めにはどの学年のどのクラスでも同様の話し合いをしていて、その結果で学級目標などが決まっているものと思います。
子ども達には「自分たちのクラスは自分たちでつくっていく」という意識と、それに向けて自分は何ができるのかを考え自分ができることから実践するという態度を身につけてほしいなぁと思っています。
学校は小さな社会です。学級はさらに小さな社会です。社会に参画する市民に育てることが学校教育の目標の一つでありますので、こうした話し合いやその後の活動が、今は小さな社会の中でのことかもしれませんが、子ども達の将来に向けてはとても大切だと思っています。決して無理をする必要はありませんが、学級のために自分の力を発揮すること、そのことによって学級のみんなが楽しくなったり、ほっとしたりすることに自身の喜びを見出すこと、そうした体験を少しずつ積み重ねていけるようにしたいと思います。
ちなみに、１年生では「みんなにやさしくする」「仲良くする」「ありがとうっていう」などの意見が出ていました。中には「６年生が白山中に行けるよう応援する」と言った趣旨の発言もありました。きっと６年生が好きなのでしょうね。６年生とも仲良しのクラスになってください。応援しています。