橘中学校区 幼小中連絡協議会 〜顔のみえる関係をとおして子どもを育む〜

10月25日(水)午後、橘中学校区・幼小中連絡協議会が開催されました。

本校は令和5年度の幹事校でしたので、橘中学校・前羽小学校・下中幼稚園の職員のみなさんが各校数名ずつ本校に参集し、授業を参観するとともに、その後、分科会にわかれて情報連携を図っていきました。

<分科会>
・児童生徒指導担当者連絡会
・教育相談コーディネーター連絡会
・情報教育担当者連絡会
・支援級担任連絡会
・防災担当者連絡会

子どもたちが、小学校から中学校へと歩んでいく中で、多くの子は、橘中学校へ進学していきます。
支援や指導に携わる職員がより具体的に連携していくことはとても重要なことと考えます。

子どもにとって「適度な段差」は必要なこともありますが、個人差がありますので、子どもによっては「できるだけゆるやかな段差」が望ましい子もいますし、延いては、「中1ギャップ」の軽減につながるものと考えます。

各分科会では、職員同士が顔のみえる関係をつくるとともに、実際に授業を参観して感じたことの共有や、めざしたい支援・指導の方向などを確認していました。

年間数回のこういった機会を大事にしていきたいと考えています。


<こぼれ話>

特に、橘中学校の職員のみなさん(先生方)は、5・6年生の授業を中心に、とても熱心に参観していました。
(半年後もしくは1年半後の担任になっているかもしれないですからね…)

いずれにしても、6年生においては、一人一人が落ち着いて算数の授業に臨んでいる姿(中学校の先生が来る…ということで、そわそわしている感じが微笑ましかったです)や、5年生においては、道徳科の時間で、自分の意見と違った意見でも温かく受け入れながら学び合っている姿を、直接、確認することができたのではないでしょうか。

実際に、中学校の方々(先生方)は、
「安心しました」
「この子たちと中学校で会うのが楽しみです」
「全体的に学習用端末の活用が図られていて驚きました」
「5・6年生だけでなく、廊下ですれ違った子のあいさつがとても気持ちいいです」
などという言葉を残されていました。


本協議会の開催に際して、携わってくださった全てのみなさまに感謝いたします。
子どもの育ちや学びに向けてどうもありがとうございました。

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「市いっせい総合防災訓練」〜橘北地区自治会連合会〜 から思うこと…

10月22日(日)午前中は小田原市いっせい総合防災訓練でしたので、ここ橘北地区においても連合自治会長を中心とした訓練が実施されました。

午前8時30分に防災行政無線で訓練放送が流れたことをきっかけに訓練がはじまり、本校は広域避難所となりますので、広域避難所の開設訓練にあたり、約200人の方が参集されていました。

10時からが全体の開会でしたが、その前の時間帯には小田原市教育長や教育部長による視察がありました。

その後は…校庭における防災訓練として、

・給水車による応急給水訓練
・消防団のみなさまによる放水の実演

体育館においては、
・段ボールベッドの組立体験
・仮設トイレの組立
・炊き出し機「まかない君」の組立

がありましたが、何より、「防災意識調査結果のポスター掲示」や「広域避難所の説明」が、とても分かりやすく掲示されていることに頭が下がる思いでした。

また、市役所の職員で構成される配備職員のみなさまも、いざ…ということを想定して、防災備蓄倉庫やその内部の物品、防災無線・通信機器をはじめ、様々な確認や点検などを行ってくださっていました。


今回の広域避難所の開設訓練には、本校児童の参加もありましたし、「主に参加した子どものために」ということで、“たいやき”を提供してくださる方々もいらっしゃいました。
その中には、手伝いをしている中学生の姿も目にしました。

こうやって、様々な方が安全・安心の地域づくりのために尽力されていることを、本校の子どもたちにも伝えていきたいと感じましたし、ひとりでも多くの子が、実際に参加することで気づくことや気づき合うことも多いと考えます。

いずれにしても、大地震などの災害はいつ起きるかわかりません。
一人一人が自分ごととして捉えていくこと、地域の大人だけでなく、子ども自身も自分ごととして考えていくこと、そのために学校や学校の教育課程でできることは何か、さらに、緊急時の対応で教育公務員としては何ができるのか、どうしていったらよいのか、ということも職員と一緒に考えていきたいと感じる時間でした。

