白鴎中学校の様子を紹介しています。

3月25日(水) 修了式

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3月25日(水) 修了式
 写真は、修了式の中の「1年間を振り返って」という演題で、各学年の代表生徒が話をしているところです。写真上が1年生代表3組の西畑くん。写真下が2年生代表の2組の松田くんです。
 西畑くんは『この1年間は、教科ごとの担任や文化祭などすべてのことが初めてで手探り状態だった中、クラスのみんなで協力し助けあって生活をすることができた最高の一年間でした。しかし、その中でも多くの問題点と課題が残る一年間でもありました。特に不要物の持ち込みや授業態度の悪さを改善したいと思いました。2年生になるということは、内申が進路に関わり、毎日の生活態度によって人生が大きく変わることもあります。また、後輩の見本となる存在でいたいと思いますが、2年生になるという自覚がまだ持てていない人が多いので、その自覚を持って2年生へと進級したいです。そのためには春休み中に今までの自分の生活を見直し、新たな気持ちで生活できるようにしたいです』と学年の実態を生の声でしゃべってくれました。
 松田くんからは、『私たち2学年は、“Challenge〜理想の先輩〜”を目標に1年間活動してきました。いきなりですが2学年の皆さんに質問です。皆さんは自分自身が思い描く理想の先輩になれたと言い切れますか???私は言い切れる人はとても少ないと思います。その理由は、この一年間、毎月のように課題にされていた“けじめ”が、つけられている人が少ないからです。いろいろな人が先生たちに「けじめをつけろ」と言われることがあると思います。それは休み時間だけでなく、授業中や部活中など様々な場所や場面であると思います。しかし、先生たちが言っている“けじめ”は、「遊ぶな」という意味ではありません。ただ「遊ぶこととやるべきこととの区別をつけろ」と言っているのです。授業中にやるべきことは何ですか?部活中にやるべきことは何ですか?ここの区別をつけられるようになってはじめて“けじめをつけられる”と言えるのです。“けじめ”は学習面にもつながります。この中には中学校を卒業して今まで一緒にいた仲間と別れる前に、“たくさんの思い出を作っておきたい”という人はたくさんいると思います。私自身それは決して悪いことではないと思います。しかし、遊んでいるだけではいけません。来年の2月にある高校受験のためにも、少しずつ勉強をしなければならないからです。そのためには、遊びと勉強の区別、“けじめ”をつけなければなりません。たとえば、毎日けじめをつけて1日30分の勉強をコツコツと行っているAさんがいるとします。これに対し、毎日遊びだけをして1日1分も勉強をしないBさんがいるとします。この二人が1年間このような生活を続けるとすると、二人の間には、182時間30分、つまり1日24時間の中で1分も休憩をせずに勉強するという生活を7日間続けても埋まらないような勉強時間の差が生まれてしまうのです。この差は、毎日けじめをつけコツコツと勉強をしてきた人にしか生み出せません。1日30分でいいのです、10分でも20分でも自分に合った時間を見つけ出し、おこなっていきましょう。“けじめをつける”と言うことは、これからの人生にも必要になってきます。いつ、どこで、何をすべきなのかを考え、学校生活を持って充実させ、最後の1年間で最高の思い出を作り、全員が笑顔で卒業できるように努力していきましょう。』…と、さすがもうすぐ最高学年となる覚悟がよく表れています。松田くんのような心がけを、2年生だけではなく全生徒が持ってくれることを期待しています。

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