ようこそ先輩! 「覇気」を語るアスリート講話

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 桃の節句の3月3日(金)、3年生を対象に「アスリート講話」が開かれました。講師は、車いす陸上競技で、東京パラリンピック競技大会への出場を目指し活躍されている山口充弘選手です。
 山口選手は本校の卒業生で、佐藤校長の教え子でもあり、今回、何十年かぶりの再会にびっくりしたと当時の様子を懐かしく語られていました。生徒は、先輩である山口選手の話を真剣に聞いていました(山口選手からはちょっとかたいなーとも言われていましたが)。中学生時代、高校生時代の話から、アスリートとして車いす陸上をなぜ選んだのか、そして挑戦し続けているのかなど、ユーモアを交えて話されました。講話の途中、実際に車いす陸上で使用される車いすに生徒が乗せてもらう場面もあり、その軽さと狭さにびっくりしていました。
 生徒の感想にも多く寄せられましたが、「いいわけはきらいだ、負けっぱなしはかっこ悪い。だから挑戦する。」「壁にぶつかったときには一気に乗り越えられなくても階段をのぼるように越えればいい。その時には、これまでと違う開けた景色が見える。」など、たくさんのメッセージに励まされました。
 さらに、山口選手が多くの人に支えられたことを語られ、「中学校時代の友だちは、一生の友だちになる。」と、卒業を間近に控える生徒に向けて、とてもすてきなメッセージをいただきました。3年生からは感謝の気持ちとして、卒業式に向けて練習している歌をプレゼントしました。山口選手も大きな拍手で3年生の合唱に応えてくれました。
 「山口先輩、「覇気と感動」をありがとうございました。城山中学校のよき伝統のたすきをつないですばらしい卒業式にします。」そんな3年生の想いが伝わってきました。そして、時代は違っても同じ城山中学校でつながる確かな絆を感じました。
 なお、今回のアスリート講話で講師をご紹介いただきました小田原市教育委員会関係者の皆様に感謝申し上げます。
写真右:山口選手と校長  写真中央:講師講話 写真左:3年生のお礼の合唱
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