4年生 災害の備えについて地域の人に話を聞こう 〜4年学年だよりから〜
12月11日(月)
橘北地区自治会連合会会長にご来校いただき、地域の災害への備えについて教えていただく機会がありました。 12月の授業公開日(12月1日)に、学校内にある防災倉庫を調べた際、中の道具について少し教えていただきましたが、今回は子ども達から出ていた避難所に関する疑問に答えていただき、さらに校舎の外にあるもう一つの防災倉庫(そして災害用の耐震性貯水槽)を紹介してもらいました。 子ども達が出した避難所に関する疑問は学年で合わせると55個もあったのですが、全て文面で回答してくださり、その上で直接、お話もしてくださいました。 <質問> 家族と離れ離れになってしまったらどうするのですか? <回答> できるだけそうならないように普段から家族と待ち合わせ場所、連絡方法を話し合っておきましょう。 また、離れ離れになった際には組長さんや近所の人、お友達と連絡が取れるように日々のお付き合いや挨拶をする習慣を大切にしましょう。 (一人のときは下中小に駆け込みましょう。避難所運営委員である自治会長さんが保護者の方を探してくれます。) <質問> 災害発生時に子どもの自分にできること、手伝えることはありますか? <回答> みんなには力があって、みんなの笑顔や元気な姿は被災している人たちに勇気を与えてくれます。避難所の運営では避難者への声かけ、配食などお手伝いしてもらうことはたくさんあります。 ちょっとしたことでもお手伝いをしてもらえると避難所が明るくなりますし、君たちの元気を多くの人に届けてください。 他にも興味深いお話がたくさんありました。 子どもの「もし、〇〇だったら」のどの想定に対しても、「工夫して対応します」と道具や環境がなければ終わりではなく、ないからこそ工夫していく必要があるし、選択肢は作っていくものだという姿勢を一貫して感じ、とても心強く感じました。 避難所の運営は基本的に、避難者自身です。 今回の学びを通して、いざ災害にあったときに地域を支える一員になってほしいなと思いました。 4年生 四季祭り…そして今年もありがとうございました 〜4年1組学級だよりから〜
以前、学級通信でお伝えした隣のクラスのお楽しみ会がうらやましくて企画したハロウィンイベントが形を変えてついに開催されました。
名付けて「四季祭り」。 ハロウィンの時期でもないので名前と趣旨を変えたそうです。 準備にあたっては、様々な外部講師の先生との授業や校内の行事の合間を見つけながら、カラオケ大会担当と宝探し担当に分かれて企画者の子達が準備を進めてくれました。 カラオケ大会担当は、事前のリハーサルも行いながらどの位置にスピーカーを置くか、音量はどの程度にするのか、参加者はどこから見るのか、一緒に歌ってもいいのかなどを考えてくれました。 宝探し担当は、宝を探す時間は何秒にするのか、いくつの宝を探す場を作れば時間内に終わるのか、プレゼントは誰がどれぐらい作るのか、どうやってプレゼントを渡すのかなどを考えてくれました。 当日は、企画者から今回のイベントの目標 「楽しいことをクラスみんなでやって、クラスみんなとの仲を深めたい。」 を伝えてもらった後に宝探し→カラオケ大会と行いました。 どちらも初めてのイベント内容でしたが、運営する側も参加する側もお互いが協力しながら素敵な時間を作っていました。 カラオケ大会では、出演立候補者の5人が歌ってくれました。 担当の子達が音楽専科の先生から事前に許可を得て、タンバリンやカスタネットなどを借りてきてくれたことで一層盛り上がりました。 最後は、クラス全員で運動会のダンスを踊って終わりました。 「めっちゃ楽しかったー!」 という声も聞こえました。 クラス25人全員で企画者の子達が立ててくれた目標が達成できたのではないかなと少し涙ぐみながらカメラを撮っていました。 企画してくれた子、企画に参加してくれた子、どちらにも感謝しています。 今年は4年生ということもあり3年生のとき以上にそれぞれの個性が出て、様々なことがありました。 子ども達の経験してきたこと、乗り越えてきたこと一つ一つに大きな価値があります。 ご家庭での支えがあったからこそ、ここまで来れました。 今年も大変お世話になりました。 ありがとうございました 4年生 朝の時間の様子
