夏休み前の全校集会より(校長のことば)

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 明日から始まる45日間の「夏休み」を、鴨中生みんなに“有意義に過ごしてほしい”。そういう思いを込めて、お話をします。
 今日の話のテーマは、「自分で、気づく」「自分で、考える」「自分で、行動する」です。
 6月から、3年生と「校長面接」をしています。3年生と話している中で、「素晴らしいなぁ」「良い考えだなぁ」と感じたことが、3つあるので、紹介します。
1、「中学校生活で、一番頑張ったことはなんですか?」と尋ねると、「部活動」とか「行事」と答える人が多い中、「勉強を頑張った」「今も、頑張っている」と話してくれた人が何人もいました。では、「どうして、勉強を頑張ろうと思ったのですか?」と聞くと、「中学生になったのだから、進路のこともあるし、予習・復習や授業態度も良くしないといけないと思ったから…。」と話してくれました。  中学生になったのだから、3年生になったのだから、誰から言われたのではなく、自分自身で「気づき・考え・行動した」という、例です。コツコツ頑張ったことで、授業が分かるようになり、成績も上がったという人が多かったです。
2、「思い出に残っている行事」について聞いてみたところ、最も多かったのが「運動会」でした。「勝ったから」とか「賞状をもらえたから」という人もいましたが、感動したのは、「賞状は、もらえなかったけど、みんなで協力して取り組んで、一つになれて、クラスがまとまったことが、とても良かった」また「運動会で団結できたことで、今でもクラスの雰囲気がとても良い」というものです。3年生どのクラスからも、このように話してくれた人がいました。結果だけでなく、取り組む過程でたくさんの事を学び、素晴らしい友だち関係が築けた。また、そのような雰囲気作りに貢献した。ということが、実感できたので、「運動会が思い出に残る行事になった」のだと思います。
3、あなたの良いところは、何ですか? という問いかけに対して、「初めての人にも、自分から声をかけることができる。」「相手のことを考えて、行動できる。」「誰にでも、優しいと言われる」「困っている人がいたら、声をかけてあげられる」と、答えてくれた人がいました。これらのことは、より良い友だち関係を築いていく上で、とても大切なことだと思います。「相手の立場にたって」とか「こんなことを言うと・こんな言い方をすると 相手は、どう思うか?」そういうことを「気づき」「考えられる」ことが大切だと思います。

 さて、最初に示した「自分で気づき」「自分で考え」「自分で行動する」ということについて、どんなことをしてほしいか、理解できたでしょうか?
明日から始まる「夏休み」は、「自分のことを見つめ直す とても良い機会」だと思います。
自分自身の色々なことに「気づき」「どうするか考え」「具体的に行動」していきましょう。
 9月に、たくましく成長したみんなに会えるのが、楽しみです。
充実した45日間を過ごしてください。

三者面談ありがとうございました。

三者面談が終了しました。
 保護者の皆さまには、ご多用の中、また猛暑の中、学校までおいでいただきありがとうございました。貴重なお時間をいただく中で実施した三者面談であるだけに、面談を通して共有したお子様の学校生活・家庭生活での様子、お子様、そして保護者の思いや考えなどを、今後の指導にしっかりと役立てていきたいと私たちは考えております。三者面談へのご協力、ありがとうございました。
なお、ご家庭におかれましては、面談で出た話題と絡ませながら、これから(未来)の飛躍のために45日間の長期休業をどう過ごすのか、お子様と確認し合っていただければ幸いです。充実した45日間が送れるようご指導をお願いします。

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