技術科 制御の学習 『AYATORI(アヤトリ)』

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小田原市内のPC教室のコンピュータがすべてクラウド化され、セキュリティー対策上USB端子が使えなくなりました。学習指導要領では技術科で制御の学習をすることは必修となっているのですが、USB端子が使えないという環境では外部のセンサーやマイコンと通信ができないということであり制御の学習もできません。そこで、イヤホン端子の出力を使ってLEDや赤外線を制御する学習をしようと本校の村越先生は考えました。
 『AYATORI(アヤトリ)』は、株式会社ウィンクルが開発したiPhoneのイヤホンジャックに接続して使用する鳥型のアクセサリです。内部にはLEDが搭載されており、アプリからの制御により自在に発光させることができます。言語はJavaScriptを使います。プログラムのコードの一部を変更させるなどしてLEDの点灯のさせ方を変えてみます。LEDは普通2V以上の電圧が必要ですが、LEDに昇圧回路をつけて音声電圧のような小さな電圧でも点灯させるようにします。2日は、株式会社ウィンクルの社長が授業を見に来られました。授業では、スピッツの曲「空も飛べるはず」をパソコン上に取り出し、イヤホン端子の出力を使って音声電圧の変化に合わせてLEDの明るさが変わることに生徒は大きな興味を示していました。
 さて、この活用例として、位置情報を利用したサンプルを使うことによって、目的地に近づくと光ったり、ゲームと連動したサンプルによって、ゲームをクリアすると光ったり、アプリ『AYATORI MATCH』に自分の趣味を登録しておくと、同じ趣味を登録している人とすれ違ったときにLEDが光って知らせ、コミュニケーションをサポートするなど様々な活用ができます。授業で使ったLEDは、家に持ち帰ってスマホにつけて活用できるようにアプリがこのように公開されているため、三年の生徒たちは大変満足していました。

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