連合自治会長をはじめとした本訓練に携わってくださったみなさま、準備(本当に多くの準備をされたことと推察します…)から当日の運営など、きめ細かな対応につきまして、本当にありがとうございました。

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運動会を終えて 〜感謝の気持ちを込めて〜(10月14日)

まずは、1年生から6年生のみなさん、本当におつかれさまでした。

『テーマに「全力で」とありますが、運動会、全力で取り組むことができましたか。』

と、閉会式で質問しましたが、

「全力出しすぎくらいがんばった。」
「うん!」
「はい!」

といった多くの声やみなさんの反応を感じていました。
実際に、一人一人本当によく取り組んでいました。。

運動会当日だけでなく、練習のときにも、
表現やダンスの上達に向けて、友達と声をかけ合っていましたね。
友達のいいところを褒め合っていましたよね。

「ダンスリーダーががんばっているから、自分もよーしがんばらなくっちゃと思ってるんだ」
と言っている友達もいましたね。

6年生のみなさんは,競技や演技だけでなく、係の仕事を今日もそして事前の準備からひたむきに行っていました。
6年生の黒板には
「みんなでがんばろう」「みんなで楽しもう」とみなさんの字で大きく書いてありました。

みなさんは、それぞれ自分らしく、全力で取り組んでいました。
みんなが、一人一人が誰もが楽しい運動会をめざしてとりくんでいました。
そんな姿をみさせてもらいました。どうもありがとう。

自分に、そして、自分たちに、誇りをもって、どうぞ、思い出に刻んでください。


そして、保護者のみなさま、地域のみなさま、お越しいただいた多くのみなさま、本日は、どうもありがとうございました。

まず、PTAのみなさまには、子どもたちのこの鮮やかな色のテントを購入・増設していただき、おかげさまで、熱中症リスクを気にすることなく行うことができました。

わたしたち大人は、子どもたちの姿から、様々なことを学び、気づくことが多いです。

今日の子どもの姿からも、子どもの可能性は、そして子どもの未来は、無限に広がっているということを感じました。

これからも、どうぞ、みなさんと一緒に、同じ方向を向いて子どもの学びを支えていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。


最後に、保護者の方へのお願いです。
たくさんほめてあげてください。
よく認め、そして、よく話をきいてあげてください。

そして、1年生から6年生のみなさんは
帰ってから保護者の方にたくさん話をしてみてください。


<追伸>

運動会終了後には、本当に多くのみなさまの手伝いをいただくことができました。
こんなに多くの方々に支えられていることを実感するとともに、
この地で働けている喜びを改めて感じながら、片付けをしていました。

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運動会・前日準備 〜教職員編〜

6年生の前日準備・係活動が終わったあとは、教職員による会場設営です。

5年生で流行っていた、風邪やインフルエンザ等も収まってきており、
幸いにも、明日の午前中は「晴れ」予報となっていることから、このままいけば、予定どおりに運動会が開催できそうです。

児童一人一人にとって充実した日になるよう、教職員一同、このあとの最終確認まで気を引き締めて取り組んでいきたいと考えています。

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1年生 下中幼稚園の運動会に参加 〜自然な関わりのめばえ〜

1年生の様子です。

10月12日(木)は下中幼稚園の運動会でした。
来年9月からの1年半、本校の校舎へ一時的に幼稚園が移ってくることから、できるだけ(双方の)子どもにとって滑らかな接続となるよう、日常的な関わりを意識しはじめているところです。

下中幼稚園の運動会は、いわゆる平日開催でしたので、本校にとっては課業日ということであることから、「1年生も玉入れに参加しませんか」という呼びかけはみんなにとって絶好の機会となりました。

子どもたちの関わりだけでなく、事前の担任間での打合せ等をとおした職員間の関わりもありました。

さて、肝心の1年生の様子ですが、写真のように、楽しそうに玉入れに参加していました。
(あれっ?写真からは担任の先生も大活躍の感じにみえますが…。)

