雨滴をまといチューリップたちは少し寒そうですが、嬉しそうにも見えます。それぞれのペースで開き始めたチューリップたち、エイプリルに照準を合わせているようです。

正面玄関ではお花たちが常に優しく明るく迎えてくれます。外は冷たい雨が降っていますが、玄関に入ると気持ちがパッと明るくなります。

放課後、男女バスケットボール部が練習に励んでいました。カクテル光線を浴びた姿はすでに3年生、2年生のように堂々としていました。ファイトです！

修了式が終わり、離退任式が行われました。
校長先生から離退任職員の紹介があり、職員からのことばのあと、生徒からのお別れのことばと花束贈呈がありました。在校生や卒業生、保護者に見送られ離退任式が終わりました。先生方、今までありがとうございました。

雨の月曜日、チューリップたちの色はより鮮明に映ります。「生憎の雨」というよりは「恵の雨」「幸せの雨」としたいところです。さよなら三角、また来て四角！

令和5年度　修了式が行われました。
修了証の授与の後、校長先生のはなしがありました。1．2年生の皆さん、1年間の生活を振り返り、４月から新たな気持ちでスタートしてください。

校舎の上にはお月様があります。陽の落ちる位置がどんどん北側になっています。週末の夕焼けは少しはにかんでいるように映りました。

夕方になればチューリップはがくを閉じます。しっかり休んで明日に備えるのでしょう。人ばかりが昼夜の境目もなく動き続けているようです…。

放課後、科学部員がジャガイモの土嚢鉢を移動し、チューリップたちにも水をあげていました。かなりの重労働を自主的にテキパキ行っていました。

一年間お世話になった教室の整理整頓が行われています。次にこの教室を使う後輩のために、みんなで力を合わせています。「立つ鳥跡を濁さず」です。

「世界にひとつだけの花」の歌のようにチューリップたちがそれぞれのペースで花を咲かせています。小鳥がカメラにポーズをとってくれました。青空には「ひこうき雲」が描かれています。何気ない朝の風景の中に「今という大切なとき」が確かにありました。

お昼過ぎ、外へ出ると色とりどりのお花たちが迎えてくれました。「学校がお花に満ちている」ことはとてもありがたいことです。

「自分の手でものを作る」とても大切な経験になるはずです。現代はボタンひとつであらゆるものが手に入ります。しかし、ほんものの充実感を得るためには自分の手や頭、そして心を使わなくてはならないのです。自作のＢＯＸを手にした生徒たちの表情には自信が満ちていました。

次のクラスも「磨きからニス塗り」の完成に向けた作業に取り組んでいました。「凄い達成感がありました」生徒の言葉です。そのひと言に授業の充実度が表れているように感じました。

ふれあいファームでは畑の土が丹念に耕されていました。畑の近くの樹木の根がたくさん伸びていて、作業はたいへんなものとなっています。お日様のエネルギーを浴びた畑で次に収穫されるものが楽しみです。生徒も職員も額に汗がにじんでいました。

2年生は体育館でレクリエーションを楽しんでいます。今の学年、クラスでの時間を名残惜しんでいるようにも映りました。「仲良きことは美しき哉」。

「磨きの確認」を指導教諭は一人ひとりに行い、それぞれにコメントを贈ります。その後、ニス塗りに入ります。一つひとつの工程に教諭が細かく目を配るため、クラス全員の仕上がりに「美」が生まれます。

本時が今年度最後の授業です。黒板には「ティシュBOX完成」とありました。ヤスリで磨きをかけ、ＢＯＸをつるつるにしています。自分の作品に愛情を注入しているように映りました。

春がそこまで来ているようですが、今朝は冷え込んでいます。水平線の上には大島がくっきり浮かんで見えました。今年度、残り３日の登校日です。チューリップの満開は入学式の頃になりそうです。

指導教諭のアドバイスにも緊張が高まります。完成した生徒は安堵感と充実感を抱いているようでした。ネジひとつ間違えると上手く製作できません。授業を通し、焦らず正確に仕事を進めることの精神が身についたようです。見事に技術科室に行灯の灯がともりました。