4年2組の様子です。
「お楽しみ会」の準備をしています。 折り紙での作品の作り方を学習用端末で調べたり、仲間で試行錯誤したりしながら活動しています。 それまでに、学級会などをとおして考え話し合っていることで、自分ごとになっているのでしょうね。 4年生 朝の時間の様子
4年1組の様子です。
一人一人がタイピングのソフトウェアを活用して練習しています。 学習のまとめや調べ学習などに学習用端末を活用することで、手段の幅が広がることを日常的に実感しているのでしょう。 「しーん」とした雰囲気のなか、意欲的に一人一人の状況に応じた課題に向き合っています。 なお、ローマ字を学ぶ学年である3年生以上の学年では、学年ごとに一応の目安となる「タイピングの文字数・はやさ」を設定して取り組んでいるところです。 4年生 地域の魅力を発信するために・総合的な学習の時間 〜4年1組学級だよりから〜
地域の魅力を発信するために下中座の方々に協力を得ながら様々な準備を進めています。
下中座の歴史について調べてまとめている人もいれば、下中座が使っている人形の使い方を学習している人もいます。 ちなみに人形を直接扱った学習をしている人たちのグループは3つあり、3つの動作を練習しています。 この3つの動作が上達し、うまくできるようになった際にはこの3つの動作を含めたオリジナルストーリーを立てようと相談しています。 どこまで成長していけるのか楽しみにしています。 4年生 社会科「災害に備える町づくり」現在、 「災害に備える町づくり」の単元の学習をしています。 12月1日(金)の授業参観時には、橘北地区連合自治会長さんが来校し、校舎内の防災倉庫についてていねいに説明をしてくださいましたが、今回は、運動場のスロープ下の駐車場にある防災倉庫を案内してくださいました。 炊き出しの道具や、トイレ、チェーンソーなど、たくさんのものが入っていました。 また、耐震性貯水槽(飲料水兼用)についても、わかりやすく説明してくださいました。 子どもたちは、大きなマンホールの重いふたを開けて中を見せていただいたので、 「すご〜い!」と興味深々に中をのぞいていました。 子どもたちの質問にも一つひとつていねいに答えていただきました。 子どもたちは、 「災害時には、地域のお年寄りの方等を助けたい!」という気持ちになったようです。 「地域の大人より、小学生の方が、ずっと詳しく学習していてすごい!」と連合自治会長さんにほめられました。子どもたちが、地域の大人の方にも学習した内容を広めてくれたらよいなと願います。 4年生 国語「ごんぎつね」でのごんへの手紙を紹介します 〜4年2組・学級だよりから〜
11月に始めた国語「ごんぎつね」という教材文を使った学習。
担任も休み、欠席者も多くなり、途中で一旦中止しましたが、先週末に読み終えました。 「ごんはなぜ何回もくりを届けるのか?」 「加助と兵十についていったときの気持ち」 「ごんと兵十にとってハッピーエンドか?」 という問いについて考えました。 授業の様子をたくさんの先生方に見てもらう時間もありましたが、どの時間も、ごんの気持ちを想像することを楽しみ、ごんに向けてステキな手紙を書いていました。 保護者のみなさま、音読を聞いてくださり、ありがとうございました。 【「ごんと兵十にとってハッピーエンドか?」(ごんに向けて手紙を書きました)】 ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドか考えたよ。ハッピーエンドではないかもね。だって、うたれる前に気づいてほしかったと思うよ。でも大丈夫だよ、兵十だって心の中であやまっているよ。半分はハッピーエンドだよ。最後には気づいてくれたよ。もう大丈夫だよ。 ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドかを考えたよ。私は、ハッピーエンドだと思ったよ。そうじゃないかもしれないけど、気づいてほしかったなら、気づいてもらってよかったね。