「引き分けだった。」
「円の中に入っていてずるい。」
「玉入れ楽しかった!」
「またやってみたい!」

という声のように、発達段階を考えても自分がまずは楽しんでいる感じですね。

園児は全部で8人といった人数の差もあるので、本質的な園児との交流というところは、今後の課題ですが、自然な関わりに向けた大きな一歩であったと感じています。

そして、今後は、本校の児童が幼稚園児を招待するような動きになるのではないかな…と推察しています。

子どもにとっての自然な関わりが、今後もめばえていくといいなあと思いました。

そして最後に…幼稚園のみなさま、貴重な機会をご提供いただきありがとうございました。

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みえにくい力(学力)とみえやすい力(学力)をふりかえる ・・・終業式の話

前期終業式における話を一部ご紹介いたします。


<校長からの話>

おはようございます。
今日で前期が終わり、通知表「のびゆく子」を担任の先生から受け取ります。

1年生にとっては、はじめての「のびゆく子」
6年生にとっては、11回目の「のびゆく子」となります。

みなさんには、今日までの学びをふりかえってほしいです。
と、私は簡単に「学びをふりかえる」と言ってしまいましたが、実は学びをふりかえるって、とても難しいことです。
そのようなときに、参考にしてほしい話をします。

少し難しい話をしますが、学んでできるようになったことや、身についていることを「学力(がくりょく)」ということがあります。

わたしは、「学力」には、
「みえやすい力(学力)」★…別紙フリップ と
「みえにくい力(学力)」★…別紙フリップ があると思っています。

例えば、算数の計算ができるようになった。算数のテストで100点とった、などは、みえやすく分かりやすいですよね。
だから、みえやすい力だと思います。

その一方で、私は、一昨日の水曜日、昼の放送「先生紹介」で、放送委員会の5・6年生から、
「下中小学校の子をどう思いますか?」
というインタビューを受けました。
放送を覚えている人いますか?

そのときに、「一人一人がやさしい」ということと併せて、「あいさつをはじめとして、一人一人が自分なりにできることを一生懸命がんばろうとしている」と言いました。

この「一生懸命がんばろうとしている」というのは、点数にはなりにくいですよね。
でも、やってみようという気持ちや、自分のできることに挑戦しているという姿は、とても大事ですし、こちらの「みえにくい力」があると思っています。

「みえやすい力(学力)」も大切ですが、これからの時代、「みえにくい力(学力)」も、ますます必要ではないかと思っています。
下中小の子は、この「みえにくい力(学力)」について感心すること多いです。

例えば、6年生の姿を思い出してみましょう。

この前期から、4年ぶりに「ふれあい班清掃」がはじまりました。
6年生は、1・2年生のときに「ふれあい班清掃」を経験したことがありますが、3年生・4年生・5年生のときには、ふれあい班清掃を経験していません。

それなのに、6年生になって、いきなりの「班長」です。
普通に考えれば、6年生にとっては、自分のことだけでも大変な状況…ですよね。

それでも、1年生や下級生にそうじの仕方をやさしく教えている姿がありましたし、さらに感心したのは、ごみがとりきれていないな…というところを「自分から見つけて」「最後まで」「一生懸命」、そうじをしている6年生の姿を何人もみました。

「最後まで」とか「一生懸命」とか「自分から見つけて」などは、まさに、点数にはあらわれにくい「みえにくい力(学力)」だと思っています。

6年生、モデルがない中で、大変だったよね…。
やっぱり6年生はすごいと思っています。


登校班の班長や副班長のみなさんだってそうです。

・下級生やメンバーにあわせてゆっくり歩いていますよね
・「少し休憩しようか」「危ないよ」と周りの様子を考えて声かけをしていますね

「よく考えて、自分で判断し行動」している姿です。
まさに、みえにくい力です。
そういう意味では、「自分から進んであいさつする」ということもそうかもしれません。

時間の関係で他の学年にはふれられませんが、1年生から6年生まで、本当に下中の子はいいところがたくさんあって、いい学びをしているなあと思っています。

最初にもどりますが、「学びをふりかえる」ときに、ぜひ、「みえやすい力(学力)」だけでなく、「みえにくい力(学力)」についても、どうぞ自信をもってふりかえりをしてみてください。

