弥生三月も折り返しです。箱根山の夕焼けを木の枝から眺めていたのはウグイスかもしれません。鳴き方が子どものようでした…「ホォーホッケケキョ」。

三者面談二日めの昼下がりです。アイランドでは科学部が顧問教諭と一緒にローズマリーやイチゴの苗を植えていました。とても仲よく活動していました。

本日の献立は「ビビンバ、春雨スープ」です。ビビンバはビビムパプが本名で、ビビム(混ぜる)、パプ(ご飯)が由来とのことです。今年度最終の給食です。日々、季節感のあるメニューを提供してくださり、ありがとうございました。「春雨スープ」、春をおいしくいただきました。

3階のパソコン教室を会議室へとリニューアルしました。その壁面に支援級生徒と職員が協力して製作した看板が設置されました。この部屋で会議をすれば、すべてが円満解決となりそうです。

桜の蕾から緑が見えています。紫陽花の枝からも新緑がきれいに輝いています。満を持していよいよ春がステージに登場するようです。

土手のタンポポ、土嚢鉢のチューリップ、夕日を浴びて一日を無事に終えようとしています。陽が沈んだら人も休むのが自然な姿なのでしょう。

テニスコートでは練習を終えた生徒と先生がグラウンド整備を行っていました。何となく春がそこまで来ている空気の感じがしました。「春の香」とでもいうような…。桜の蕾もグッと膨らみを大きくしているようです。

木曜日、あいさつ運動の朝です。1,2年生はひたすら古稀庵坂を登って行きます。空には綿菓子のような雲が漂います。学校に到着すると栽培中のチューリップたちが微笑んで迎えてくれました。

小学校の卒業式に向けて、本校の音楽科が早川小6年生に合唱指導を行いました。指導によりどんどん強弱がつき、気持ちを込めて歌うようになってきました。小学校の先生たちも指導の様子を優しく見守っていました。

卒業式から一夜明け、空が澄み渡る朝を迎えています。3年生がいないことに一抹の寂しさを抱えつつも、新しいスタートラインが心の中に引かれました。草花のようにそのときを淡々と過ごして行けばよいのでしょう…。

卒業生が出て行った教室にはまだ午前中の余韻が十分に漂っています。「学び舎の灯は常にあたたかく灯ってほしい」、次への準備がまたはじまっていくのでしょう。

1,2年生が3年生のために一生懸命に制作した作品が雨音の響く廊下に佇んでいました。卒業式を終え、少し寂しそうです…。「丁寧な贈りものをありがとう」きっと卒業生は心の中でつぶやいたはずです。

卒業生は各クラスで最後の学活を終え昇降口に降りてきました。そこで保護者とおち合い、写真撮影等を笑顔で行っていました。「これが最後…」との思いか、解散までには暫く時間がかかりました。雨にも勝る卒業式の終盤でした。祝・卒業！

61名の一人ひとりに卒業証書が手渡されました。今年度から証書のサイズが新しくなりました。記念すべき証書となることでしょう。

予定通りに式が始まりました。コンダクターの表情に合わせ、歌う生徒の目から涙がこぼれ、会場は一層「卒業のムード」を高めていました。城南中学校らしくほのぼのとした式となりました。

卒業式の朝は曇天でした。今にも雨粒が落ちてきそうです。いつも早めに登校している3年生との挨拶も最後となりました。体育館入り口の風景が卒業式の雰囲気を醸し出していました。

夕刻の体育館です。職員による最終確認が行われています。あとは主役の入場を待つばかりです。

放課後、1,2年生により明日の卒業式の準備が進められています。「よい式にしよう」と、3年生のために後輩たちは頑張っています。

本日の献立は「米粉ロールパン、クリームシチュー、マカロニのナポリタン、巣立ちゼリー」です。3年生は最後の給食です。年に一度の巣立ちゼリーが卒業を印象づけていました。とてもおいしくいただきました。

体育館入り口近くのおかめ桜がきれいに咲いています。明日の卒業式を祝福しているようです。