令和6年度 第1回 PTA運営委員会 〜顔の見える関係…そして同じ方向を歩むために〜議長である本年度副会長の進行により、令和6年度の活動や年間計画等が話し合われました。 ・令和6年度活動等について ・令和6年度年間活動計画(案) ・事業報告 ・令和5年度PTA決算 ・令和6年度予算(案) ・事務連絡 議題も多かったですが、しっかりと共通理解が図られていたと感じました。 また、会議終了後も、本部役員のみなさまを中心に、長時間にわたって各種調整や対応等をされていました。 PTA会長をはじめ、本部役員のみなさま、そして、各常置委員会代表者のみなさま、子どもたちのために本当にどうもありがとうございました。 最後に、PTA会長からの提案資料の抜粋をご紹介いたします。 蒔かぬ種は生えぬ 〜心機(笑)一転!笑顔の花を咲かせよう〜 「子どもという土壌にあらゆる種を蒔いていかなければ、出るべき芽も出ることはありません。」 資料を読んで、会長の話をきいていて、「そのとおりだよなあ…」と感じていました。 今後ともどうぞよろしくお願いします。 小田原市教育長の学校訪問(4月23日)
小田原市教育長による学校訪問がありました。
この時期、教育長が自ら全小中学校を訪問し、児童や教職員等の様子を参観します。 また、校長による学校経営の考え方などを、教育長が直接ヒアリングする機会となっています。 もちろん、学校経営ヒアリングでは、本校の子どもたちや教職員等のすてきな姿、そして価値ある話をたくさん伝えました。 今年2月に、現在の5年生による「下中座に係る発表」で、子どもたちや学校の様子を参観されているので、本校の教育活動の一端をよくご理解いただいているようでした。 いずれにしても、この時期、どのような教育活動が行われているのか、直接感じていただけるのはありがたいことです。 児童一人一人が自分らしく学んでいる姿にふれてもらえたのではないでしょうか。 <追伸> 教育長が参観している様子を(許諾を得て)撮影したところ、偶然、「ボーンほねおくん(人体模型)」と一緒に参観しているように写ってしまいました…。 【こぼれ話】正門付近の「たけのこ」の行方をめぐって…
「校長先生!やっぱりたけのこがあった!」
「昨日、言っていたけど、やっぱりたけのこだったよ。」 登校のときに、ふたりの2年生が走ってきました。 前日に少し話題となっていたので、子どもの思考はつながっているようです。 C「食べたいな!」 T「食べたいんだね。」 C「給食の先生に持っていったらたけのこごはんにしてくれるかな。」 T「給食の先生と相談したいのかな。」 C「うん。でも足りるかな。」 T「足りるか心配なんだね。何人分くらいになりそう?」 C「うーん。5人くらいかな…。全然足りないな。」 T「食べたいけど、みんなの分のことを考えているんだね。」 C「たけのこってこのままだとどうなるの?」 T「うまくいけば、となりにあるような(写真のような)竹になっていくかも…。」 C「じゃあ、毎日水をあげようかな。」 T「たけのこはどうすることにしたの?」 C「とりあえずはこのままにする。枯れたらいやだけど…。」 「食べたいな…」 という思いからはじまったやりとりだったと思いますが、対話をとおして、「たけのこ」が、学校の正門付近にあるという状況を客観視するようになっています。 そして、この時間の最後には、「どうしたら見つけた『たけのこ』がみんなのものになるか」ということを考えているようでした。 今回は、ふたりの子の思考の流れになりますが、どの子も、様々な場面で、自分なりに一生懸命考え行動しているんだろうなあ…と改めて感じました。 そして、日々の教育活動において、子どもの思いや考えにじっくりと寄り添うことで、更なる「その子なりの価値」につながっていくことを、ふたりの姿から学びました。 全国学力・学習状況調査 〜6年生・4月18日全国一斉調査〜
全国学力・学習状況調査は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることなどを目的として、2007年(平成19年)から行われている調査です。