このあと、2年生代表、4年生代表、そしてわかば級代表の友達からの話がありますので、よくきいて、受け止めて、自分のふりかえりの参考にもしていきましょう。

これで私の話をおわります。


5年生宿泊体験学習 保護者説明会 (10月3日)

11月9日(木)〜10日(金)にかけて、5年生は「足柄ふれあいの村」で1泊の宿泊体験学習を行います。
この日は、そのための保護者説明会でした。

今まで出会ってきた子どもの姿をふりかえっても、仲間との宿泊…ということは楽しみである一方で、実は不安なことや気になることを抱いている子も少なくありません。
おそらく、保護者のみなさまにとっても同じようなことがあるのではないかと推察しています。

このような場をとおして、様々な情報を共有していくことで、子どもを支えていく大人たちみんなが、同じ方向を向いていけたらいいなあ…と考えています。

今後もご不安なことや気になること等ありましたら遠慮なくお知らせください。


<追伸>

説明会終了後に、何人かの保護者の方から、「熱中症が危険だったので7月の開催ではなく11月でよかった」という話をいただき改めてほっとしたところです。
どうもありがとうございます。

次年度計画の参考にさせていただくとともに、改めて、11月の宿泊体験学習について、安全を土台に子どもにとって充実したものとなるよう、担任や担当職員をしっかりと支援していきたいと思いました。

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もうひとつの職員研修 〜互いに率直・気軽に学び合う場の様子〜

9月29日(金)放課後の職員室の様子です。

30分程度の職員研修…が行われましたが、この日の研修は「もうひとつの職員研修」とも呼べるような感じの研修が企画・運営されました。

というのも、教職員は個々が異なった専門分野を学んできていることが多いので、「実は…」というような特技や指導方法などを身に着けている職員も少なくありません。

そんな、知識や技能などを互いに共有し合おう、日ごろの悩みを語り合って解決の糸口を見出していこう…という職員のよびかけで、今回はじめて実現した研修です。

第1回となる今回は、子どもが楽しんで活動できるゲームや活動(難しくいうと…構成的エンカウンター)などを、実際の活動をとおして体験していきました。

そして、今回の講師は、2年生担任と3年生担任の職員が務めていました。

笑いあり、気づきあり…のやっていても見ていても楽しい30分でした。
大人も子どもと同じように、楽しいから学ぼうと思うのかもしれませんね。

放課後にも、職員は多くの業務がありますので、あくまで希望参加型の研修になりますが、今後も定期的に開催されるそうですし、こういった場を、校長としても大事にしていきたいと思っています。

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パワーアップ研修 1年生・国語

小田原市が主催している教員研修のひとつに「パワーアップ研修」があります。

教育実践の工夫改善に積極的に取り組んでいる意欲ある教員に対し、学校訪問による個別的な研修を実施し、一層の指導力向上と教職に対する情熱を高めることをねらいとして行われています。

おおよそ、経験年数3〜10年程度を経過した教員のうち、本人が研修受講を希望していることや、市教育委員会が主催する運営委員会での承認を得ること等、様々な条件を満たした小田原市全体で十数名の教員が受講している研修です。

年間5回程度、市からの研修相談員が来校し、受講者の授業や学級経営を観察し、その後、授業者との対話や指導・助言等をとおして、教員の総合的な資質・能力の向上を図っていきます。

その際、受講者は、自身が課題としていること等を中心に、テーマを個別に設定し、日常的な実践を図りながら、年間を通じて研修を行います。

大変な研修ですが、代々の受講者のヒアリングでも、「自身の成長と併せて、子どもが学びに向かう姿の変容も実感している」ということを多くの教員が残していますので、本年度、1年生の担任が本研修を受講していますが、さらにパワーアップし、子どもに還元されることを期待しています。


※ 9月28日(木)が本年度の第3回の研修日でした。


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学校行事
2/5 朝委員会 | 読み聞かせ(1−4年) | 英語専科
2/6 委員会活動[4] |(6年)児童生徒のSOSの出し方に関する教育9:15〜11:45各教室
2/7 国語タイム29 | あいさつ運動
2/8 情報 | 英語専科 | ICT支援員来校
2/9 算数タイム28 | PTA常置委員会引継ぎ会14:00
2/11 建国記念の日 |

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