東日本大震災から13年…
次のことが、昼の放送をとおして全校児童で共有されました。
今から13年前の2011年3月11日の14時46分。 東日本大震災という、これまでに経験のないような大きな地震による災害がありました。 この震災では、地震による建物の崩壊や大津波などによって、多くの方々が犠牲となり、13年経った今もなお、東北地方を中心に、大きな傷跡を残しています。 この震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、今を生きる私たちにとって、この震災から学ぶべきことはどんなことか、友だちや保護者の方々などと考えるきっかけにしていきましょう。 3年生 国語 教材文「モチモチの木」ほか…次年度の校内研究に向けて有名な教材文「モチモチの木」をとおして、「登場人物について話し合おう」という単元です。 この日は1・2時間目が国語の時間でしたが、「読む」「個人で書く」「自由に出歩いて話し合う」「グループで話し合う」「グループでカードに書く」「全員で共有する」といった様々な学習活動が展開されていたこともあって、一人一人が終始集中して授業に臨んでいました。 一人一人が感じたことやその理由を発表しているうちに、 「本当はおくびょうじゃないよ。」 「何で?」 「どうなんだろう…」 というつぶやきや疑問が確認されはじめたことから、 教師から子どもたちへの声かけにより、 「もっと読み深めたいこと」 「友だちと話し合ってみたいこと」 などをまずは個人で考え、その後グループで話し合っていくこととなりました。 あるグループの様子です。 (本時間のねらいとは少々異なりますが、いいなあと思う姿がありました。) このグループは個人の考えをグループでひとつかふたつにまとめようとしています。 A児「ねえ、じゃんけんで決めよう。」 B児「(悩みながら…)じゃんけんかあ。それだと…話し合いたいことになるかな。」 C児「ううーん…。じゃあ最初の1枚(ひとつめ)はじゃんけんにしようか。」 D児「2枚目は話し合おう。」 多くの場合は、 「じゃんけんなんてだめだよ。」 「こういうのは話し合って決めるんだよ。」 と、一言で終わってしまうのでしょうが、 「じゃんけん」 とはじめに言った友だちのことをおもんぱかり(慮り)、 ひとつめは「じゃんけん」で、 でもふたつめは、「グループでしっかりと話し合って決める」 という、全員が授業に参画できる環境を子どもたち自身がつくっている姿がありました。 その後の話し合いでも、グループで、「納得解」を見出しながら話し合いを進めている姿がありました。 ひとつのグループを中心に観察していたことで気づけたことですが、 いずれにしても、これらの姿は、子どもすごさであり、子どもに内在する価値であり…子どものもっている力は無限にあることを、改めて感じていました。 この日は、来年度(令和6年度)の校内研究の方向性を見出すために、研究主任が同僚へ参観をよびかけた授業でしたので、何人かの教師が隙間時間をみつけて授業参観にきていました。 子どもの姿をじっくりと観察していたので、同じようにいろいろな 「子どものすごさや価値」 を見取ることができたのではないでしょうか。 5年生 「6年生を送る会」の振り返りカード 〜5学年だよりから〜<6年生を送る会の振り返りカードから> ・6年生を送る会が大成功して嬉しかった。 ・6年生も送る会を楽しんでいるようだったので、12月から企画していてよかった! ・6年生を送る会が成功してよかった!6年生に喜んでもらえてよかった!みんなで楽しめた!6年生を超える最高の学年になりたい! ・みんなで6年生に素敵な思い出を作れたと思うし、5年生にとっても素敵な思い出になりました。来年は最高学年になるので、頑張りたいです! ・下中小学校は、ぼくたちに任せてください! …言いましたね …言いましたよ …頼りにしていますね 5年生 4年生に「〇〇委員会に入ろう!」という提案をします!「〇〇委員会に入ろう!」 という提案を4年生に行う準備を始めています。 今年度所属している委員会ごとに分かれ、オクリンク(学習用端末にあるソフトウェア)を使って提案資料を作成し、主な仕事や委員会の魅力・やりがいなどを伝える原稿作りに励んでいます。 発表は、来週3月12日(火)の予定です。 来年度、一緒に仕事をする4年生に、1年間頑張ってきた各々の委員会の良さを伝えられるとよいです。 