季節と生き物 サングラスの落とし物だれかの落とし物のようですが いったいだれのでしょう? どうやら、ここからのようです。 季節と生き物 カラスノエンドウ4月、学校の金次郎さんの銅像(どうぞう)のまわりで、カラスノエンドウがピンク色の花をさかせていました。花が終わると、サヤエンドウに似た緑色のサヤがたくさんなります。 今週見に行ってみると、きれいな緑色だったサヤエンドウがみんな真っ黒になっていました。カラスのように黒くなることからこの名前がついているのですね。 なお、カラスノエンドウをもっと小さくしたのがスズメノエンドウ。スズメと名前がついているのはカラスよりも小さいからという意味です。 あと、カラスとスズメの中間のサイズもあります。カとスの間という意味で、カスマグサという名前です。どちらも学区内で見かけますから探してみましょう。 季節と生き物 きつねのボタン土るいの中間ぐらいのところに、「キツネノボタン」が1ヶ所だけさくところがあります。黄色い花が子ギツネの毛のようで、緑色の実がボタンのようです。かわいらしい花や実の形からくる「きつねのボタン」という名前の付け方は、ずいぶんとセンスがいいなと思っていました。 ところが、このキツネノボタンの「ボタン」は、葉っぱが「ボタン」という植物に似ているところからきているそうです。また、「キツネ」にはドク、あるいはイヤなものという意味があって、毒(どく)草にはしばしば「キツネ」の名がつけられます。このキツネノボタンの実も、やっぱり食べたらおなかをこわしてしまうようなのです。 それでも花と実はかわいらしく、見つけるとうれしくなります。「きつねのボタン」という名前も、ピッタリだと思いませんか。 季節と生き物 あくまの実??土るいの近くで、この実をたくさん見かける季節になりました。 黒く熟(じゅく)した実は、甘く食べられますが、ちょっと勇気(ゆうき)のいる形ですね。この木はヤマグワといって、古くからいろいろな形で利用されてきました。 一番有名なのが、葉っぱがカイコのエサになることです。 理科の学習で、モンシロチョウを育てることが多いのですが、カイコを使うこともありました。だから学校には桑(くわ)の木が何本もあるのです。 そのほかにも、ビタミンCと鉄分が一緒(しょ)にとれるお茶として飲まれたり、木の皮を和紙の原料にしたり、実でジャムを作ったり、根を生薬として利用することもできるそうです。 観察名人になろうでも、ふだん気づかないことに出会うチャンスかもしれません。 ブルーベリーの葉っぱにコロコロとした水玉がついていました。しかし、ほかの植物には水玉のつかないものもあります。そのちがいは何でしょう。葉っぱの表面がツルツルだから?そうとも限りません。 ある葉っぱには、とても小さなつぶつぶがついています。たとえるなら、小人さんがたくさんの小さな手を出して、水玉をそっと持ち上げている状態(じょうたい)と表現したらいいでしょうか。でも、水玉ができる理由は、葉っぱによってちがいます。キャベツなどはワックスがぬってあるようなもので、それで水をはじくのです。 雨が上がったら、その葉っぱの表面はどうなっているのか、くらべてみましょう。いつもとちがう場面で観察をすると、新しい発見がありますよ。 季節と生き物 小田原城のカワセミ小田原城のお堀(ほり)にいます。 身近にいるきれいな鳥なのですが、意外と見すごされていることが多いようです。 たいていお堀のどこかで見かけることができるのですが、鳴き声で気がつくことが多いです。特徴的なので覚えておくといいですね。鳴き声はインターネットで調べてみましょう。 5月は他の鳥たちと同様、子育ての季節ですが、小田原城のカワセミはどうでしょうか。 月と太陽 5/17の月(日)8時00分ころの月 南南西の空 天気の変化 天気のことわざ2「ツバメが低く飛ぶと雨」から一日後の今日、朝から雨が降っています。 きのうはツバメのほか、飛行機雲も見られました。 飛行機雲についての天気のことわざに、次のようなものがあります。 「飛行機雲が長く残ると雨が降る」 飛行機が飛んだ後に、飛行機雲が残るということは、上空の空気にたくさんの水分がふくまれているということです。すぐに消えてしまう場合は、それほどではありませんが、長く残るようなら水分がたっぷりとある証拠(しょうこ)で、雨が降りやすくなるということになります。 天気の変化 天気のことわざ「ツバメが低く飛ぶと雨」ということわざがあります。 