春の生き物 夏鳥の休けい場所三の丸小の学区には、海、お堀(ほり)などの水辺、たけの高い草むら、小田原城周辺のちょっとした森林、小鳥たちにとっては崖(がけ)のようなビル群がなどあり、様々な自然が残されています。いつも出会えるわけではありませんが、ちょっとひと休みをするにはいい場所です。 先日は、小田原城の森でキビタキが2日ほどお休みしていきました。夏鳥であるキビタキは南の国からやってきて、このあと箱根のほうに行ったのかもしれません。 聞きなれない鳴き声が聞こえてきたら、あたりを見回してみましょう。 すてきな出会いが待っているかもしれません。 月と太陽 5/12の月(火)写真1 0時20分ころの月。南東の空。 写真2 3時30分ころの月。南の空。 写真3 3時30分。半月ほど前は金星と一緒だった月が、木星・土星に接近してきました。月の左にあるのが木星、さらに左が土星です。今夜さらに接近します。観察のチャンスは明け方です。 月と太陽 5/11の月(月)6時00分ころの月。南西の空。 春の生き物 巣(す)の材料はどこから学校の向かいの木で子育て中のアオサギが、巣の材料を運んでいます。巣がせまくなって.しまったのでしょうか。さて、材料はいったいどこから運んでくるのでしょう。 アオサギの行動をよく観察しているうちに、とてもすてきな広場が見つかりました。青橋のほうからお城へ向かうとちゅうに、きれいな草むらが広がっています。何年か前まで駐車場(ちゅうしゃじょう)だったところと言えば伝わるでしょうか。そこには、巣の材料がたくさんありそうです。 上手にくちばしでくわえて、学校のほうへ飛んでいくアオサギの姿が何度も見られました。 春の生き物 シジュウカラの子育て若葉がしげるようになると、その葉をエサにする虫の幼虫たちがたくさん出てきます。それに合わせるようにして、鳥たちの子育てもいそがしくなってきました。普段は草の実を食べるような鳥でも、動物性のエサの方が、栄養価(えいようか)が高く、食べやすいからです。 今はそんな季節、5月10日からはバードウィークです。 写真1 まだ黄色い口をしたシジュウカラの子がエサをねだっています。 写真2 親鳥からイモムシをもらうことが出来ました。 写真3 兄弟でまっているので、親鳥はおおいそがしです。 月と太陽 5/8の月(金)22時00分ころの月。 月と太陽 5/7の月(木)20時00分ころの月。東南東の空。 今夜は満月です。 春の生き物 梅の実2月下旬(げじゅん)に花を咲かせたウメの木に、たくさんの実がなり始めています。梅干しやジュースなど、いろいろなものに利用できるので、楽しみにしている人も多いでしょう。下に落ちてしまっているものもありますが、生の青い梅は食べると体によくないのでご注意を。 春の生き物 タンポポのちがい学区のあちらこちらでタンポポを見かけます。どれも同じではなくて、セイヨウタンポポとニホンタンポポの2種類(しゅうるい)が見られます。セイヨウタンポポは総ほう(そうほう・・花をささえている部分)の外側(そとがわ)が反(そ)りかえっています。ニホンタンポポにはこの反りかえりがありません。 セイヨウタンポポは、タネの重さがニホンタンポポの半分ほどのため、風に乗ってよく飛び、それだけいろいろな所でふえているらしいのです。でも、さがしてみると、ニホンタンポポもまだまだ見つかりますよ。 月と太陽 5/4の月(月)19時00分ころの月。南東の空。 下は17時00分ころの東の空 春の生き物 クスノキの花黒門の近くにある大きな木。そのクスノキが新緑でかがやいて見えます。よく見ると小さな丸いポツポツがたくさん見えてきませんか。サクラにくらべればだいぶ地味ですが、クスノキもこれから花を咲かせようとしているところです。 花を咲かせると実や種ができますが、クスノキはいつ頃のことになるでしょう。学校に来られるようになったら、気をつけて見てみましょう。 月と太陽 5/3の月(日)21時10分ころの月。昨日と同じくらいの位置か、やや東。 うすく雲がかかっています。 春の生き物 イソヒヨドリビルの上などから大きなきれいな声が聞こえてきたら、多分この鳥。小田原の中心部でも、4月からせっせとラブソングを歌っていました。遠くから見ると黒っぽく見えますが、日に当たるときれいな青が目立ちます。 そろそろ卵を育てているころで、連休が終わるころには、ヒナの巣立ちの練習する様子が見られるかもしれません。 月と太陽 5/2の月(土)20時30分ころの月。 はるとあそぼう カタバミのマジックちいさいハートが3つに きいろいはな。まちのなかでも よくみかけます。そのはっぱや くきで 10えんだまを こすってみましょう。しるがついたところから 10えんだまが ピカピカになっていきますよ。 カタバミにはみどりのはっぱや ちゃいろいはっぱのものがあります。もうすこしおおきくて ピンクのはなを さかせるものもありますが、みんな おなかまです。 カタバミは、一度(いちど)根(ね)づくと絶(た)やすことが困難(こんなん)であることから「家(いえ)が絶えない」「子孫繁栄(しそんはんえい)」という意味(いみ)で、古(ふる)くから家紋(かもん)として広(ひろ)く使(つか)われてきました。 片喰紋(かたばみもん)のほかにも、植物(しょくぶつ)を使った紋はおおいので、いろいろな家紋を調(しら)べてみるのもいいですね。 月と太陽 5/1の月(金)19時00分ころの月。 南の空です。 春の生き物 ヘビイチゴかわいらしい花や実(み)なのに、ちょっとかわいそうな名前がついています。花や葉っぱはイチゴそのものですが、実のかんじがちょっとちがいますね。名前の由来(ゆらい)はいろいろで、毒(どく)があるわけではありません。花がさいたあとに、どんな実やタネができるのか、続けて観察(かんさつ)してみるといいです。 月と太陽 4/30の月(木)22時00分ころの月。 上空の風が強く、画像が乱れています。 春の生き物 水色のたまご二の丸広場の大きな松の木の下に、水色の卵が落ちていることがあります。ちょうどニワトリのたまごくらいの大きさです。この木の上にはだれが住んでいるか、みなさんは知っていますね。毎年春になると、ここで子育てをするアオサギです。 名前から想像(そうぞう)すると、青いサギを連想(れんそう)してしまいますが、アオサギの体は青くありません。それは、昔の日本では白と黒の中間的な灰色(はいいろ)を青と呼んでいたからで、奈良(なら)時代にはすでにアオサギの名はあったようです。 なお、青い卵を産むのは、ほかにもムクドリなどがいて、そうめずらしい色ではありません。 さて、身近なツバメの卵は何色でしょうか。巣を見上げるだけではなく、その下も気にしてみましょう。 月と太陽 4/29の月(水)19時50分ころの月。 昨日の月と比べてみましょう。 |
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