対象は、小学校6年生と中学校3年生です。 小学校6年生だけでも全国で100万人以上の児童が一斉に調査に参加していますが、本校の6年生も本日(4月18日)に、まずは、国語と算数の調査に参加しました。 なお、「質問紙調査」もあるのですが、本校は学習用端末を活用(オンライン調査)での参加となり、来週23日に実施します。 さて、本調査ですが、小田原市からは次のように留意点が示されています。 『この調査により測定できるのは、学力の特定の一部分であることや、学校における教育活動の一側面に過ぎないことなどを踏まえ、結果については、序列化や過度な競争につながらないよう十分配慮して取り扱う必要がある。』 いわゆる「みえる学力(みえやすい学力)」としての調査となりますが、子ども一人一人が「自分らしく いきいきと 学ぶ」ためには、「みえない学力(みえにくい学力)」を育むことも、極めて重要となります。 生成AIに象徴されるようにAI等の社会の進歩は著しく、将来的には現在の半分以上の職業が変わる可能性があるといった研究や報告が世に出回っているような状況です。 今回の調査も大事なひとつの指標としながら、未来を歩む児童一人一人にとって、どのような支援・指導がよりよいのか、今後も全職員で模索し続けていきたいと感じました。 今回調査に係る児童一人一人の個票は、例年ですと、夏季休業明けには戻ってきますのでご覧になってください。 調査が終了したあと、6年生に、調査実施後の感想をきいてみました。 「まあまあかな。」…頼もしいですね。 「国語で自分の感想や意見を書く問題が難しかった!」…難しいですよね…。同時にめざしている学力のひとつでもあります。 「全部答えは書いたからオッケーです。」…そう思います。あきらめずに全部に取り組んだことに価値がありますね。 ちなみに、今回の問題冊子についてですが、 ・国語が22ページ ・算数が24ページ と、分量は例年と同程度とはいえ、毎年6年生にとっては分量の多い調査です。 また、一問の問題文そのものが長いので、問題を読解する(解釈する)ことが難しいですし、時間もかかったことでしょう。 本校職員はもとより、学校運営協議会等の場で実際の問題にふれながら、文部科学省としてめざす「みえる学力(みえやすい学力)」の方向性を確認していくことも引き続き必要であると感じました。 6年生おつかれさまでした。 【校長室から】令和6年度の給食開始にあたって 〜給食時間の座席〜
4月11日(木)から新年度の給食がはじまりました。
新年度の給食がはじまるにあたっては、数か月前から、「前を向いて食べることで一定の距離を確保する」という令和5年度の共通理解について、職員会議等で見直しや改善を含めて議論してきました。 議論の期間であった2月下旬には、福岡県での「うずらの卵」に係る給食事故もありましたので、従来のグループ(班)を中心とした喫食形態に一斉にもどしてしまうことには、相当数の反対もありました。 というのも、実際に子どもたちへヒアリングした声のうち、コロナ禍以前、低学年のときにグループ(班)で喫食した経験のある子どもたちであったとしても、 「前みたいにグループ(班)で食べたい。」 という声が多くある一方で、 「何かこわいから、ずっとこのままでいい。」 という声が一定数あったからです。 そして、総合的に検討を重ねた結果、 『給食の座席について、学級の子どもの実情にあわせて、学級ごとに検討・実施する』 こととなりました。 その際、 ・各学級で、子ども一人一人の声をよくきき大事にしていくこと ・各学級で、子ども一人一人の「納得解」をもって実施すること (合意形成を図っていくということ) ・全員が安心安全で楽しめる給食の時間にすること といったことも、具体的に教職員間で確認されました。 ということで、4月11日(木)の給食時間は、 ・今までどおり前を向いて食べている学級 もあれば、 ・学級の中で、グループになって食べている子と、前を向いて食べている子が混在している学級 など、学級での話し合いや合意形成の状況に応じて、異なっていました。 これからも、各学級で、「給食時間の座席」ということを切り口とした子どもたちの話し合いがなされることが推察されますが、「全員が安心安全で楽しめる給食の時間」に向けて、「子ども一人一人の納得解をもって実施する」ことを大事にしてほしいです。 結果、各学級で対応が異なったとしても、所属する学級の子どもたちが「納得解」をもって過ごしているのであれば、社会の縮図である学校教育としても、大いなる価値があると考えています。 また、全員で納得解をもって進めたことであっても、一定期間が経ったあと、改めて「振り返り」を全員で行いながら、よりよいものにしていくことも重要です。 「給食時間の座席」というひとつのテーマですが、子どもにとっては切実なことであり、同時に学びにつながりますので、今後も大事にしていってほしいです。 学校施設・環境の改善に向けて その2 〜正門前の坂のすべり止め舗装〜
