平成27年度 お世話になりました

本年度の修了式を迎えました。新任の校長として、走り続けてきた1年間でした。
今日は、卒業式での「校長の言葉」より一部を抜粋して掲載します。卒業生への想い、在校生への思いを込めて挨拶しました。
【卒業式より】
 新たな門出にあたり、卒業生の皆さんに、はなむけの言葉として、一つだけお話をします。こんな言葉を紹介します。それは、「今から。ここから。自分から。」
「今からです。」君たちには前途洋々たる未来が開けています。この三年間、努力をし、数限りない思い出を築いてきたことと思います。それは宝のように大事にしてほしい。と同時に、過去の栄光にとどまることなく、自分の今とこれからの未来を力強く切り開いてほしいと思います。今この瞬間、未来へ向けて新たな自分の歴史をスタートする、といった気概を持ってください。大事なのは、今からです。
 次に、「ここから」です。中学校を卒業する。今度は自分で決めた道を進むこととなります。自分で選択した道とはいえ、辛いこと苦しいことにぶち当たる時が来ます。もっとあちらの方が良かったのではないか。あそこの方がもっと幸せだったのかなと思う時が来るかも知れません。でも、自分の選んだ「ここ」で生きるのです。ほかが良いと思えることがあるかも知れない。でも今いる「ここ」が一番だと思って、ここから離れずに踏ん張ってほしいと思います。
 そして、「自分から」です。君たちは、これから中学校時代の友人に加えて、多くの人と出会うと思います。新たな人間関係を築くコツ。それは、自分から声をかけることです。自分から挨拶をしてみましょう。相手から声をかけられるのを待つのではなく、自分からです。どうか、より一層の人間関係を、良き親しい友人を作ってください。
三日前の三月十一日、東日本大震災からちょうど五年となりました。あの震災後、みなが大切にしようと思った言葉があります。それは、「絆(きずな)」でした。人と人ととの絆。それは、人から与えられるものではなく、自分から絆を結んでいこうとする気持ちが大事ではないでしょうか。「自分から」です。
 この三つ「今から。ここから。自分から」です。是非覚えておいてください。

 アメリカの詩人、ホイットマンの言葉を贈り、結びと致します。
「わたしにも 誰にも あなたに代わって 道を歩くことは出来ない 自分の道は 自分で歩くほか ないのだ」
 このようにありました。
いよいよこれから、自分で決めた道を歩き始めます。
一歩一歩、確実に、自分の足で力強く、歩いて行って
ください。自分の人生です。自分らしく切り開いて行きましょう。
では卒業、おめでとう。いつまでもお元気で。素晴らしい人生を歩んでいくことを祈っています。
 
3月14日(月)「学校の顔」である3年生が卒業しました。
卒業生1人1人の顔は、本当に晴れがましく、輝いていました。
そして本日、3月25日(金)、修了式を終えました。1年生、2年生も素晴らしかったです。城南中学校で過ごした1年間は、最高でした。
皆さんに感謝したいと思います。ありがとう。 

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学校行事
4/4 部活動中止 学習相談
4/5 着任式 始業式 入学式 部活動終了18:00(〜4/30)
4/6 離退任式