2年生 今週の算数 〜2年2組学級だよりから〜今週の算数では、最後の単元、「はこの形」を学習しました。 粘土玉と竹串をつかって箱の形を作り、 「頂点」と「辺」 について学習しました。 自分たちで実際に作ったことで、頂点の数も辺の本数もばっちり理解できました。 数種類の竹串を使い、いろいろな箱の形を作りましたが、回数を重ねるうちに、黒板の図と同じ形の立体を短時間で作れるようになりました。 いろいろな場面で見られることですが、一度やってみると、それを次に、次にといかしていけるのが、2年2組の子どもたちのすごいところだなあと思います。 楽しんで取り組み、できるようになったことを素直に喜ぶ。 学習に大切な素地が育っています。 1年生 大谷選手のグローブを使って「野球しようぜ!」
中休みの1年生の様子です。
この日は、学級に回ってきた大谷選手から寄贈されたグローブを使って、子どもたちと担任がキャッチボールを楽しんでいました。 グローブを使うのが初めての子もいたようですが、担任がやさしく投げたボールを上手にキャッチしていました。 構えたグローブにボールが入ると、嬉しそうな表情を浮かべているのがとても印象的で、周りからも 「上手、上手!」 と声がかけられるなど、とても微笑ましい光景でした。 あいさつ運動風が強く、花粉がたくさん飛んでいて、とても寒い朝でしたが、当番の子どもたち(赤4班・赤5A班・赤5B班)は、朝早くから登校し、元気に「おはようございます」と笑顔でみんなに気持ちのよいあいさつをしてくれました。 保護者・地域の皆様、小田原警察署のスクールサポーターの方もいつものように快くご協力くださり、感謝の気持ちでいっぱいです。 子どもたちと、保護者・地域の皆様等の「顔が見える関係」を、これからも地道に積み上げていけたらありがたいです。 次年度も、どうぞよろしくお願いいたします。 第3回学校運営協議会今回も、まずは授業参観をしていただきました。 ・どの学年も落ち着いて集中して授業に取り組んでいた。 ・理科の磁石のおもちゃづくりの授業が楽しそうだった。 ・子どもたちが元気で素晴らしい。 ・担任の先生が小さな声で話していても、子どもたちが集中して聞いているところがすごい。先生の指導力が高いと感じた。 ・教え合ったり、話し合ったりして学習を進めているところが素晴らしかった。 ・6年生が体育館で合奏練習をしていた。みんなで合わせる学習は、音楽だけではなくどの教科でも大切だと感じた。明日の「6年生を送る会」本番は上手くいくことを祈っている。 など、ありがたいことに子どもたちの様子をたくさんほめていただきました。 一方、課題となる内容もご指摘いただきましたので、職員で共有し、気を引き締めて改善に取り組んでいきたいと思います。 その後、第二部では、 ・学校評価報告 ・学校からの諸連絡 ・令和6年度学校経営計画/グランドデザインの承認 ・委員の皆様からの情報交換・情報提供 ・熟議「地域として、どのような子を育てたいか」第1回からの続き 等を行いました。 どの委員の方からも、それぞれのお立場から、本校の教育活動を前向きに進めていくための貴重なご意見をいただきました。 今後も、本校の教育活動をよりよいものにしていくために、委員の皆様を始めとした地域の皆様にはお力添えをいただけるとありがたいです。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 年度末の学年・学級懇談会どの学級・学年も保護者の皆様と学級担任が、1年間の子どもたちの成長を分かち合ったり、次年度の準備についての情報を共有しあったりして、有意義な時間となりました。 ご多用の中、ご参加くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。 4年生 来年度のクラブ活動は・・・ 〜4年2組学級だよりから〜
あっという間に3月です。