正門前の坂の一部(坂下の一部)に塗装されていた「樹脂系のすべり止め」について、このたび、上まで(正門まで)延長され、片側の坂だけとはいえ、全面が緑色に舗装されました。
これで、路面が凍結する時期や雨で路面がぬれているときなどにも、子どもが滑って転倒する可能性が大きく軽減されそうです。 工事関係者の皆様におかれましては迅速な対応を、また、市教育総務課におかれましては工事の決定や予算獲得等のご配慮をいただき、どうもありがとうございました。 学校施設・環境の改善に向けて その1 〜ジャングルジムの安全防止〜
9月から下中幼稚園が一時的(約1年半)に本校へ移ってこられることや、昨年からの教頭が取りまとめた「学校施設改善要望」を市教育委員会が受け止めてくださったこともあって、少しずつですが、学校施設・環境の改善が図られています。
写真はジャングルジムの様子ですが、ジャングルジムの周りに、安全対策マットが設置されました。 市内全校(42学校・園)で多くの老朽化対策や施設修繕が実施されている中で、未然防止に向けた安全対策の施設改善に対応してくださったことに感謝します。 子どもが安全に学校生活を送るために、二宮尊徳翁でいうところの「積小為大」ではありませんが、こういった少しずつの積み重ねによる改善も重要なことと考えています。 受け継がれる「下中しぐさ」 〜雨の日の様子から〜登校班で班長をしている6年生も、いつも以上に、後ろを歩く1年生のことを気にしながら歩いてきたようです。 昇降口では、6年生をはじめとした、「学校の先輩」の姿をみながら、1年生が同じように… ・傘の水滴をはらう(落とす) ・傘立てに入れる前にしっかりとしばる(結ぶ) といったことをしています。 「学校の先輩」たちは、当たり前のように、他の人が使いやすい環境づくりの一翼を担っています。 「ここを持つとしばりやすいよ。」 と、慣れない1年生に、やさしく声をかけている6年生もいます。 こうやって、いわゆる「下中しぐさ」として受け継がれていくのでしょうね。 学びの土台ともなるこのようなしぐさに、大きな価値があると思っています。 6年生をはじめとした、「学校の先輩」のみなさん、ありがとうございます。 <追伸> 強い雨だったこともあり、何名かの職員だけでなく、6年生も、昇降口で子どもを出迎え、タオルでランドセルや体をふくようなことを補助・支援していました。 その後の特に1年生の様子を注視していましたが、円滑に全員が朝の会に臨んでいました。 ※帰るころには、ほとんど雨があがっていたのでよかったですね。 【校長室から】全職員で全児童を育むことをめざして
定期的に関係する教職員が集い児童の情報連携をしています。
今回の写真は、わかば級担当職員と交流級に係る学年担当との年度当初の情報連携です。 交流の在り方や一人一人の情報等を共有することで、次の日からの子どもの見取りや支援につながっていくことから、ひとつひとつの確認を念入りに行っていました。 1年生 入学式のあとは…
入学式のあとの様子です。
入学式のあと、1年生にとっては、はじめての小学校の教室で、「学級開き」として担任の先生と一緒に過ごします。 担任から保護者の皆様への話もありますので、1年生の教室には、保護者(1名)も入って一緒に過ごしています。 コロナ感染症の位置づけが5類となってはじめての入学式ですので、保護者の方々の参加に制限はありません。 とはいうものの、1年生は定数ぎりぎりの33名(単級)ですので、教室がいっぱいで、保護者全員が入ることができない状況です。 そこで、本校の教務主任発案で、隣の少人数教室を「リモート会場」として設営し、隣の教室の様子をオンライン配信することとしました。 「(担任の)説明は、こうやってプレゼン(プレゼンテーションソフトを使ったプレゼン)で行う時代なんだね。」 「隣の部屋でリモート配信をするなんて、すごい時代の変化だね。」 