音楽室からは３年生が歌う「旅立ちの日に」が聞こえてきます。指導教諭の「言葉を歌う」の声かけで合唱に気持ちが入ります。「懐かしい友の声、ふとよみがえる…」練習風景が3月12日の体育館でよみがえることでしょう。

朝、土嚢鉢で栽培中のチューリップの、ほのかなピンク色を眺めていると、来週の「ＰＩＮＫ ＳＨＩＲＴ ＤＡＹ」が想い浮かびました。仲良きことは美しき哉。

放課後の科学部の活動風景です。水質検査をしたり、端末でレポート作りをしたり、それぞれが楽しく和気あいあいと活動しています。その姿をウーパールーパーさんが優しい瞳で見守っていました。

1年生数学科では立体の表面積について学習中です。分かりやすい板書が生徒の理解度を高めていました。一年間の学びのまとめをするときを迎えています。

外へ出れば空が待っていてくれます。天は万人に平等です。飛行機雲が走り、その下では生徒たちがボールと戯れていました。何気ない風景に「小さな幸せ」が宿ります。

本日の献立は「麦入りごはん、鮭の塩焼き、鶏団子汁」です。鮭の塩焼きはリクエストメニューです。定食屋さんのような給食で、とてもおいしくいただきました。

2年生技術科ではLED行灯の基盤を製作中です。半田とこてを使い、とても細かい作業に取り組んでいます。作業風景が手術に臨む医師のようにも見えました。「不安な人はすぐ声をかけて」指導教諭の言葉が指先の緊張をほぐしているようでした。

道具を使っての作業には緊張感が不可欠です。気持ちと姿勢を作ることが、作品作りは大切です。技術科の授業を通し「仕事に臨む姿勢」を学んでいるように映りました。

1年生技術科では、作業が「木製ティシュボックスの組立て」に入りました。技術科室からは金槌の音が聞こえてきます。「釘が少しでも曲がったら、すぐにhelpを言うように」指導教諭の厳しくも優しい助言があります。授業には常に「緊張感＋安心感」があり、作業の集中力が保たれています。

3年生は卒業式に向け、合唱練習がはじまりました。当日の最後の一回に向け、練習の一回一回が実は卒業式そのものであることに、気づくときがやって来ることでしょう…。

チューリップのほのかなピンク色、紫陽花の芽の緑色、相模湾の群青色…自然の生み出す朝の色彩に心が和みます。気温は五月なみとのこと。焦らず、ゆっくり進んでいきたいです。

玄関に「二月のwelcome board」が登場しました。美術部の製作です。ハート型の風船を積んだトラックが宇宙に出発するようです。平和を運ぶ「幸せのトラック」です。素晴らしい作品です。

1年生はSTEAM教育の発表準備中です。「ペットボトルの再利用」をテーマにしているグループがありました。とてもユニークな発想です。

２年生、道徳の授業風景です。「命を見つめて」をテーマに展開されています。無常迅速、命に限りがあり、そのときを大切に過ごすことが話し合われています。

本日の献立は「黒パン、ポークチャップ、ポトフ」です。黒パンは生徒からのリクエストメニューです。生徒の希望を受け入れてくださり、ありがとうございます。ポトフで気持ちがホッと落ち着きました。

お昼前、雨が上がっています。花ほどの美しい色を人は生み出せません。しかし「美しい」と思う心は作れます。何事も感謝する心が作れれば、平和が訪れる気がします。

2月19日(月)、二十四節気で「雨水」です。雨水とは「降る雪が雨へと変わり、農耕をはじめる頃」とのこと。栽培中のチューリップが雨滴をまとい、その色を鮮明にしています。気持ちも春に向けてほぐしていきたいところです。

入試や定期試験を終え、いつの間にか二月も折り返し地点を過ぎました。「季節のない街に生まれ　風のない丘に育ち…」そんな歌詞が蘇る夕暮れどきです。

練習を終えたサッカー部員がチューリップに水をあげていました。すでに開花寸前の鉢もあります。チューリップには春のイメージがありますが、早まっているようです。

テストが終了し、部活動が再開されました。体を動かすことで、少しずつ気持ちもほぐれていくことでしょう。一度帰宅しての再登校は古稀庵坂２往復ということでかなりハードなトレーニングとなっています。