お昼過ぎ、外へ出ると色とりどりのお花たちが迎えてくれました。「学校がお花に満ちている」ことはとてもありがたいことです。

「自分の手でものを作る」とても大切な経験になるはずです。現代はボタンひとつであらゆるものが手に入ります。しかし、ほんものの充実感を得るためには自分の手や頭、そして心を使わなくてはならないのです。自作のＢＯＸを手にした生徒たちの表情には自信が満ちていました。

次のクラスも「磨きからニス塗り」の完成に向けた作業に取り組んでいました。「凄い達成感がありました」生徒の言葉です。そのひと言に授業の充実度が表れているように感じました。

ふれあいファームでは畑の土が丹念に耕されていました。畑の近くの樹木の根がたくさん伸びていて、作業はたいへんなものとなっています。お日様のエネルギーを浴びた畑で次に収穫されるものが楽しみです。生徒も職員も額に汗がにじんでいました。

2年生は体育館でレクリエーションを楽しんでいます。今の学年、クラスでの時間を名残惜しんでいるようにも映りました。「仲良きことは美しき哉」。

「磨きの確認」を指導教諭は一人ひとりに行い、それぞれにコメントを贈ります。その後、ニス塗りに入ります。一つひとつの工程に教諭が細かく目を配るため、クラス全員の仕上がりに「美」が生まれます。

本時が今年度最後の授業です。黒板には「ティシュBOX完成」とありました。ヤスリで磨きをかけ、ＢＯＸをつるつるにしています。自分の作品に愛情を注入しているように映りました。

春がそこまで来ているようですが、今朝は冷え込んでいます。水平線の上には大島がくっきり浮かんで見えました。今年度、残り３日の登校日です。チューリップの満開は入学式の頃になりそうです。

指導教諭のアドバイスにも緊張が高まります。完成した生徒は安堵感と充実感を抱いているようでした。ネジひとつ間違えると上手く製作できません。授業を通し、焦らず正確に仕事を進めることの精神が身についたようです。見事に技術科室に行灯の灯がともりました。

3校時のクラスもLED行灯の完成を目ざして必死の作業です。指導教諭もあらゆる場面で手を差し伸べます。時間が迫る中、全員の行灯が果たして点灯されるのでしょうか。

今年度、最後の技術科の授業です。それぞれが見事にLED行灯を完成させました。木製の土台とひねりスイッチの裏側には半田付けした基盤が設置されています。灯りを見せてくれた生徒の表情には達成感が満ちていました。そして嬉しそうでした。

体育館では1年生が学年レクとして「ミニ運動会」を楽しんでいました。思い出をつくることは、ひとりではできません。仲間を大切にして生活していく中でできることです。和気あいあいとした時間が明るく流れていました。

三寒四温で春に近づいていくのでしょうか。今朝はやや冷え込んでいます。曇天のほうが草花の色が映えます。心にも翳りがあるときの方が、美しいものに出会えるのかもしれません…。

放課後の科学部の活動風景です。チューリップに水をあげたり、じゃがいもの種いもをアイランドの畑にうめたりしていました。ゆったりと、時間が流れていました。

古稀庵坂を登りきった横断歩道に大きめの看板が設置されました。車がかなりのスピードで走ってくる危ない所です。地域、自治会様の声での設置となりました。ありがとうございます。

今の学年での授業が最後を迎えています。グラウンドでは1年生が保健体育で持久走に臨んでいました。「最後はお楽しみではないのですか？」と生徒、「何故最後がお楽しみなのですか」と教諭。アップダウンの厳しいコースで1500m走が展開されました。

技術科で栽培しているチューリップたちが次々に開花しています。黄色や薄桃色は夏のかき氷のイメージです。

バスストップの背景には水平線が広がります。「バスを待つ間に気持ちをかえる…」昭和の名曲が蘇る朝でした。

弥生三月も折り返しです。箱根山の夕焼けを木の枝から眺めていたのはウグイスかもしれません。鳴き方が子どものようでした…「ホォーホッケケキョ」。

三者面談二日めの昼下がりです。アイランドでは科学部が顧問教諭と一緒にローズマリーやイチゴの苗を植えていました。とても仲よく活動していました。