低気圧が近づき空気中の湿度が高くなると、エサとなる虫たちが低いところを飛ぶため、それを追うツバメも低く飛ぶことからきています。 ところで、ここで出てくるツバメは、アマツバメのことを指しているようです。ふだん見かけるツバメは、もともと低い所もよくとびますからね。 アマツバメは寝る時も含めて高い空で生活しているのですが、漢字で「雨燕」と書くように、雨が近づくと比較的低空にまで降りて来て、人の目に付くようになるので「雨→アマツバメ」と名前が付いたようです。 さて、このあと天気はどうなるでしょうか。 今日のアマツバメ(写真はヒメアマツバメ)はいつもより低い空を飛んでいます。 そのほかにも天気についてのことわざはたくさんあります。 調べて、実際にたしかめてみましょう。 月と太陽 5/15の月(金)写真1 3時30分ころの月 南東の空 写真2 4時00分 左から火星 月 土星 木星 写真3 8時30分 南西の空 朝、西の空で月が見やすい時期になりました。 いま月は、火星に接近しています。 今夜は国際宇宙ステーションISS(JAXA・きぼう)が日本の上空を通過します。 19:54からが条件がよいと思います。 http://kibo.tksc.jaxa.jp/ 月と太陽 5/14の月(木)5時10分ころの月 南の空 月と太陽 5/13の月(水)写真1 4時00分ころの月 南の空 写真2 4時30分 月の上:土星 右:木星 写真3 6時00分 南西の空 春の生き物 夏鳥の休けい場所三の丸小の学区には、海、お堀(ほり)などの水辺、たけの高い草むら、小田原城周辺のちょっとした森林、小鳥たちにとっては崖(がけ)のようなビル群がなどあり、様々な自然が残されています。いつも出会えるわけではありませんが、ちょっとひと休みをするにはいい場所です。 先日は、小田原城の森でキビタキが2日ほどお休みしていきました。夏鳥であるキビタキは南の国からやってきて、このあと箱根のほうに行ったのかもしれません。 聞きなれない鳴き声が聞こえてきたら、あたりを見回してみましょう。 すてきな出会いが待っているかもしれません。 月と太陽 5/12の月(火)写真1 0時20分ころの月。南東の空。 写真2 3時30分ころの月。南の空。 写真3 3時30分。半月ほど前は金星と一緒だった月が、木星・土星に接近してきました。月の左にあるのが木星、さらに左が土星です。今夜さらに接近します。観察のチャンスは明け方です。 月と太陽 5/11の月(月)6時00分ころの月。南西の空。 春の生き物 巣(す)の材料はどこから学校の向かいの木で子育て中のアオサギが、巣の材料を運んでいます。巣がせまくなって.しまったのでしょうか。さて、材料はいったいどこから運んでくるのでしょう。 アオサギの行動をよく観察しているうちに、とてもすてきな広場が見つかりました。青橋のほうからお城へ向かうとちゅうに、きれいな草むらが広がっています。何年か前まで駐車場(ちゅうしゃじょう)だったところと言えば伝わるでしょうか。そこには、巣の材料がたくさんありそうです。 上手にくちばしでくわえて、学校のほうへ飛んでいくアオサギの姿が何度も見られました。 春の生き物 シジュウカラの子育て若葉がしげるようになると、その葉をエサにする虫の幼虫たちがたくさん出てきます。それに合わせるようにして、鳥たちの子育てもいそがしくなってきました。普段は草の実を食べるような鳥でも、動物性のエサの方が、栄養価(えいようか)が高く、食べやすいからです。 今はそんな季節、5月10日からはバードウィークです。 写真1 まだ黄色い口をしたシジュウカラの子がエサをねだっています。 写真2 親鳥からイモムシをもらうことが出来ました。 写真3 兄弟でまっているので、親鳥はおおいそがしです。 月と太陽 5/8の月(金)22時00分ころの月。 月と太陽 5/7の月(木)20時00分ころの月。東南東の空。 今夜は満月です。 春の生き物 梅の実2月下旬(げじゅん)に花を咲かせたウメの木に、たくさんの実がなり始めています。梅干しやジュースなど、いろいろなものに利用できるので、楽しみにしている人も多いでしょう。下に落ちてしまっているものもありますが、生の青い梅は食べると体によくないのでご注意を。 |
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