学校教育目標「心豊かに たくましく生き抜く 子どもの育成」

第2回学校保健委員会

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 12月9日、第2回学校保健委員会が開催されました。テーマは「災害に備えよう! 〜今、わたしたちにできること〜」です。大きな震災からまもなく3年となり、防災について、もう一度見直してみようという趣旨で行われました。
 健康委員会の児童による防災○×クイズでは、「登下校中に大きな地震が起きたときに、重いランドセルは捨てて逃げるとよい。○か×か。」などとっさにとるべき行動について出題されました。正答率が少なかったのは、「台所で料理をしているとき、大きな地震が起きても火を消さなくてよい。○か×か。」です。答えは○です。ガス台やストーブ等は、衝撃があると自動で消える装置がついているため、余裕がないときなどはまず自分の身を守ることを優先すべきだそうです。ゆれが落ち着いてから、電気やガスの元栓は止めるようにします。
 講演では、「災害における『こころ』のそなえ」というテーマで国際医療福祉大学の谷山先生にご講話頂きました。「避難してください!」という言葉を聞いて避難する人は、5割しかいないそうです。驚くべきことです。それは、災害時という特殊な状況下になると人は冷静な判断や正しい行動を邪魔する気持ちが現れてしまうからです。具体的には「先延ばしバイアス」「正常性バイアス」「同調性バイアス」などの力が働くことで、「あとでいいや。」「自分は大丈夫だろう。」と思ってしまうようです。いやなことや面倒なことを先送りにしている習慣がついてしまうと、とっさに正しい行動ができなくなってしまうとのことでした。「いつやるの?」「今でしょ!」の精神が大事とのことでした。
 講演の最後に、みんなでお腹のおへそあたりを意識して呼吸しました。心を落ち着かせる呼吸法の実践です。普段の生活の中でも使える素敵な魔法を教わることができました。

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