といった保護者の皆様のつぶやきも聞こえてきましたが、未来を歩む子どもたちにとっては、きっと当たり前の土台となる環境なのでしょう。 (といいながら情報社会の進歩に日々驚き、焦ることが多い私ですが…。) いずれにしても、大人も子どもも、先のみえないこれからの社会環境で過ごすために、学び続け、感覚・感度を磨き続けることが大事なのでしょう。 さて、1年生の教室で過ごしたあとは、再び体育館へ移動して「写真撮影」をしました。 この日の主役である「1年生」は、写真にあるように、たくさんの保護者や教職員に見守られながら写真撮影に臨んでいました。 【追伸】 1枚目の写真のように、子どもたちと担任はいい出会いをしたようです。 これからも楽しみです。 【補足】 特に子どもの様子については、現在、掲載許可の可否を確認できていないことから、画像の画素数や解像度を下げるなどして、個人が特定できないように、つまり、とても粗い画像となっています。 掲載許可の可否完了後には、もう少し、子どもの様子がわかるような写真の掲載もしていきたいと考えています。 着任式・始業式における様子 〜別の視点から〜1枚目の写真は着任式のときの壇上からみた子どもたちの様子です。 壇上には、新着任の職員がいます。 新しく着任された方(教職員)をみつめる子どもたちの“眼”は真剣そのものです。 本校の子どもたちの強みでありいいところである「あいさつ」について、着任者のあいさつでも伝えられているときの子どもたちは、まるで鼻がぷくっとしたような、誇らしい表情をしていました。 2枚目の写真は担任発表の場面です。 特に学級担任は、ひとりずつ、発表されるたびに、子どもたちの前に立つようにしています。 今年は、発表されるたびに自然と子どもたちから拍手がおこるとともに、昨年に比べても大きな歓声が響いていました。 本当に多くの…様々な視点から総合的に判断されたこととなりますので、いろいろな思いがある子もいるでしょうが、一年間どうぞよろしくお願いします。 令和6年度のスタート 〜午前8時・学級メンバーの発表〜
4月5日(金)朝の様子です。
午前8時に、学級名簿が各昇降口に張り出されました。 いわゆる、クラス替えに伴う、学級メンバーの発表です。 子どもたちは、ドキドキわくわく…しながら、名簿の周りに集まっています。 (ちなみに、クラス替えのない6年生は、名簿を一応程度に見ながら…と、他の学年とは切実感が違うようです。) 「〇〇ちゃん、同じだね。」 「□□ちゃん、ちがうクラスになっちゃった…。でもずっと遊ぼうね。」 様々な思いがあふれていることでしょう…。 人は出会いと別れを繰り返し、様々な葛藤や喜怒哀楽を経験しながら成長していきます。 年度ごとのクラス替えでの出会いと別れは、子どもにとっての「段差」ではありますが、適度な段差であることや、乗り越えられる段差であること、そして、乗り越えることによって成長につながる段差であることを願っています。 令和6年度もよろしくお願いします 〜入学式の準備ほか〜教職員の動きとしては、4月1日に新たなメンバーが加わり、4月1日(月)から令和6年度がスタートしました。 新しい職員の紹介等は、4月5日の朝、まずは子どもとの対面がありますので、そのときまでのお楽しみです。 ちなみに、新年度に向けた準備は、分刻みのようなスケジュールですが、特に新しい職員については、これから出会う子どものことを想像しながら、いそいそと前向きに、準備や環境づくりを行っています。 写真は、入学式の会場準備です。 卒業式の準備のときと同じように、例えば、座席の準備においては、一脚一脚の椅子を確認しながら、ていねいに拭いているようです。 (何と…購入から50年近い椅子もありました。多少のはがれはご容赦いただきたいところですが、椅子としての機能は健在です…。) いずれにしても、4月5日(金)子どもたちとの再会、新1年生においては、新たな出会いを楽しみにしています。 【追伸】 体育館の「体育倉庫」の床について、このタイミングで、小田原市教育総務課のご配慮により、床板を丈夫なものに張り替えてくれることになりました。 今まで、床板が薄く、子どもが体育倉庫に入ると、ミシミシ…という音がするなど、心配があったのですが、これでひと安心です。 |
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