12月集会での話より
12月24日(木)に12月集会を開催しました。ここでは、そこで話した内容の一部を抜粋し、紹介します。「まとめと出発」といった意味から、2つ話しました。1つ目は、「言葉の大切さ」、2つ目は、「心の力」です。そのうちの1つを記載します。
○では、1つ目。言葉の大切さについてです。 今年の9月から1ヶ月かけて、3年生全員と1対1の校長面接を行いました。その時に一人ひとりにこんな質問をしました。それは、「好きな言葉は何ですか?」。最も多かったのは、何だと思いますか?それは、「ありがとう」「笑顔」でした。「感謝する」と言ってくれた人、多かったです。自分は本当に親に感謝している。友達に励まされた温かな言葉に感謝。または、先生に感謝しているという話もあって嬉しかったです。 ○以前、朝会でお話した「ペップトーク」を、皆さんは覚えていますか?スポーツなどで、これからいよいよ試合が始まる時、監督やコーチが、短い言葉でやる気にさせる言葉。試合直前の短いスピーチです。 ○その話の中で、「できる、できる、必ず出来る」と言うことを紹介しました。 ○ある3年生は、こんな話をしてくれました。コンテストに代表として、出場することになった。多くの人、聴衆の前で、自分が発表する場面になった。本番直前に、心の中で繰り返したそうです。「できる、できる、必ず出来る!!」。 ○本番では、緊張を払いのけて、見事に発表できた。「あの出来る、出来るが、あったからこそ、堂々と出来ました。校長先生のお陰です」と言ってくれました。私は、それを聞いて、とても嬉しかったです。もちろんその人の実力もあったと思います。その3年生、そのコンテストで、見事に賞を獲得したのです。 ○その3年生が、実際に入賞したことも嬉しかったのですが、それにも増して、私の話を聞いて、いざと言うときに実践してくれたこと、また、それを感謝して伝えてくれたことが嬉しかったのです。人の言葉って喜びを与えてくれるのだなと思った瞬間でした。 ○反対に、言葉は、人を傷つけることもあることを紹介します。 ロシアの文豪・トルストイが書き残した格言です。 『銃弾で受けた負傷は、まだ治るけれど、言葉によって与えられた傷は、決して治らない』。銃弾とは、鉄砲、銃から発射される弾(たま)です。 ○「銃弾で受けた負傷は、治療すれば、まだ治るけれども、言葉によって傷つけられた気持ちや心は、治らない。癒せない」と言う意味です。普段の生活の中で感じる人も多いのでは、ないでしょうか。言葉による暴力。これは、いじめにも通じることではないでしょうか。 ○言葉は、様々な意味を持っています。言葉は、武器になる時もあります。人を追い込む凶器にもなります。反対に、心と心を結びつけ、生きる力にもなります。 ○どうか、人との関わりの中で、言葉の大切さ、言葉が発する意味を考え、温かな言葉かけ、思いやりのある言葉を、お互いに伝え合いたいなと思います。考えてみてください。 このように話しました。少しでも伝わると良いなと思っています。 ほめられました。
1.先日、ある学校の校長先生から電話を頂きました。城南中学校の学区ではない、近くの小学校の校長先生からです。
2.その学校では、児童の地域での生活などについて、アンケートをとったそうです。 3.その中に、60歳代の方から寄せられた文章がありました。内容からして、城南中学校の生徒であろうと思われました。城南中の生徒をほめてくださっている内容です。 4.次のように記入してあったそうです。「私は、よく散歩に出かけます。身近な地域だけではなく、少し遠くまで足を延ばし、城南中の学区のほうにも行きます。その際、何人ものお子さんとすれ違います。その時に、必ずと言っていいくらい、挨拶をしてくれます。小学生のお子さんか、城南中学校のお子さんか、わからないのですが、元気な挨拶をしてくれ、とても嬉しく思います。」このようにあったそうです。 5.その電話をくださった校長先生は、素晴らしいことだと思って、電話をしてきてくださいました。 6.城南中の生徒か、もしくは、この地域に住む子どもがほめられるといった、とても素晴らしいことなので、紹介しました。今後も、さわやかな挨拶が出来るといいなと思っています。 バスケットボール部 男女ともに優勝!城南中学校は、女子も男子もそろって決勝戦に出場。男子は、76対27で橘中学校に快勝。女子は、46対35と白山中学校との接戦を勝ち抜き、優勝を手にしました。 城南中学校バスケットボール部の歴史に燦たる輝きを放つ、男女そろっての優勝。今までの練習の成果が発揮された快挙です。来年の夏の大会までつながることを期待しています。 多くの方に支えられてお弁当づくりメニューは、「とり肉のみそづけ焼き」と「青菜の和え物」です。なお、食材の小松菜は、「報徳農場」さんからすべてプレゼントとのことです。本当にありがとうございます。 生徒一人ひとりは、鈴木先生から教えていただいたポイントを用紙に記入し、いざ調理本番。真剣に楽しく取り組んだ結果、とっても美味しい料理が完成しました。 そのほかのレシピの用紙もいただきましたので、今度はそれにも挑戦してほしいと思います。 また、小田原市教育委員会 保健給食課の柏木さん、清水さんの2名の給食係長さんも来校し手伝っていただきました。さらに陌間さん、鮫島さんの2名の栄養士さんも来ていただき、手伝ってくださいました。本当に多くの方に支えられての食育の授業でした。 今回を単なるイベント(いー弁当)に終わらせず、継続的に、美味しいお弁当づくりに取り組んでいってほしいなと期待しています。 全員参加の運動会大部分の人は、運動会を楽しみにしていると思いますが、中には、運動は苦手だな、走るのは嫌だなと思っている人もいるのではないかと思います。 私は、小さい頃、泳ぐことが苦手で体育で水泳の授業になると、やりたくなかったので、雨が降ればいいなと毎回思っていました。ですから、何となくそんな気持ちがわかるような気がします。 でも、走るのは苦手であっても、友だちが応援してくれたり、みんなで競い合って一緒になって喜び合ったりすることも楽しいものです。 私は、プールで15M泳げた時に先生がほめてくれて嬉しかった思い出があります。息継ぎをせずに必死にもがいて進んだといった具合でしたが。。。 まもなく運動会当日がやってきます。191名全員が、参加できるといいなと思っています。 優勝おめでとう!日ごろからひたむきに練習を積み重ねてきた結果が現れて良かったですね! 夏に向けても油断せずに頑張ってほしいと思います。 平成27年度スタート始業式、入学式では、各学年の特性をとらえた「目指す学年像」という話をしました。 <始業式:2・3年生へ> 3年生は、「学校の顔」2年生は「学校の柱」である。3年生は、最高学年としての自覚を持ち、顔であるとの意識を持ってほしい。2年生は、中核として学校を担う柱の存在である。3年生から学び、新入生を引っ張ってほしい。と期待を寄せました。 また、「No pain, No gain」<「苦労なくして栄光なし」(苦労のないところに得るものはない)」>との言葉を贈り、苦労を避けずに挑戦する意欲を持ってほしいと話しました。 <入学式:1年生へ> 1年生は、「学校の宝」である。無限の可能性を秘めている。目標を立て、夢を持って自分を磨いてほしいと期待しました。 190名の生徒と31名の教職員で、素晴らしい城南中学校を築いていきたいと思っています。 |
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