兵十は、つぐないをしてくれたからゆるしてあげてね。天国でお幸せにね。ひとりぼっちじゃなくなるといいね。 ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドか考えたよ。君は死んじゃったけど、やさしいことはみんなに通じているから、天国でのびのびしてね。だから、ぼくは、ハッピーエンドだと思うよ。 ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドかを考えたよ。ごんは、毎日くりや松たけを持って行ってるのに気づいてもらえなかったけど、兵十に見つかってじゅうでうたれたけど、兵十に最後は気づいてもらえてうれしかったし、悪いきつねじゃないって気づいてもらえたからハッピーエンドだと思ったよ。 ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドか考えたよ。ハッピーエンドだと思うよ。ごんがいいきつ ねだと兵十が村の人に伝えたよ。天国で兵十と仲良くなってがんばって!そして、兵十とやりたかったことをやってね、ごん! ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドかを考えたよ。多分ごんはハッピーエンドだと思います。なぜかというと兵十がこの話を広めたというつぐないをごんにしてあげたから、ごんがいいきつねだとみんなが知れたからごんにはハッピーエンドだと思います。ぼくは、ごんが大好きです。 ・ごんへ 今日は、ごんにとってハッピーエンドかを考えたよ。ごんは兵十にうたれて亡くなっちゃったけど、君は幸せだったんじゃないかな。あの後、兵十は、君をうったつぐないに、その話をみんなに広めたんだ。天国でたくさん友達作ってね。 4年生 子ども達が自分達で学び合う授業 〜4年1組・学級だよりから〜
先週はご多用の中、参観ありがとうございました。
1時間目の授業は算数だったのですが、教科を選んでおきながら私自身がかなり緊張をしていました。 その理由はほぼ45分間全てを子ども達が自分達で学び合う授業の形をとったからです。 教師である私が黒板の前に立ち、授業の流れを決め、子ども達に質問し、受け答えをしながら45分間進めていくという時ももちろんありますが、最近、国語や算数では自分達で学習を進める機会を増やしています。 ですから、そういった授業でのお子さんの様子というのを見てもらおうと思いました。 しかし、夏の教育相談やこの学級通信の中で、「子ども達が学び合う」という説明をしたことがありましたが、実際に様子をそのまま見ていただくことは初めてだったので緊張していました。 様々な価値観がありますので感じたことは保護者の方にとっていろいろあったのではないかと思います。 今回は、できるだけ参観してくださった保護者の方一人ひとりにお子さんの最近の振り返りの内容と頑張っていることをお伝えしようと、話しかけることに努めていましたが、全員に声をかけられませんでしたし、少ししかお伝えできなかったときもありました。 申し訳ありません。 なぜ、このような形の授業を増やしているのかの理由は沢山あり、書ききれませんが、少しだけ書くと… ・わからないときに「わからない」「教えて」など自分から言って協力する力をつけてほしい ・友達に説明をする中で、自分が分かっていることや本当は分かっていないことに気づいてほしい ・自分の得意なことが他の人にとっての苦手なこともあり、助けることや役に立つことを実感してほしい ・学ぶときに、どんな学習内容を選び、どの順番で、誰と、どのように学ぶことが望ましいのか、また望ましくないのかという自分を知る機会をたくさん得て、自分自身を知ってほしい などがあります。 そのために、やらせっぱなしにするのではなく振り返りを書いてもらい、子ども達を把握し、その子にあったアドバイスをすることを努めています。 まだまだ子どももそして私自身も未熟な部分はありますが一歩ずつ今の地点より成長できるように、経験を積み重ねていきたいと思っています。 |
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