3月は、まとめの時期ではありますが、来年度に向けての活動も行います。 4年生になって始まったクラブ活動は、子どもたちにとって、学級学年の枠を超え、 「好きなことが同じ」 人が集まり活動する楽しい時間です。 「来年度は、家庭科クラブで調理して食べたい!」 「クラスで1人しかいなかったけど、球技楽しかったよ」 など今年度の活動を終えての感想や思いを聞いても、クラブ活動は学校生活の中で、子どもたちにとって、とても楽しみなものだということが分かります。 もっと、異学年の友達との関わりをもち、好きなことが同じもの同士で楽しめる活動になるといいなと思い、 「来年度、このクラブで活動したいと思うクラブを考えよう」 と、学級会を行いました。 「え?自分たちで考えていいの??」 ととても嬉しそうで、友達と話し合いながら、たくさんの 「こんなクラブが欲しい!」 を出しました。 どのクラブも設立できるわけではありませんが、子どもたちが出した願いを受け止め、より楽しい下中小のクラブ活動になるよう、職員で検討していきます。 それにしても、アイデア豊富で、驚きました! 5年生 「6年生を送る会」などの運営を終えて
いい雰囲気ですね。
5年生 「6年生を送る会」等をとおして 〜5学年だよりから〜最終日には、久しぶりに全校児童が集って 「6年生を送る会」 を行いました。 この日に向けて、5年生は今週も楽器運びやひな壇出し、校内飾りの仕上げ、合奏や寸劇・思い出スライドショーの練習、送る会全体の流し練習、寄せ書き代表者の予行練習、6年生放送など、いろいろと準備をしてきました。 まさに、送る会一色の一週間となりました。 それぞれ様々な仕事があり、忙しい日々だったと思いますが、どの子も一生懸命活動に取り組みました。 送る会前日の下校時には、 「みんなで頑張ろうというメッセージを黒板に書きたい!」 と言いに来た女子が数名いました。 どんなことを書くのかなと見ていると、 「今日は当日!」 「みんなで成功させようね!」 「力を合わせて!」 「みんなでがんばろう!!」 など、クラス全体を鼓舞して、団結しようという前向きなメッセージであっという間に黒板が埋まり、嬉しい気持ちになりました。 翌朝、メッセージを見た子どもたちも、 「すごい!」 「いよいよだね!」 と士気を高めていました。 送る会本番では、他学年を気にかけながら会を進行し、自分たちの出し物やスライドショーも練習の成果を出し切ることができました。 合奏「唱」は、テンポの速い難しい曲なので、なかなか各パートの音が揃わず、演奏がまとまりませんでしたが、本番では見事な演奏を披露し、曲の終わりには鳥肌が立つほどでした。 ここまで完成させることができた子どもたちは、やはり力のある子たちだと思います。 「6年生を送る会」を終えると、いよいよ6年生から下中小学校のリーダーを引き継ぐことになります。 今回の活動を通して、そのために必要な力をたくさん身に付けられたのではないかと感じます。 送る会を終えた後には、他の先生方からもたくさん褒めていただき、 「最高学年になるんだ!」 という自覚が芽生え始めた子も多くいたようです。 どんな6年生になるのか今から楽しみです。 5年生 日産車体(株)湘南工場オンライン見学 〜5学年だよりから〜車を作る工程を映像で見せていただいたり、クイズに参加したり、質問タイムをとっていただいたりしました。 実際に工場で働いている方から、わかりやすく説明していただいたおかげで、様々な知識を身に付けることができました。 今後の学習にもいかしていきたいと思います。 2年生 「6年生を送る会」が無事終わりました日が近づくにつれ、子どもたちの口からは 「もうすぐ本番だ!」 「う〜(>_<)ドキドキする〜(>_<)」 そんな言葉が聞かれました。 初めのころより、スムーズに移動することができるようになり、セリフをしっかり覚え、できるだけの大きな声で言えるようになりました 6年生に「ありがとう」の気持ちが伝わったのではないかと思います。 送る会は6年生をお祝いするとともに、2年生の集団として、みんなで力を合わせるよい経験となったことと思います。 全員でタイミングを合わせてせりふを言うこと。 誰かが忘れていたら、小さい声で教えてあげること。 失敗した子がいても、クスクスしないこと。 友だちがせりふを言っているときは、音を立てずにじゃましないこと。 「がんばれ〜!!」 と応援する気持ちを、出番の友だちの背中に送ること。 自分だけがうまくいけばよいのではなく、 「みんなで頑張る」 ことに大きな意味があること。 くり返しいろいろな場面で伝えてきたことですが、2年生の子どもたちはちゃんとそれを理解していたように思います。 ひとつの行事を通じて、またまたステップアップした子どもたちです。 6年生を送る会 番外編 〜もうひとつの送る会〜
<1枚目の写真>
