３月も半ばとなり、桜の蕾も一層膨らみを増しています。年度のまとめと次への準備の時です。自分の為すべきことに、淡々と歩を進めるように取り組んでいきたいです。耳を澄ませば鳥のさえずりが心地よく響いてきます…。

午後、４月に本校に入学予定の６年生が体験授業・部活動見学に来校しました。中学校は自分で考えて自分の進路の方向を少しずつ決めていく所です。４月のご入学を心待ちにしています。

３年生が堂々した歌声を残し卒業して行きました。一抹の寂しさはありますが、それぞれが「Change the Move 〜ここが僕らのスタート地点〜」ということで新しい生活に向けて準備をはじめる時期となっています。

一年に一回だけ会うことができる「桜茶」。飲み物ひとつで卒業式の趣が深まります。日本のよき伝統を感じます。きっとよい卒業式となることでしょう。そして東の空に祈ります

演台に生花が置かれ式場に彩りが添えられました。各パートの微調整にも余念がありません。後は卒業生の入場を待つばかりです！

１０日(水)午後４時、体育館では明日の準備が急ピッチで進められています。生徒と職員が心を込めて式場をつくっています。準備や練習が９割を占めるのが卒業式ではないでしょうか。「あとは明日の流れに任せるのみ」です！

３月も三分の一が終わり、明日は卒業式です。桜の蕾は着々と開花の準備を進めています。グラウンドには礼儀正しく朝練習に取り組む生徒の姿があります。どんな時でも淡々と自分の為すべきことに集中する姿に本当の格好良さがあるように感じます。

昼休み、中庭では生徒会役員がスローガンのお披露目の会を開催しました。美術部の協力を得て作成されたスローガンは美しく、誰の心にも留まるものでした。明るい生徒会は今の時代に必要な雰囲気を十分に醸し出していました。

本日は「卒業お祝い給食」です。毎年、「すだち(巣立ち)ゼリー」が登場すると、卒業が間近に迫っていることを感じます。３年生にとっては「最後の給食」となりました。作っていただいた方々に感謝します。「９年間、ありがとうございました」。

３校時、２年生が見守る中、卒業式の予行練習が行われました。その後、お別れの会が催され、２年生からは感謝の言葉が、３年生からは「さくら」の合唱が贈られました。３年生の歌声は素晴らしく「感動」という言葉を遙かに越えていました。

静かに佇む鴨の姿に心が癒やされます。動物たちは人の姿をどう見ているのでしょうか。「あまり自然を壊さないで…」「そんなに急いで何をしているの…」等々でしょうか。雲の流れに心をまかせ、ゆっくり行こうと思います。

午後３時過ぎ、「これからよみうりランドを出発します」との連絡がありました。無事に帰着できますように。

「何故、今日に限って雨が…」３年生の面々は「よみうりランド」で仲間との楽しい時間を満喫していることでしょうか。最後まで優しく真面目であった青学年に幸あれ！

１年生の教室では新しく導入された学習用端末を活用した授業が展開されていました。普通教室での使用ははじめてで、実験的な要素もありました。機器の進歩はめざましく、ひと昔前のドラえもんの世界が実現されつつあります。

６組廊下壁面に城北中学校の正門付近の貼り絵が掲示されました。作品は極めて精巧に製作されていて、さながら美術館の一室に来ているようです。「どこまでも自由に、どこまでも純粋に、素直なままの感性が、心の扉をノックします」、鑑賞させていただき、そんな言葉が心を過ぎりました。

昇降口には後輩に向けた３年生のメッセージが羽ばたいています。「自分に自信をもって頑張ってください」「本当にあっという間なので一日一日を楽しく過ごしてください」…手書きの文字にその先輩の「思い」がギュッと詰まっています。

２年生はソーラン節の練習に、３年生は美化作業にそれぞれ集中していました。そこには１年前の自分、１年後の自分がタイムマシンで行き来したように存在しているようでした。

「啓蟄」の朝、土の中の虫たちも活動をいよいよはじめそうです。朝練習に取り組む生徒たちはいつものように礼儀正しく「おはようございます」と挨拶をしてくれます。自身はもう少し土の中でじっとしていようと思います…。

２年生技術科ではラジオの製作に取り組んでいます。自作のラジオには自然と愛着が湧くのではないでしょうか。完成間近のラジオからは昔の曲が流れていて、その音には心を癒やす力があるのだなと思いました。

卒業式の練習もいよいよ仕上げに入りました。証書授与の練習では本番さながらに校長先生が一人ひとりに授与していました。整然とした態度に、３年生の著しい成長振りがうかがえます。「練習は本番のように、本番は練習のように」あとひと息頑張ってください。