かしこく、やさしく、たくましく  小田原市立早川小学校

あの建物はなんだろう?(4/20)

朝、6年生の児童が「登校中にこれを拾ったんですけど。」とパスケースのようなものを届けてくれました。中を見てみると通学定期でした。たまたま地域の方が来校していたのでそれとなく聞いてみると、「きっと○○さんだよ。」と教えてくださいました。落とした人のことを考え、行動に移してくれた6年生、さすが最上級生ですね。ありがとう。
午後、元気いっぱいの3年生と一緒に港の見学に行きました。3年生の社会科では地域の土地利用や生産、販売などの学習をします。早川は漁港があるのでもってこいです。担任は子どもたちが港のことに興味を持てるよう「あの提灯みたいな建物は何だろうね?」「工場って書いてあるけど、なにを作っているんだろうね?」「船がたくさんあるけど、何隻くらいあるんだろうね?」子どもたちが調べ学習を始めるためのきっかけ作りの声かけをします。「どうしてかな?」「なんでだろう?」と疑問をもった児童は、学習を自分事として主体的に取り組み、さらに広く深く学習しようとします。そのため、実際に外へ出て、直接見たり聞いたりすることはとても大切なのです。子どもたちは働いている人に声をかけたり、びっくりしたことなどをメモしたりしていました。学習が進み、「早川ってこういうところだよね。」「働いている人たちはこんな思いを持っていたんだよ。」と、地域のよさやそこに暮らす人の思いを自分の言葉で語れるようになってほしいなと思いました。

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