6年生が出し物をみつめる姿に「涙が出てくる…」と何人もの職員が言っていました。 <2枚目の写真> 体育館の飾り(かざり)の様子です。 卒業式にもそのまま飾りとして残していく予定です。 <3枚目の写真> 6年生に主として携わっている職員の様子です。 わかば級の担当は、児童の近くで、児童が達成感を抱けるよう、終始支援を行っていましたし、6年1組・2組の担当は、終始温かな眼差しを子どもたちに注いでいました。 最後になりますが、会が終わったあと、6年生の何人かに感想をきいてみました。 これらの感想が、いろいろなことを象徴しているように感じました。 「達成感あります!」 「めっちゃ、(がんばって)よかったです!」 「〇年生がかわいすぎます。」 「こんな盛り上がるとは思わなかったです。」 「お休みをしていた子がいたのは残念だったけど、みんなでできてよかったです。」 「最高でした!」 「うれしかったです。」 <追伸> 先ほどの記事にも掲出した内容ですが、この日の「6年生を送る会」当日の様子から、子どもたちが、体育館に一同に会して行う意義や価値を強く感じました。 一方で、今回、風邪やインフルエンザ等により、学校全体の1割弱の児童はこの日お休みでしたので、何らかの個別の声かけや支援などが各学年でなされることでしょう。 お休みをしているみなさんは、じっくりと体調を整える機会でもありますので、どうぞお大事になさってください。 6年生を送る会 番外編 〜もうひとつの送る会〜
運営を担った5年生に関するごくごく一部の様子です。
12月から長期にわたってきめ細かな計画・準備などを行ってきた5年生。 当日の運営も堂々としていましたし、一人一人が自分がやることを堂々と行っていたように感じています。 6年生を送る会 その10 〜6年生退場ほか〜
1年生から5年生がつくった「アーチ」や「花道」をとおっての退場です。
6年生の姿からは誇らしさを感じました。 改めて、6年生のみなさん、どうもありがとうございました。 これからも、どうぞ、自分らしくいきいきと学んでいってほしいです。 6年生を送る会 その9 〜6年生へ「寄せ書き」プレゼント〜
6年生の代表の子へ、下学年の代表の子が、寄せ書きをプレゼントしました。
思いがつまった「寄せ書き」です。 声をかけながら渡している子、受け取るときに声をかけて受け取る6年生…。 いい時間でした。 6年生を送る会 その8 〜6年生からの出し物〜
最後は、6年生からの出し物です。
はじめに登場したのは、「ドラえもん」に関する5人の子。 ドラえもんの寸劇でしたが、5人とも自分らしさを精一杯発揮し、突き抜けるようなキャラクターを演じている様子に会場全体が大爆笑でした。 キャラクターのイメージカラーをふまえた服装を準備していることにも、みんなが感心していましたし、特にジャイアンの声については、他学年の子たちからも、 「え〜!そっくり!」 という歓声があがっていました。 そのあとは、エヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」の合奏でした。 難しい曲ではありますが、 「いくぞー!」 というかけ声を受けて演奏がはじまったことに象徴されるように、6年生一人一人の思いを感じる演奏でした。 演奏後…。 何と、5年生から「アンコール!」の声がかかりました。 会場全体のアンコールの要望を受けて、 「もう一回やるぞ!」 という6年生の声があがり、再びアンコールの演奏がはじまりました。 あとから話をききましたが、6年生のシナリオにはないことだったそうです。 こうやって、子どもたち自身が、その場で考え、判断し、行動することは、とても大事なことと考えています。 6年生を送る会 その7 〜思い出スライドショー〜
1年生のときの思い出
から 6年生のときの思い出(現在進行形ですが) のスライドショーを5年生が作成し、ナレーションや音楽とあわせて、6年生への感謝の気持ちをスライドショーで伝えていました。 スライドショーの節目で出題される「6年生の思い出クイズ」について、 他の学年の子どもたちも、一緒に考え、自然発生的に、 「いえーい!」 「いいなあ。」 「はやく6年生になりたいなあ。」 などというつぶやきがきこえてきました。 同じ時間、同じ場所で、過ごしていることや分かち合えていることに、大きな価値を感じていました。 そして何より、6年生が、スライドショーをじっくりとみつめている姿や、時に、笑い微笑む姿から、この時間を楽しんでいることが伝わってきました。 |
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